2007年10月31日

SPACED DOLLS

・SPACED DOLLS(Audio Active : DREAM MACHINE 2000)

90年代初頭に現在のメンバー体制が整いつつあったというAudio activeは、94年にイギリスのチャートで上位にランクインをするなど海外で好評ある日本のダブバンドである。

煙たくて重たい幻想的な特徴を持ち、徹底的に瞑られる彼らのサウンドに乗っかるのは、THA BLUE HERBのBOSS THE MCのリリック。言葉とは何か。BOSS THE MCはいつも僕に対してそういう疑問を与えてくれる。

3曲目のScrew Drymerがそれだ。

覚悟して聴いたほうがいい。クラクラするだろう。他の7曲もすべていまでもフロアで流せる。けじめのある上モノに畳み掛けるように繰り広げられる深いドラム。いまから7年前のアルバムだけれど決して色褪せない。

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2007年10月30日

Aphorism [江頭2:50]

目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい。


江頭2:50(お笑い芸人)

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2007年10月29日

禁酒生活

12月14日に健康診断を受けるので約1ヶ月の間、禁酒することにした。

肝臓を休め、バランスの取れた食生活をし、一夜漬けならず一ヶ月漬けの即席ヘルシー人間に変貌しようと考えているのである。もちろん検診結果で良いスコアを出すためだ。

半年以上も前から「なるべく早く検診して下さい・・」という会社から再三要望されていたそれをすっかり忘れていたので、ついに決めた。

僕も含めて世間全体が、12月の年末は恐らく忘年会のラッシュ、お正月は新年会のラッシュである。

だから12月の後半や年明けは残念な結果になりそうだということは容易に想像ができる。それでいてパーティのオファーもあるだろうから─僕はだいたいがカウントダウンやニューイヤーでパーティのハシゴをしてしまい朝まで踊り狂うパーティナッツ(パーティ気違い)になる傾向がいまだにある─、健全な身体で挑むとなると12月14日以外には選択肢がないんじゃないかと思うのだ。

*
*

そもそもこのアイデアは会社の同僚の案で、彼は実際に3ヶ月の禁酒をして肝臓系統で良いスコアを出した。ただし、禁酒しすぎたせいでストレスが溜まり、胃の方面の数字が伸び悩み、2次検査に至った。

僕は何事も中途半端な性格なので辛抱強く3ヶ月を耐え抜く器量なんて20世紀の頃に置き忘れてきちゃったから1ヶ月にした。つまりは11月14日からお酒は飲まないしカロリーも控えるし、1つ前の駅で降りて運動しちゃうぐらいを敢行するのだ。

ところがである。11月14日はまだまだ当分先だからという奇妙な安心感がそうさせたとしか思えないが、先週末の土曜に3軒ぐらいハシゴしてすっかり記憶をなくしてしまった。たいていの健忘した翌朝がそうであるように、目覚めた直後に自己嫌悪に苛まされた。「何を喋って何処で何をしていたのか全然憶えてねー」である。

最近は、DJをする前はオファー次第で、友達と待ち合わせし、近所の焼とん屋で1杯呑んだり串をつついたりしている。台風が荒れ狂う先週土曜は友人カップルと僕の3人で<4時空き>の焼とん屋に入った。

生ビールで乾杯し、キンミヤという焼酎をシャーベットにして凍らせたジョッキにホッピーを注ぐ<シャリキン黒>で喉を潤おし、芋焼酎のお湯割りを呑んだ。まだまだ意識はしっかりしていたので2軒目を目指し河岸を変えた。近所のネパール屋は裏メニューと称してメニューに載っていないツマミを出してくれたり、サービスでいろんな食事を出してくれるシャンティな店で大変気に入っている。ここでククリラムというネパールのラム酒を2杯ロックで呑んだ。

で、この店を出た記憶がないのだ。

どうやら友人曰く「いまから表参道行くぞー。オラァ」とわめき散らし、日本シリーズを観たくて台風だし帰りたいという2人を無理やり表参道に連れまわしたとか。

電車の中で奇行をしたバカ外人がネットで話題になっているけれど、僕はどうやら同じ時間帯の別路線で、車内で用を足そうとしたり椅子の上にあがり傘をギターに見立ててロックスターのまねをしたり「森末、金です。金メダル取りました!!!」と絶叫しながら吊革で懸垂したらしい。

近くにねらーが居なくて助かった。今頃きっとYoutubeでバカ面引っさげた僕の動画がアップされていただろう。

表参道?何を回して何を話してどうやって帰ったかたぶん一生思い出せないと思う。

そんなわけで、反省の意をこめて、11月14日といわずに今日から禁酒します。

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2007年10月26日

夢の行方

弟と妹が双子で所謂<としご>だったので─親としては想定外だったらしい─物心がつくまでは田舎のおばあちゃんのところに預けられていた。

そのせいか、いつまでもおばあちゃん子だった。春夏秋冬、四季を通じて甲府の田舎で暮らした。

秋も深まる季節になると、つまり落ち葉が舞い落ちる季節になると、大きな庭で枯葉を集めて畑で焼き芋をしたりした。落ち葉の暖かい炎をともに煙が空高く舞い上がり、おばあちゃんは一緒にしゃがんで童謡を謳ってくれたのを憶えている。

「焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き。あーたろうかあたろうよ・・」と。

だから有名な落ち葉という童謡を聴くと、幼少の頃の落ち葉焚きの目に染みる煙と、ホクホクの黄金色の焼き芋がアルミ箔から覗いているという情景が思い浮かぶ。

さて、最近知った豆知識によれば、この歌の発祥となった土地が中野区新井薬師にあるらしい。西武新宿線新井薬師駅近くだ。そんなに遠くはないので、いつか訪れてみたいと思う。

そして突然だけれども、今朝、夢に亡くなったおばあちゃんが出てきて、おばあちゃんはどういう理由だったのか思い出せないけれど淋しそうにしていた。だから僕も起きた時にはひどく哀しかった。もう大人だから泣くのは我慢できるけれど、それでも哀しかった。なぜだか分からない。

久々に帰省でもして、近々、お墓参りに行こうと思う。

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2007年10月25日

黄色い涙

・永島慎二 「黄色い涙」

2005年に逝去された永島慎二の「若者たち」がNHK銀河テレビ小説でドラマ化されたのは30年前の話。時代は移り変わり、ジャニーズの嵐という若者が映画版で演じることになったのが2007年。そのオリジナルの漫画である。

中央線阿佐ヶ谷駅近くのボロアパートで肩を寄せ合うように日々を過ごす若者達。昭和40年代のアンニュイな空気。

自分の夢を追いつつも現実とのギャップは広がる一方で焦燥ばかりが募る。それでも画家や小説家、漫画家や詩人など、夢を目指す友と笑いあい、ときには喧嘩をして互いを励ます。お金は大事だけれどもっと大事な何かがあるはず。明日食べるお米がないくらい貧乏なのにガムシャラになれる毎日。

読み終えるとなんだか一つだけ歳を取ってしまった気持ちになり、昔一緒に無茶をした友人達に連絡を取りたくなる気分にさせてくれる。そういえば、僕もアイツ等も同じように何かに飢えていたっけ。みんな何処に行ったんだろう?

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2007年10月24日

田舎も世知辛い

鳥取県の総人口数が都道府県で最下位になったというニュースが流れていたので、東京はどうなんだろうと気になり調べてみた。

そしたら驚いたことに、面積は60パーセント足らずというのに総人口数を比較すると20倍なのである。もちろん東京が。

23区にいたっては、面積は鳥取県の17パーセントで総人口の割合は13倍。ここまでくると何がどうなっているのか数字だけじゃ分からなくなってくる。げに恐ろしき、東京都。

<東京都>
面積 2187平方キロ
総人口 1280万人


<鳥取県>
面積 3507平方キロ
総人口 60万人


<東京23区>
面積 621平方キロ
総人口 800万人


土日に歓楽街に出歩く自分が悪いのだけれど、感覚的に評価しても、たしかに10年ぐらいで劇的に新宿や渋谷の混雑っぷりは加速している。まさに歩けないぐらい混雑しているのだ。

僕が高校生の頃は土日に渋谷をブラブラするぐらいの余裕と言うか、街自体には隙間があったと思うけれど、いまはそんな悠長なことは言っていられない雰囲気である。

ナントカ線とかホニャララ線が主要駅へのアクセスを可能にしたので、昔に比べたら足を運びやすくしているんだろう。人口だけじゃなくていろんな要因が街を飽和状態にしている。

*
*

東京に上京した人がまず真っ先に都会の洗礼を受けるのは電車のラッシュである、というのは大抵誰もがよく聞く話だ。電車を降りても昼も夜も区別無く車が走り、のべつなく人の往来がある。

ところが都心から離れてちょっと秩父あたりの地方に出向くとガラリと様相が変わる。

某年某月の夏休みに秩父に行った時のことだ。大抵の旅館がそうであるように、僕が泊まった旅館も例外なく夕飯の時間が18時ぐらいだった。真夏の18時はご存知の通り夕刻らしくないので、蝉がいつまでも鳴いていて、昼間の太陽がまだ沈まずに最後の暁を振り絞っている。

15時ぐらいだっただろうか、山頂にある喫茶店で珈琲とチーズケーキを食べたから、さほどお腹は空いていなかった。

山で採れた新鮮な山菜天ぷらで有名な温泉宿ということもあり、僕は女将に少し散歩して食事をしたいから18時半に延ばしてもらえるようお願いした。もちろん女将は快諾し「それでしたら18時20分から天ぷらを揚げますので、お部屋でお待ちください」とお辞儀をした。そういう宿なのだ。

*
*

僕は古い街道の景色を眺めながら30分じっくりと散歩したのだけれど、期待とは裏腹に散歩すればするほど妙な胸騒ぎが沸き起こり落ち着かない気分になった。

その違和感は最初は気がつかなかった。思い過ごしかもしれない、そんな風にも思った。

だけどもいつまでも払拭できない奇妙なしこりのように留まるので、歩きつつそれについて考えていたら、どうも街道に原因があることが判明したのである。

普段、人の往来が皆無である通りを歩くことがないので、歩いても歩いてもシンと静まり返っている街の様子に不慣れだったのだ。このあたりでは日常的光景かもしれないが、左右前後に誰も居ない状態で往来を歩くことに慣れていないと、スティーヴン・キングが書く小説の世界に紛れ込んでしまったような奇妙な浮遊感に包まれてソワソワしてしまう。

自己確認できないバッドトリップみたいな感覚である。

結局、ヘトヘトになりながら宿に戻り、何処の部屋からとも聞き分け出来ない程の小さく零れる談笑を耳にして自分以外の他人がいることに安堵感を憶え、ようやく一息ついた。

都心か田舎か。どちらが好ましいのだろう?

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2007年10月23日

歌舞伎町「味千拉麺」

熊本県が本家の「味千拉麺」が、不夜城として有名な歌舞伎町にオープンしたのは2006年の話である。アメリカ、中国、台湾、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、オーストラリア、カナダと世界を股にかけて次々と展開しているのは熊本では有名だという。それぐらい勢いがある店、ということなのかもしれない。

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写真は味千ラーメン うまか味*50食限定(730円)

白濁の豚骨スープに千味油と呼ばれる褐色のタレが遠慮なくどんぶりを覆っている。

このタレが随一のコクを醸し出し、丁寧に炊かれた豚骨スープに相乗効果をだし、旨味が二重奏になる。蓮華で啜るとなかなかクセになる味わいだ。麺は中太麺で、濃いスープに程よく絡んで塩梅がいい。個人的には「もう今日はどうしても豚骨が食べたいのよね」という居ても立ってもいられない気分で<豚骨スイッチ>が入っちゃったときに暖簾をくぐりたくなっちゃう店だ(自分が初めて食べた豚骨が桂花ラーメンだったので、熊本系を美味しく感じる傾向にある)。

ところで、歌舞伎町は駐車取締りが民間に委託されて以来、環状線沿いの有名ラーメン店がぞくぞくと移転している街である。すっかりラーメン戦争状態なのだが、これといって贔屓にしたい店がないのは残念である。そんな中で熊本系豚骨の「味千拉麺」は、ポイントが高いかも。

味千拉麺 新宿歌舞伎町店
新宿区歌舞伎町1-17-7 リカムビル
11:00~28:00
無休

味千ラーメン --\500
阿蘇高菜ラーメン --\600
パイクー麺 --\880
チャーシュー麺 --\800
全のせラーメン --1000

チャーハン --\550
高菜チャーハン --\600
おにぎり --\100

HP

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2007年10月22日

朝霧マジック

よく聞く話にあるように、日本以外の諸外国─とりわけアジアやアフリカ中近東─で、喉が渇いたからといって蛇口を捻りゴクリゴクリと水道水をじかに飲むと、のべつなしに数時間後には便所に駆け込むことになる。噂でも誇張でもなく、実際に旅の空では起きて不思議じゃないエピソードだ。

蛇口からでてくる水は一般的にローカルウォーターと呼ばれて、衛生事情が好ましくない地域にいたっては旅人に限らず現地人ですら煮沸しないと口にしない傾向にある。

そういうわけでペットボトル入りの水は決して手放せない存在になる。これはミネラルウォーターではなく、煮沸したいわば<衛生的>な飲み水で、ドリンキングウォーターと呼ばれている。ラベルにも「DRINKING Water」と書いてあるはずだ。もちろんミネラル成分が含まれていないから廉価な値段で購入できる。

清潔大国の日本から第三国に入国すると、なんといっても衛生関係でカルチャーショックを受けること間違いないので、小心者の旅人は歯磨きするにもこの「DRINKING Water」を使用することになる。ところがやがて「ん?もしかしたらそんなに大袈裟じゃないんじゃないか」と安堵感が漂い、歯磨きぐらいだったらとローカルウォーターを使うようになる。まあ、それぐらいだったら平気だし、国によっては免疫が出来てしまえば、うがいぐらいだったら大丈夫なのだ(という発想のもと、ローカルウォーターを無謀にも飲み続け感染症にかかった旅人を僕は知っている)。

カルカッタの木賃宿が立ち並ぶサダルストリートには海とも山とも見分けがつかないバックパッカーがウヨウヨしていて壮大な見応えがあるのだが、その中心に位置するパラゴンホテルは、オールドヒッピー世代の時代から愛された安宿で、パラゴンのドミトリーに数ヶ月居座っているという輩が雨後の竹の子のようにいる(そのドミトリーは結核病棟を思わせた)。

もちろんロクに金を持っていないので、彼らはローカルウォーターをごくごく飲むのだけれど、これは非常に不衛生で肝炎の発症率がグンと高くなる。とある旅人がペットボトルに入った水をくれたので随分と気前がいいなぁと思っていたら、水道水を入れ替えた代物だったと判明して眩暈を起こした。彼らは不衛生・不健康・不真面目をモットーにしているからすぐに肝臓系を壊し、肝炎に罹りやすい。コホコホと不吉な咳をしては「LIV52」というアーユルヴェーダの肝臓強化薬を飲んでいるぐらいなのだ。

生活用水としてローカルウォーターを使用していても、決して飲むには至らなかった僕は不安を抱えて帰国したが、運よく僕は肝炎にならなかった。肝炎は長期的に治療を必要とするから厄介なのである。ラッキーだとしかいえない。とにかくそんな経験もあって、第三国での生活以来、自国に戻っても蛇口からの水道水に妙に不信感を覚えてしまい、ミネラルウォーターを購入するようになった。

最近だと100円程度で2リットルのミネラルウォーターが購入できるのが嬉しい。特にこだわりなく目についたペットボトルで賄っていた水のブランドは、意外にも近所の100円ショップで売られている「朝霧ビバレッジ」のミネラルウォーターで決定的になった。朝霧という名の通り、富士の深井戸が源泉となる水で、一口飲むと少しだけ塩っぽいクセがありつつまろやかな口当たりが広がる。ちょっと侮れない。明らかに他社のそれとは一線を画すテイストである。

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2007年10月19日

私鉄だより

かつて野口五郎が「私鉄沿線」という歌で♪花屋の花もかわりました ぼくの街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか♪と歌って一世を風靡したのは有名である。

生まれも育ちも山の手、中央線総武線至上主義者の自分としては私鉄沿いに住んでいる田舎っぺの気持ちなんぞは理解不可能で、「私鉄沿線」という70年代のアンニュイな雰囲気がサッパリ分からなかったのだけれど、いざ自分が私鉄沿線に住むとなると、なるほどなと頷いたりして歌の背景がしっくり染みこみ、これまた違った気持ちにもなる。

私鉄沿線(しかも各駅停車どまりの駅)にしか出せない味わいというのがあるのだ。街にも色々な顔があって面白い。

ただし、♪熱いコーヒー飲みませんか♪ではなく、♪旨い焼きとん食べませんか♪になるわけだが。

このブログでも何度か登場している駅裏の焼きとん屋は、連日大賑わいの人気店だ。

炭で丁寧に炙られた<たんした>を特製の味噌焼きで戴き、ホッピーを飲む。煮込みやガツ酢もあり、もちろん刺身も用意されている。

不定期ながらも当店で心ゆくまで焼きとんを堪能しようという企画を準備して、とある土曜日の早い時間の開店、通称<4時あき>を狙い、串を堪能したりしている。

友人がアメリカから帰国したので、来週あたりもこの会を企画しようと心待ちわびているところである。いや、ほんとに旨いので、ぜひ一度。連絡いただけたら誰のお誘いだって行きますぜ。

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2007年10月18日

風邪っぴき

1ヶ月の放蕩が仇となったのか、季節はずれの野外活動が身体に響いたのか、風邪を引いた。

経験的に思うのは、身体は発熱したいから発熱するのだという考えで、つまりは下手に風邪薬で熱を押さえ込むよりは大量の汗を掻き一気に熱を出して、スッキリしたほうが楽になる。目の前のお盆に乗せてあるアスピリンに手を出しそうになりつつ、夢の世界に。週末までには体調を良くしておかないと。

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2007年10月17日

宛先まつがい

払い出し数が制限されていた当時に取得したアカウントだったので、某Gmailのエイリアスは希望通りに取得できている。

特にサイトに公開しているアドレスでもないのに関わらず、他の誰かと間違えて送られてくることが多い。PSYTRANCE系の誰かと間違えているらしく、その多くは海外のパーティピープルで中にはパーティの写真を送ってくる輩も登場してきた。

先日もアカウントの受信ボックスを覗いてみると、オーストラリア人のsam君が「hello Ive been trying contact you but coudnt get・・・」と、<何回も君に連絡したんだけど、連絡とれなくて>なんていうメールを送ってきているのである(しかも彼はシドニーから荷物を送りたいから助けて欲しいなんて続けて書いている)。これはさすがに不憫に思い、「君の友人のアドレスじゃないよ、ごめんね。宛先確認してちょ」と返信しておいた。その後、sam君が友人と正式に連絡が取れたのかどうか分からない。

パーティのお誘いメールもあり、asif君からは「Just wanted to know if you are attending psy-trance fest in kathmandu・・・」とネパールのカトマンドゥで開催されるフルムーンパーティの案内が寄せられた。これも「君の友人のアドレスじゃないよ、ごめんね。宛先確認してちょ」と返信しておいた。数日後、asif君から「こちらこそ申し訳ない。東京からじゃ遠いかもしれないけれど、もしネパールに来る機会があったらフルムーンパーティに!」と返ってきた。

asif君によれば今月末のフルムーンに3日間のパーティがチベットとの国境16キロのエリアで開催されるとのこと。

そのURLがこちら。 http://www.shantijatra.com/

NeuromotorやIron Madness、Kindzadza、Syntax Errorが出演。Parvati系のメンツがプレイするようだ。

深い山に囲まれたネパールのパーティは最高に気持ちよくて、クリームな上質のアレがたっぷり用意された環境で、ヒマラヤを背中に踊れたりするからかなりそそられる。

3日間をネパールの山中でパーティーかぁ・・・。そんな気持ちを抑えつつ、上記サイトのギャラリーにある写真を肴に今日もお仕事。

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2007年10月16日

Ancient Herbs & Mordern Medicines : October 2007

PSYBABA.NET reccomends 5 potions in this month are

1.Studio Apartment - Life From The Sun (SPACEPROGRAM)
2.Sound Tribe Sector Nine - A Gift for Gaia (MUSIC CAMP)
3.Electro7 - Ay Mamita (TIP NEW WORLD)
4.Ink - I.P.P #Ink Punk Phunk (KI/OON)
5.GTS - Now You're Not Here (AVEX)

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2007年10月15日

山の手線ゲーム

個人的には年相応と思っているわりには一部の方々からはそんなでもないようで、わりと実際の年齢より年下に思われるケースが多い。先週末も表参道でDJをしていたらお客さんに青学の大学生アルバイトと思われていた。昔はもっと酷くて、年齢どころか性別すらも間違われることもあって(大学1年の頃は痴漢に会うことも)、しばし女の子と勘違いされるケースすらあった。

さすがにいまでは女の子に思われるケースはないけれど、19歳ぐらいの写真を見ると「こりゃたしかに痴漢にあうかも」というレベルではある。

当時は体重が52キロ程度でウエストが27インチ、それでいて究極に細いブーツカットを穿いていたもんだからお尻がパッツンパッツンだった。それでいてロン毛だから、もしかしたらせっかちな痴漢には女子に見えたのかもしれない。

まあ、しかし、不幸なのは彼だけではない。微妙な手つきで触られる僕こそが不幸である。徐々に差し迫る手。最初はスリかと思ったけれどそうでもないらしい。手をテクニカルに揺らしてお尻を触ってきて緩急つけて揉んでくるのだ。ガタンゴトンと揺れる電車。吊革が急に遠くに感じる。「あ、そこ、もっと右」とかは微塵にも思わず(もちろんだ)、鳥肌がゾっと立ったのちにすぐに怒りが爆発した。

これは痴漢じゃないかと。

こういう時に一番効果があるのは大声で啖呵を切るに限るよと、高校2年生になる友達の妹が話していたのを思い出した。クルッと振り返り腕を取り「てめぇ、野郎のケツ触ってんじゃねぇぞ」と怒鳴り、次の駅のホームに引きずりだしたのである。

痴漢は触ったことがバレたのと触っていたのが男だったという<1粒で2度の不幸>を味わった男にしか出せない表情で泣きそうになり、立ち尽くした。僕は男なのでケツぐらいじゃ傷も少ないとはいえ、実際に痴漢というのは女の子にとってトラウマになるだろうな。困ったもんである。

女性の多くを敵に回しちゃうかもしれないが、痴漢というのは男に限ったことではないというのが僕の定説だ。もちろん個体数は少ないだろうけれど、女性の痴漢というのは存在する。

事実、高校3年生の時、ラッシュ時間の山手線で僕は遭遇した。年齢は20代後半。見た目に特徴というのは特段見当たらない。ごく普通のOLである。容姿だって悪くない。スタイルもいいし、むしろ綺麗なほうである。

こういう類の定番なのだろうか。やはり差し迫る手。ただ、その手が差し迫るのはお尻ではなく、僕の非常にデリケートで大事な部分だ。オティンティンをクリティカルヒットされた。ジッパーに手を掛けてくるマニキュアの綺麗な指。密室的空間で視線がバッチリ合う年上の女性。僕の手を取り自分のお尻に回そうとする。僕は手を払った。一体全体、いまこの地球で何が起きているのかまるで理解できない。マジでビビった。突然のことで怖くて泣きそうになった。思わず次の駅で途中下車して心を落ち着かせた。

僕が降りようとすると、その女性は何事もなかったように澄ましている。たぶん、周りの乗客も気づいていないだろう。そこで何が起きていたのかを。

過ぎ行く電車の中に映るその女性はごくごく普通の人だった。少なくともラッシュ時に高校生の男子をサワサワする人には見えなかった。元々が乗り合わせている電車じゃなかったので、それ以来その女性に再会したこともない。いまとなっては顔も正確に思い出せない。

そしてウォークマンで聴いていた曲がレッチリの「Give it away」で、悲しいことにこの日を境に僕の中で<痴漢>というと、自然にこの曲がテーマソングのように頭の中を駆け巡るようになった。「ギブレイギブレイギブレイナーーウ」とアンソニーが謳いだすとOLの綺麗な手がお尻を触ったりしているイメージが浮かび上がるのだ。困ったもんである。

ごく稀に今も時折山手線に乗ると、高校3年生の時に出くわした女性の痴漢を思い出すことがある。あの人はいまも都市伝説のように存在して、見ず知らずの誰かの何かを触ってるのだろうかと。どんな経歴でどんな事情があって、痴漢に至ったのか興味本位で尋ねてみたい。

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2007年10月12日

河口湖「小作」

山梨県富士山の麓にある河口湖は年間を通じて雄大な景色があることから観光客が途絶えることは無い。湖のそばには幾つものレストランや食事処が暖簾を出している。そのうちのある店は常に満員御礼という恐ろしい集客率だ。「甲州ほうとう 小作」の河口湖店である。

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豚肉辛口ほうとう(1500円)

ほうとうは、山梨に古くから伝わる郷土料理で、小麦粉を練った平たい麺(要はすいとんを麺にしたような感じ)が煮込まれた料理で、煮干で出汁をとり味噌仕立てにしてある。

南瓜が煮崩れるまで煮込まれているのが特徴だ。大根や長葱、人参に里芋にジャガイモ、さらに椎茸やシメジが顔を出し具沢山である。一般的に(僕の田舎とかではポピュラーであったが)煮干は取り出されなくて、そのまま具と一緒に煮込まれ続ける。

熱々の味噌仕立ての南瓜がマイルドな口当たりで汁を啜ると身体が一気に暖まる。煮干で出汁をとっているので、単なる味噌汁ではない深い味になっている。具沢山の野菜の旨味が凝縮。

やや麺が少ないのが残念だけれど、巨大な南瓜、丸々1個煮込んであるジャガイモ、季節の野菜エトセトラとキノコ類でお腹一杯になること請け合い。

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ついバクバクと食べ過ぎてしまった馬刺し(1000円)

20071012c
鹿刺し(1000円)

馬刺しは山梨では当たり前の食文化で、日本では長野や熊本でも食べられている。おろし生姜かおろしニンニクで食べるのが宜しい。やはり独特の野性味ある臭みだけれど、食べなれればどんどんと戴けるはずである。

鹿刺しは馬刺しほどメジャーではなく、山梨~長野の山間部で見かけることがある程度。なかなか貴重である。馬刺しに比べて、やや臭みがあるものの、赤身の部分は歯ごたえがあり、滋味溢れる味だ。馬刺しと鹿刺しがメニューに並んでいたら、この食べ合わせに巡りあえたことを感謝したい。

そして、馬→鹿の順番で食べることをお勧めする。馬も鹿も食べて馬鹿になっちゃおう。

小作
山梨県南都留郡富士河口湖町船津1638-1
11:00~21:00(4/1~11/30)
11:00~20:30(12/1~3/31)
無休

かぼちゃほうとう --\1000
あずきほうとう --\1100
豚肉ほうとう --\1300
鴨肉ほうとう --\1500
豚肉辛口ほうとう --\1500
猪肉ほうとう --\2000

もつ煮 --\400
馬刺し --\1000
鹿刺し --\1000

その他多数のメニューあり

HP

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2007年10月11日

須走温泉「天恵」

富士山の麓、静岡県側の須走にある天然温泉「天恵」は、男女それぞれのお風呂と水着着用の混浴ゾーンがある。

露天風呂には大小の岩風呂と寝湯がある。男風呂には37度程度のジャグジーがあり夜空が見渡せて、かなりリラックスができる。旅の疲れがほぐれるのだ。水着ゾーンは混浴になっており、もちろん水着着用しない限りは入浴ができない。自前の水着着用もOK。その場合、別途料金は必要ない。

水着ゾーンにはプールがあり、実際に泳げるほどの広さ。週ごとに変化するイベント風呂(抹茶風呂や薬草風呂、ラベンダー風呂など)があり、檜風呂がある。露天ゾーンでは昼間には富士山が真正面で眺められる。そして話題のドクターフィッシュが体験できるのが、この混浴コーナー。

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足湯に棲息しているのは、なんと熱帯魚。西アジアに住む淡水魚で、コイ科の魚ガラ・ルファが温泉で泳いでいるのだ。実際にドイツではドクターフィッシュによる治療が認められている。

温泉にそーっと足を伸ばすと魚が寄ってきて、足を摘まむのは最初こそくすぐったいけれど、だんだんと気持ちよくなってくるから不思議である。

なお、テレビで時々紹介されているようにメダカ程度のドクターフィッシュは少なく、何を食べて生きているのやら、鯉みたいな大きさやフナみたいな大きさの成長魚がいる。そのあまりにも巨大っぷりに僕の友人はついぞ足を入れることが出来なかった。

サウナは、水着ゾーン、男女別ゾーンのそれぞれに常備。女風呂には塩サウナがある。また、館内のマッサージ施設(100円投入して10分とかいうマシン)は全台を無料で提供。18時以降であれば水着含めても1200円なので、都内に比べたらかなりお値打ちで温泉を堪能できる感じだ。

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須走温泉「天恵」
静岡県駿東郡小山町須走112-171

<平日>
大人 --\900
小人 --\500

<土日祝>
大人 --\1500
小人 --\600

<湯~やけプラン(18時~0時)>
大人 --\1000
小人 --\300

貸タオルセット --\200
貸水着 --\200

HP

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2007年10月10日

本城「東龍軒」

北九州各地に展開している東龍軒は、日明にある本店を拠点として7店舗あり、そのうちの1つが八幡西区本城の店だ。

FC展開しているとはいえ太平山ラーメンと同じ経営であるだけに、妥協のない味を提供している。また一律のマニュアルではなく、店によってはおにぎりがあったりとか餃子が置いてあったりとか、そこの店でしか味わえない画一的ではない何かがあるのが好印象だ。

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ラーメン↑
焼きめし↓
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写真は焼きめしセット(750円)

東龍軒の暖簾をくぐり、ラーメンを注文すると「ニンニクはどうされますか」とまず訊かれる。

個人的にはたとえ初デートであったとしてもニンニクを入れるのをお勧めする。全国津々浦々でラーメンを食する機会が増えても学生時代に比べたらニンニクを投入することは減ってきた。というより、皆無に近いのだが、東龍軒だけは「ニンニクをお願いします」と答えたい。

そしてお好みでテーブルにある激辛の高菜を入れる。この高菜は目が飛び出るぐらい辛いので要注意。

さて、登場するのは臭みのない白豚骨スープの一杯だ。毎朝6時に仕込みを始めるというだけあり、一口啜れば丁寧にアクが漉されているのがよく分かる。そう、スープに淀みがなくて完全に透き通っているのだ。

焼きめしは余分な水分が飛ばされて軽い食感。ラーメンに合う焼きめしというのは簡単そうだけれど、案外とピッタリと感じさせる店がそれほど多くはない。相性のいい焼きめしは貴重だ。具材が五目のように小粒に刻まれている焼きめしに胡椒をふりかけ一気に。

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東龍軒
北九州市八幡西区本城1-24-25
10:30~24:30 
無休

ラーメン --\500
焼豚麺 --\650
もやしラーメン --\650
焼きめし --\450
焼きめし(小) --\250
焼きめしセット --\750
チャンポン --\700
餃子 --\250


HP

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2007年10月09日

折尾「とんこつらぁめん鉄兵」

八幡西区にあるラーメン屋。折尾店となっているので、恐らくは他店舗が北九州エリア各地にある模様。

店内は昭和ノスタルジーで統一され、懐かしいグッズなどが置いてあったりと、ついキョロキョロしてしまう。

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写真はラーメン(480円)

カウンターの厨房から手際よく運ばれたのは、かなり濃厚そうな一杯である。およそ東京人が想像する所謂<濃い目の豚骨スープ>だ。

トロトロのクリームのようなスープは塩味がしっかりと味付けられている。旨味が凝縮していてコクがたっぷり。元ダレが相当濃いようで、蓮華で一口啜るとガツンと豚骨が広がる。麺は細麺というほど細くはないが、やはり細麺で、時間を掛けて炊いている豚骨にマッチングする。半熟玉子は醤油で炊いてあって黄身をスープに溶かすと秀逸。

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とんこつらぁめん鉄兵
北九州市八幡西区美吉野町1062-1
月~土 11:30~15:00/18:00~24:00
日祝 11:30~24:00

ラーメン --\480
餃子 --\330

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2007年10月05日

秋の宵の情報ダイエット

たった2週間とはいえども、自宅を離れて生活し、しかもインターネットからも遠ざかっていたら、脳味噌に余計な情報が混入してこなくてスッキリとした<情報ダイエット>が実現出来るようになった。

余計な情報というのは、取るに足らない芸能情報とかで、つまりは必要としていないゴミみたいな情報である。おかげさまで東京に戻ってからも、普段は垂れ流ししているテレビを消して生活するようになってきた。

テレビを観ない生活は本当に久しぶりだ。物足りないというよりは、観ないことによって自分の時間が有効に使えるようになったので、なんだかいままでテレビで時間を潰していたかのようである。まあ、実のところ、テレビという玩具は依存性の高い娯楽だと、かねてより考えていたから、足を洗うにはちょうどいい機会。

9月の半ば頃だったか、こんなエピソードを耳にした。

インターネットやテレビを規制していたブータンでは爆発的にテレビが普及し、その影響で海外の情報を一般庶民が知ることができるようになったと同時に、みんながテレビの虜になりすぎて普及前の時代に当たり前のように交わされていた家族の団欒や会話が少なくなったという。

もちろんこの手の話は往々にして端的過ぎるから、全ての原因がテレビにあるという見方は極端であるにせよ、なるほどなと頷ける部分が僕自身に認められたので、なんとなくテレビを自粛するようにした。

さて、テレビを観ない我が家は意外とシンとしていて、デッキに乗せたCDが音を紡ぐように奏でる。芋焼酎「白波」の原酒ボトルを頂戴したので、ロックで呑んでいたりすると、今更ながらに夏が過ぎ去ったんだなぁと感慨深くなったりする。こういう風に過ごすのは久々である。

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2007年10月04日

Spawn

・Spawn(Sony : 1997)

実は意外と相性がいいのがメタルとテクノだったりする。

トランスのジャンルだと、ゴリゴリの音を流す連中の原風景となる音楽がメタルでした、というパターンがある。そんなメタルとテクノ出身のアーティストがタッグを組んでアルバムを作成した。映画「SPAWN」のサントラだ。プロデューサは「ジャッジメントナイト」とおんなじオッサン。

11曲目の「T-4 Strain」は、Henry Rollins と Goldie の合作。ディープな音でフロアでも流せそうな曲。

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2007年10月03日

Nightwatch

・Nightwatch(Silje Nergaard : Emarcy 2004)

北欧の歌姫 Silje Nergaard の2004年のアルバム。

甘くて切ない独特の彼女の歌声は夏が過ぎ去り夜更けの闇が濃くなってきた中秋の季節に聴きたくなる。夜風に吹かれながらしんみりと誰かのことを思いつつ、こんな一枚を。

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2007年10月02日

永犬丸「ちゅるるちゅーら」

最寄り駅は筑豊電鉄の永犬丸。

オレンジ色のポップな看板に書いていあるのは Chururu Chu-ra の文字。まばゆいほどにライトアップされた店内。その様子はまるでカフェか美容院のようで、一見すると、何屋なのかサッパリと見当がつかない店構え(少なくともラーメン屋には映らない)。おまけにウインターなソナタで一世を風靡したヨン様(ヨン様そっくりの店長がソナタ風に撮影されている)の巨大な看板が視界に飛び込む。

初めて訪れるとしたらなかなか勇気が必要な店である。しかし、そのポップさとは裏腹に、今を時めく<なんつっ亭>で修行したという店主が生み出す味はなかなか本格的だ。

スープの種類は幾つか選択可能。黒マー油を使った醤油豚骨の豚骨男味、赤マー油を使った豚骨女味が人気で、魚介豚骨のチョイスも可能。

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写真は、白ヒゲじいさん豚骨男味(700円)

たっぷり乗っかった白髪葱と真っ黒なマー油が斬新だ。麺は九州ならではの細麺で歯切れが良い。気になるスープはというと、決して濃厚ではなく(むしろあっさりしている)、透き通っている豚骨なのに、薄いというわけでもない。しっかりとコクがあるのだ。油を丁寧に漉したスープならではの柔らかさか。そのスープを激しくマー油が攻撃して一段と味に深みを与えている。炙った焼き豚はコッテリとジューシーでかなりの旨さである。

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ちゅるるちゅーら
福岡県北九州市八幡西区里中1丁目6-10
11:30~22:00
不定休

二郎インスパイヤラーメン --\680
ちゅるチュラ魚介豚骨 --\600
白ヒゲじいさん豚骨男味 --\700

替玉 --\150
半玉 --\80

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2007年10月01日

Eden

・Eden~A Collection Of Global Chill(Six Degrees : 2007)

設立10周年を迎えたサンフランシスコのレーベルが2007年6月に発売したコンピレーションアルバム。

エスノな音で奏でられるチルアウトの曲は極上のリゾート地を彷彿させる心地よさ。 ラテン・アフリカン・アジアンとこの一枚で世界中を駆け巡った気分になる。Bombay Dub Orchestraの宇宙に漂うようなとろけるストリングスの4曲目なんて、アランボールの浜辺に誘い込まれるような感じだ。

哀愁漂うリゾートをすっかり忘れかけた都会でヘコんでいる貴方に。

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