一年の計に開高健の言葉を抜粋。出典:「旅人 開高健」
人間は
こうでなくてはイカンのだ
「上を見て 生きる、下を見て 暮らす」
ほとんどの人はその逆の生き方やねン
上というのは志のこと
下とは生活ということャ
一年の計に茨木のり子の詩を抜粋。出典:「自分の感受性くらい」
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
一年の計にマザーテレサが好んだという聖人の詩を抜粋。出典「アッシジの聖フランチェスコ」
主よ、あなたの平和をもたらす道具として、私をお使いください。
憎しみのあるところには、愛を
不当な扱いのあるところには、一致を
疑惑のあるところには、信仰を
誤っているところには、真理を
絶望のあるところには、希望を
暗闇には、光を
悲しみのあるところには、喜びを
もっていくことができますように
慰められることを求めるよりは、慰めることを
理解されることよりは、理解することを
愛されるよりは、愛することを
求める心をお与えください
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一年の計にマイケル・J・フォックスを抜粋。出典:「ラッキーマン」
神様、
自分では変えられないことを受け入れる平静さと、
自分に変えられることは変える勇気と、
そしてそのちがいが分かるだけの知恵をお与え下さい。
一年の計に大聖寺暁仙和尚を抜粋。出典:「親父の小言」
火は粗末にするな
人には腹を立てるな
恩は遠くから返せ
人には馬鹿にされていろ
年忌法事は怠るな
家業には精を出せ
働いて儲けて使え
人には貸してやれ
女房は早くもて
ばくちは打つな
大めしは食うな
世話やきにこるな
火事は覚悟しておけ
戸締りに気をつけろ
拾は届け身につけるな
何事も身分相応にしろ
神仏はよく拝ませ
人の苦労は助けてやれ
大聖寺暁仙僧上為
朝はきげんよくしろ
風吹きに遠出するな
年寄りはいたわれ
子の云うことは八九きくな
初心忘れるなかれ
借りては使うな
不吉は言うべ可ら須
難渋な人にはほどこせ
義理は欠かすな
大酒は飲むな
判事はきつく断れ
貧乏は苦にするな
水は絶やさぬようにしろ
怪我と災は恥と思え
小商ものは値切るな
産前産後大切にしろ
病気は仰山にしろ
家内は笑うて封せ
一家繁栄胎之青嶺
さればとて墓に着物は着せられず
平成十六年です。無事にあけました。
おせちもお雑煮も食べました。年賀状も頂きました(書かないと。。)。
ミカンも食べて猫も撫でました。
すごろくも・・(以下、略)
そんなわけで、正月は楽しかったです。わーい。
一年の計に宮沢賢治を抜粋。出典:「雨ニモマケズ」
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼうと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい
わたしもそういうものになりたい。