2004年08月04日

スマトラレポート(4)

おっと、気がついたら4日ですか。
先週の週末はフルムーンパーティin長野。
須玉インターから50分ぐらい峠を越えたとこにあるキャンプ場。

気温が17度だった。到着は夜中の2時。
友達が新車を壁にぶつけて、さらに溝に突っ込んで抜けなくて4時間待機してたから。もぅ。

TravelLogの仕様を変更。
サムネイルから選べるようにしました。

さてはて、スマトラレポートの続きでも。忘れんうちに。

─つづき─

友達と順番にキャリー→クーラーボックス→キャリーと交互に運んだ。
焦って運ぼうとするとサンダル履きの足に荷物が当たって泣きそうになる。素足だと辛い。

トーチが雨で濡れて射光距離が短くなってきた。
途中、砂利道でキャリーに乗っけていたテントとビールがずれて落ちてしまい積み直す。

ショック。

体内のパワーというパワーが萎み始めたのに気がつく。
まだ設営もしていないのに。それでもなんとか気力を振り絞って載せ直し、
テント立てる土地に到着。

雨は止みそうにないからお疲れちゃんということでビールで乾杯。
よーしっ、腹も減ってきたので、友人夫妻が持ってきた魚の干物を大活躍中の「七輪君」で焼く。

すぐ、あたりに干物独特の海の恵みのような懐かしい香りが漂い、もう我慢がならなくなる。

「いっただきまーす」
コッテリと炭火で焼けた青魚がビールに超合う。
う、旨い。どんどん焼けるからバクバクみんなで食べる。
さっきの疲れなんてどっかにいってしまったよ。塩味が効いているのでどんどんビールが進み、
ふと気がつけば雨が止んでいる。

「よぅし、サクっと建てちゃうか」
「そうだね」

酒が入っているから景気もいい。
いつもこのテント(テントは2種類あって、3人用の“サルでも建てられるシリーズ”と今回持ってきた“いつになっても要領が掴めないパニックテント”)は、混乱に混乱を呼ぶテントでまるでアウトドア界の石原裕次郎のような存在で、嵐を呼ばないにしろ、まともにすんなりと建てた試しがない。

けど、まあ、いいや、もう酔っ払っちゃいるし。

えっとぉ、このフレームが前部屋につけて、このフレームが地面に向けて、
なんて言っていたらなんとものの10分程度で建ってしまった。

わおっ、ウソみたい。思わずの出来事でみんなできゃっきゃ叫ぶ。
それからというものすんなり搬入も出来て、短い期間ながらのかわいい我が家の出来上がり。

さーて、今回のメインはサザエの壷焼きと豚トロと鳥の手羽の炭火焼き。

翌日は、こじか君のお土産の比内鶏の凝縮スープと荒木家が準備した佐野生ラーメンを合わせて作る冷やしラーメンと、具だくさんスープ(ホントはせんべい汁なるものを作る予定だったけど、せんべいを忘れた)。

なのでサザエを焼く。じわじわと炭に当てられたサザエから香ばしい潮汁が沸いてきたので、
そこにちょこっと日本酒と醤油をたらす。
そうすると、また潮の強い香りが余計に漂い、居ても経っても居られなくなる。
自然と唾が出てきて、いつ焼けるかばっかり考えちゃう。
そーっと汁がこぼれないようにサザエをまんべんなく動かす。

「焼けたよぉ。」
そんな声とともに一気に食べた。
旨すぎだ・・・。

テント、山、パーティ、すきっ腹。確かに条件も申し分無いけれど、
それを差し置いてもコレはちょっと筆舌に尽くせないわ。
幸せってこういうことだぜ、きっと、うん。

少し寝て踊りにでも行こうかね。

─アルカディアにも行ったし、それもレポートしようか、しまいか─

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投稿者 ko : 2004年08月04日 21:04
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