今日は、というよりは、今年は「うるう年」なので、2月のカレンダーには1日多く日付が設定されている。
ご存知、2月29日である。4年に一度なので、オリンピックが開催される年でもある。
ついこないだまで正月だったのにねぇと世間で囁かれるのとしたら、わりとこの時期あたりで、僕もカレンダーを見ていてちょっと驚いた。
明日はもう3月だ。光陰矢のごとし、Time flies like an arrow.
ウカウカしていられないので、キューが溜まっている諸々の予定を消化しておかないと、次回振り返った時には、ついこないだまで8月だったのにねぇなんて言いかねない。
A君が事情によって今回は見送りになっちゃうのは残念で致し方ない新年会を、いよいよ満を持して3月1日に開く予定だ。
新年会よりも新春会のほうがしっくりと要を得ているかも。
大学生時代、一緒にアルバイトをした仲間やその家族、合計7人が集り、渋谷道玄坂にある和食系居酒屋にて。炙り〆鯖を食べて焼酎を片手に。
2軒目には表参道に向かい、DJする予定ですよん。
距離感を保って価格以外の面で差別化を図らなくてはDSL事業のように価格競争に巻き込まれると、無料通話について懸念をしていたキャリア2社(KDDI DOCOMO)も、ついに家族間無料通話サービスをスタートさせる。エンドユーザにとっては好材料になりえる新サービスは、キャリアにとっては長期スパンで捉えると減収幅が膨大になるので実質の利益率が下降する。これは投機筋には懸念材料になりがちだ。
そのせいもあってキャリア3社とも株価が下がっている。(って僕は株とかしていないんだけど。ニュースで見ている感じでは)
auが家族間無料通話をスタートした時点で、かなり食指が動かされて、とうとう「バイバイキン、ドコモ」って言いそうになったのは僕だけじゃないだろう。しかし、追随する形でドコモも始める。
まだしばらくはドコモでいいか・・、そんな風な気持ちになるのと同時に、2年縛りの罠にどこかで引っ掛かっていないだろうか確認もしなくてはならない。
ケータイのキャリア変更を検討するときは<月ごとの月額料金>の差額で選択するよりは、<2年間で発生するトータルの月額料金>が3社間でどれだけ差が開いているか、そのへんに焦点を定めたほうがいいかもしれない。
目先の1ヶ月でお得でも、恐らくは2年縛りの契約になるので、2年間で考えると損しているかもしれないのだ。
しかし、こうなると、いよいよ自宅にある固定電話の使い道がなくなってくる。僕自身、いま住んでいる自分ところの固定電話番号はソラで言えない。馴染みが無さ過ぎて憶えていないのである。
ロシアでも「オレオレ詐欺」が流行っているみたいだ。
ロシアというと、KGBとかスパイとか秘密警察のイメージを勝手に持っちゃっているので、「オレオレ詐欺」も凄みがあるんだろうなぁなんて、つい想像してしまう。
「俺だスキー、俺だスキー、ママン2万ルーブル用意シェターニャ」なんて電話口で言っているんだろうか。
産経新聞のニュースに拠れば、被害総額は4千万円を超えているっていうから甚大である。
ロシアといえば、キャビアが有名だ。世界三大珍味のひとつであるキャビアを、銀座にある某料亭で何度か食べたことがある。丁寧な料理が好評の店で、静かに心行くまで食材を堪能できるのが気に入り、3年ぐらい前にちょくちょく行っていたのだ。
2万5千円のコース料理の中盤で登場した。何かの料理に添えてあったか、お酒のちょっとした口直しだったか。どうにか思い出そうにも、記憶が定かではない。
濃淡な灰色をしたキャビアは<黒い宝石>と称されるだけに、目の前に出されたキャビアも輝きを放っていたのは鮮明なほど記憶に残っている。ただ如何せん、当時はそれほど東京に置いていなかった「マヤンの呟き」で酩酊したり、若気の至りもあって、普段呑まないブランデーなんぞも呑んだりと、デタラメぶりを発揮して、有り難味も分からずに平らげてしまった。銀座には久しく行っていない。店も結構変わったんだろうか。まあ、それよりもやっぱり新橋のほうが気楽で居心地が良かったりする。
そして一度でいいから街頭インタビューってのを受けてみたい。赤っ恥をお茶の間にお披露目するのだ。植木等の「ニッポン無責任時代」を継承する形で。
月曜の夜、つまりは昨日の夜に表参道でDJをした。
原宿駅から歩いていると、街は土曜の顔とは違う、なんだか「経済が動いているぞ」という活気に満ちていて、そこはかとなく期待が漂っていた。
バーテンのIさんと駄洒落を言いあって盛り上がり、コック長のAさんに美味しい料理を教えてもらい、店を切り盛りしているOさんと静かに談笑するという、いつもながらの夜を迎えた。
巨峰のお酒にヨーグルトテイストのリキュールを合わせて、ジンジャーエールで割ったオリジナルドリンクをグビグビと呑んで、「果たしてこのあと回せるのか」と一抹の不安が過ぎったあたりに、「もしかして昔パーティにいませんでした?」と声が届いた。
どうやらお客さんの一人がパーティピープルで、それこそ96年頃のレインボーでお店を出していたらしい。
昔撮ったパーティの写真に僕が写っているなんて、なんとも偶然な物語だ。スピークイージーやらイクイノやらisnt'itやら懐かしい話題がゴロゴロ出てきたのである。
同じ戦場に赴いて、同じタコツボで戦火を潜ったであろう戦友に再会したような気持ちになり、とたんに楽しくなった。カナダから帰って来たというAちゃんは表参道にある事務所で外国人向けのフリーペーパーを作っているとか。
週末とはまた異なる、素敵な夜に乾杯。今日も回しますよん。
土曜日はひさびさのベイホール。
ROVOが繰り広げる最強にウンニョリした音で宇宙に飛ばされて、REE.Kが紡ぐミニマルな音で昂揚して、Dachamboのライブで昇天。
なんていうか、ベイホールの階段登って左側にトイレがあって、入口はいると左右に弧の字型に廊下が広がっていて、ちょこっと登るとステージが見渡せるあの感じ、やっぱり気持ちいい。
ほんとにひさびさのベイだったので、震えて鳥肌立ったよ。
近所に住むG君カップルやパーティ仲間に会えて盛り上がった。気がついたら目を閉じてフラフラとダンス。これぞまさしくフラダンス。さて、おあとがよろしいようで・・
アレゲな曲をリストアップ。246沿いにあった初期Pylon的なノリで。いまさらにコレクトしたのでけっこうドタバタしましたが、次週のお店で。
01.Boombastic
02.Hey D.J.
03.Regulate
04.Boom Shack-A-Lak
05.Come Baby Come
06.Boom Shake The Room
07.Fight For Your Right
08.How Gee
09.Jump Around
10.Do you wanna Get Funcy
11.Got To Be Real #1
12.I'll do For you
13.Got To Be Real #2
14.GoodyGoody
15.Hiphop Hooray
16.Really Into You
17.I'll Be Around
18.No Woman No Cry
モブログに幾つかの写真をアップしている通り、先日、箱根を訪れた。
富士の帰りに箱根に立ち寄ることを除けば、箱根のみを目的とした旅は高校3年の遠足以来だ。ロマンスカーに乗り(50000形の素晴らしさと言ったら、嗚呼)、箱根湯本駅に僅か1時間半で到着した。
箱根登山鉄道は箱根湯本駅から出ているので、おそらくは十数年前にも当駅を利用したはずだけれど、どういうことか、まったく記憶がない。
駅前にして温泉宿が立ち並ぶ光景は新鮮で、旅情感を奮わせる。
全国的知名度にして小田急新宿駅から1時間半の利便性。久しく敬遠していた箱根はあらためて訪れると、やはり最高である。
そこで、一緒に遊んでいる地獄酒場巡りの猛者たちと、パーティじゃなくて旅をしたいと、前々から思っていたので、ざっくりとこんなプランを練ってみた。
4月ぐらいをめどに実現したいものだ。
大ジョッキの焼酎が300円という酒場を巡り、千円でベロベロに酩酊する、俗に言う<千べろ>をこなせるバックパッカーならではの旅である。
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▼プラン名
出張 地獄酒場「天国に一番近い酒場」
▼催行者
ライター、絵描き、DJ の3名ほか
▼今回の地獄
「かっぱ天国」
▼地獄のありか
箱根湯本駅徒歩1分
▼日程
○月○日~○月○日の一泊二日
▼旅費
1万2千円
職業柄の特殊な事情があって、必ずしも毎日仕事をしているわけではない友人がいる。
1ヶ月まるまる日曜日というスケジュールもあれば、土日なしの怒涛の1ヶ月を過ごしたりしている。一見、優雅そうに映るその生活スタイルは、いざ自らの身に差し迫ってくると、けっこう堪えるらしく、自分自身の予定表に飲まれないよう、徹底的な自己管理が大事なんだとか。
それでもやはり、平日の連休は他には変えられない特典があるようで、たとえば、ちょっとしたお出かけをしても、何処に行くにも道は空いているし、旅館は平日料金で、土日に泊まるのより半額近く安い上にサービスも行き届いているという。なんとも羨ましい話である。
誰の人生にも悩みがあるように、彼もまた迷える子羊の一人として、家業を継ぐかどうか決めかねている時期があった。友人は幾度となく一人暮らしをして、新天地で仕事を始めては「自分の人生の資質はどうなっているのか」と、そんなことを考え、行動に移していた。
この「考え→行動」までの決断力が、じつに絶妙のタイミングと決断力で、僕は思わず賛辞を呈した。
僕は行動へ移すまでの時間を徹底的に費やすタイプで、考えられる可能性を全て洗い出すのだけれども、彼はとりあえず動くというところから始める向きがある。
どちらも一長一短ではあるのは否めないにせよ、行動に移すまで時間を費やしすぎるのは、時として煮詰まりすぎてしまい、行動そのものが実現しきらない場合もある。
落語か何かで、著名な棋士があまりにも次の一手を考えすぎて、とうとう脳内で相手に詰められてしまい、一手も出さずに「参りました」と、駒を並べただけの状態で降参してしまったなんて笑い話があるけれど、まさにその状態に陥ることも拭いきれない。
「いいと思ったらすぐに動いてみる」
彼は笑いながら簡単に教えてくれた。でも、簡単なことこそ達成するのが難しいというのも、また真理である。
一つ学んだようだ。
箱根湯本駅から徒歩1分にあるのが、「かっぱ天国」という温泉施設。高台にあり、宿泊施設も兼ね備えている。
駅名に湯本と附くように、草津と並び、温泉で全国的名声が轟くこの土地には、星の数ほど温泉が沸いていて、そのうちで、恐らくは一番箱根湯本駅から近い。また、意外にも素泊りの宿が少ない箱根で廉価な素泊りを提供しているので、貴重である。
帰りがけのロマンスカーに乗る直前にひとっ風呂浴びたいなんて思ったら、ここが便利だ。あくまでも帰りがけに。お土産も買ったし、ご飯も食べたし、でもロマンスカーに乗るまでは1時間ぐらいあるしなんていうときに。
間違っても、ここだけを目指すなんていう酔狂な真似はしないほうがいい。空いた時間にこそ、最大限に活用できる温泉なのだ。
温泉は野性味溢れる、かなり開放気味の雰囲気。冬場に身体を洗うのは寒いかもしれない。
板張りの床が昭和的で懐かしい感じだ。
泉質は、単純温泉(ナトリ‐塩化物・硫酸塩泉)。
適応症は、神経痛、筋肉痛、きりきず、慢性皮膚病、婦人病など。
箱根湯本「かっぱ天国」
神奈川県足柄下郡箱根町湯本777(箱根湯本駅から徒歩1分)
10:00~22:00
無休
大人 --\750
小人 --\400
貸切風呂(45分) --\1500
去年の何月だったか、お気に入りのホームセンターで、観葉植物のポトスを購入した。
けっこうな大きさのポトスで、1500円。これが最近どうしてか元気がない。
葉っぱがシナシナとへたれるのだ。まるで全速力をしきって力果てたマラソン選手のようである。
ネットで調べてみると、根腐れをするから冬には水やりを抑えたほうがいいとアドバイスしてある。ここのところ元気がないので、思い切り水を与えてた。うーむ、またやってしまったのか。
日陰でも育つけれど、ちょっとは太陽に充てたほうがいいらしい。ちょっと窓際においてみよう。
ポトスに限らず植物は気持ちいい。そのうちココナッツが生い茂る南国あたりで過ごしたいものだ。刺激が少なすぎてボケるのも早そうだけれども。
自然環境問題へ意識の高い方々が、日常生活において注意を向け、また問題として捉えている対象に割り箸がある。
森林伐採の象徴的な生産物として槍玉に挙げられる割り箸は、国内生産に限れば、実際には環境破壊に結びつかない生産工程で仕上げられている。木材加工品を作る過程で生じた木屑で割り箸が作られるので、割り箸のために直接的に森林が伐採されることはない。
一方、輸入品となると、主に中国で生産されるが、割り箸のために森林が乱伐されて、直接的影響が計り知れない。
事実、割り箸のために森林が失われているともされている。
エコロジーの観念といえども、定着していなければ、日常生活上で表面化するのは好ましくないと僕は考えているので、割り箸のトピックスが端々に登場するたびに森林伐採のテーマに発展すると、やるせない気分になったりする。エコロジーの観念そのものが昇華して、エチケットでもマナーでもない、日常そのものとして成立する日があって欲しいと願っている。
自前の箸を持ち歩く、いわゆる<マイ箸>は僕の周りに実践している人が多くて、友人達は鞄に携帯して、居酒屋なんかでも使用している。
僕はエコロジーの方向から持ち歩くのは、エゴっぽくて厭らしいって、抵抗感を露わにして、地球のためになんてのは口が裂けても言えないのだけれども、割り箸の輸入品については、てんこ盛りの漂白剤や防カビ剤がぶち込まれている実態を知ってからは、出来れば<マイ箸>を使いたいと思うようになった。
僕が怖いと思うのは、コレは絶対に日本のモノだろうっていう物品が、実は海外製品だったりするのが最近怖い。
納豆なんてのは、日本で作られていると思っているし、線香だってそうである。もっといえば、ご祝儀袋だって日本で作られていると信じているし、日本酒や味噌や醤油や鰹節も同じだ。
でも近頃はそうじゃない。
こりゃ日本モノだろうっていうものが、ごくごく普通に海外で生産され、輸入されている。これまでにないスタンダードが身近に迫っている。
チョコレートが貰えるんだぜ!と、北九州の繁華街にある「とんがりくん」というお触りパブに一直線で向かった友人がいた。
それは単なる<ご指名確保作戦>なのでは・・・とは、彼の燃える眼を見る限りは伝えられなかった。翌日、彼は戦利品のチョコレートを見せてくれた。ロッテだか森永だかの既製品のチョコレート。
幾ら使ったのか訊ねてみると、胸を張り「3万ちょいだよ」と答えた。きっと不況ってのは経済学者が決めた戯言なんだろう。そんな風に思った。
そういえば、その年の2月14日も銀白の雪景色だったけ。
僕が好きな写真家の渡辺克巳。すでに他界されてしまった<流しの写真屋>と呼ばれた人である。
新宿の路上に佇む、愛すべき猥雑な連中を記録し続けた。
混沌とした時代を収めた彼の写真に残る人々は、みなイイ顔をしている。カメラを向けられるというのがそれほどカジュアルじゃなく、ちょっとした<ハレ>な行動であった時代が、ほんの少し前にはあったのだ。
だから彼らは一様に、カメラを向けられた緊張感が漂っている。そしてユーモラスだ。
あらためて注目を浴びている渡辺克巳の写真展が下記にて開催。
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会期 2008年2月9日~4月20日(日)
休館日:月曜日(2月11日は開館)
開館時間:11時より19時まで(毎週水曜日は21時まで延長)
入館料:大人 1000円 学生(25歳以下) 800円
※会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
─詳細─
予備校時代の友人K-B君は、外食する時に高頻度で焼肉を食べるというし、実際にK-B君と遊ぶ時には焼肉屋を訪れるケースが多く、また彼が連れて行ってくれる店は食通だけあって、安い上にめちゃくちゃ旨い。一人焼肉もへっちゃらという彼ならではの厳選チョイスで毎回驚かされる。
僕は外食をするときは、旨い肉より旨い魚を探求したい傾向が20歳過ぎた頃からあるので(というのも、数年間は肉を食さない生活をしていた)、魚系のお店に足を運ぶ率が高い。
それでも半年に一度ぐらいのルーティンで<お肉モード>となったりして、自ら焼肉屋に行く。
肉の焼き方については一人につき一家言ある上に、店にもこだわりがあるようで、最終的には鉄板で焼くのが柔らかくて一番旨いという説と、やっぱり炭火で脂を落とす焼き方が理にかなっているんだよという説が、いまもなお入り乱れていて、どちらも座を譲らない。
個人的には見た目のワイルドさと野性味に惹かれて、炭火焼が一歩リードしている。真っ赤に轟々と炎をちらす炭火は、原始的な愉しみがあっていい。日常的な行動である<食事>に現われた太古を彷彿させる祝祭的装置は痺れる。
焼肉なので肉をジュウジュウと焼くのがメインテーマは言わずもがな、意外とハマるのがニンニクのホイル焼きである。
たっぷりとした香り豊かな胡麻油に、剥いたばかりのニンニクが丸ごと。アルミ皿に乗ったそれを弱火でじわりじわり暖めるのである。
あらかじめ塩を混ぜてもいいし、ほっこり焼きあがったあとでもいい。粗塩があればそれに越したことはない。
胡麻油が沸騰したあたりの、焦げ目が黄金色についたニンニクの滋味溢れる香ばしさは、秋にたわわと実る銀杏に通ずるとでも言おうか、濃厚なからすみの味わいに匹敵するとでも言おうか。
よく冷えた麦酒を片手に。
・Solace(Xavier Rudd : UNIVERSAL 2005)
オーストラリア出身で、現在カナダ在住のXavier Ruddは、両国の市民権を持ち、ミュージシャンであり、サーファーでもある。若干、26歳。
ディジュリドゥやスチールギターなど、9つ以上の楽器を自由自在に操るマルチ・インストゥルメンタリストだ。オーストラリアではかなりの人気。
その経歴からサーフミュージックとして捉われがちだけれど、彼が紡ぎだすスローでフォーキーな気持ちの良い音はサーフ系にとどまらず、奥深い世界観を構築している。
優しくナチュラルな歌声。アコースティックでメロウな楽器。しかもすべて自分で演奏しているというのだから驚きだ。海や山によく似合う音楽だ。チルしたいときにぴったりである。まだ来日はしていない。来日後の日本でのブレイク間違いなしでしょ。
アルバム「Solace」は秀逸。ご存知ボブマリーの名曲「No Woman No Cry」をカヴァーしている。11曲目に収録。
昼下がりのハンモック、誰かが炊いたお香、夏の夕暮れ、放浪、ゲストハウスのベランダ、チャポラのバンヤンツリー、ダウン・トゥ・アース、キャンプイン、ヒッピー、ゆったりとした木漏れ陽、サンセットビーチ、パーティ明けのテント、スモーク&チル、シャンティシャンティ。
もし、そんな言葉に共感できたなら。ぜひ。
今月のDJスケジュールはこちら。
土曜日のレジデントで回します。
気持ちの良い音楽とともに、今月もまた、皆さんにお会いできることを楽しみにしております^^
++ Monthly schedule(20080205 update) ++
-->02月02日(土曜) 22:00~
-->02月09日(土曜) 22:00~
-->02月16日(土曜) 22:00~
-->02月23日(土曜) 22:00~(?)
僕は日々の出来事や所感が綴られた、いわゆる<日記>は公開されるべきではないと考えているので、よほどの場合を除いて、当ブログではその手の出来事に触れることはない。
そういった点から考察すると、このブログは記録としてはまるで価値がないものである。いってみれば、過去のログを見て、自分が何をしていたか追跡することは不可能な日記ということだ。
その上、特定日を除いて土日祝日にアップされることは、めったにない。土日祝日は、なんだかんだであんまり自宅に居ない。それらの日は記事すらないのである。
モブログでは土日祝日の出来事を断的ながらに載せているが、酔っ払っていたり電池がなかったり、その他諸所の事情で見送られたりしているので、掲載は毎度のことではない。以上の理由から記事は月~金に限定して載せるよう、俺マイルールな運用を作った。とりあえず、デタラメ進行なブログでも約束事を設けなくてはと考えたのだ。
それでもたまには、こんな記事を書いてみるのも新鮮でいいかもしれない。
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02月02日
11時に起床。
昨晩、学生時代の友人と吉祥寺で呑みすぎたのでアタマが痛い。外を見ると晴れ。
ベランダ園芸と部屋の観葉植物に水を与えて、明日の節分に向けて豆を調達。ほとんど寝巻きの姿で目の前の八百屋に。年齢の数だけ豆を食べる慣わしなので、一袋39円という怪しい豆の原産地を念入りにチェック。うしろから「豆?豆?豆撒くの?」と囁き声が聞こえてくる。おかしな変質者かと思い、振り向かずに無視していたら、まだ「豆?豆?豆撒くの?」と言っているので振り返ると、近所に住むパーティ仲間のG君。八百屋の向かいのコインランドリーで洗濯中らしい。
国産だと分かり、節分の豆、果物、野菜、牛乳を購入。G君と立ち話。今日、下北に前売りチケットを買いに行くとか。23日のベイホールだ。Dachambo、Mayuriと、かなりくすぐられるメンツ。それよりなによりベイホールってのがねぇ。聖地である聖地。無条件にアッパーになれる箱だ。800人限定だし、行くとしたら前売り買ってからじゃないと。どうすんの?って訊ねられたけれど、「ちょっとまだ悩むわ」と返す。Wちゃんが朝ごはん作っているからとG君が家に帰ったので、僕も自分とこに帰る。
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今宵はDJを控えているから、ケーブルテレビの旅チャンネルを点けながら音ネタを整理する。
こんなの買ったけ?というCDが4枚出てきて驚く。ステレオでざっくり確認。3分の2使えたらいいほうだ。戴きものの珈琲を淹れて、チェックを続ける。
平行して、肉弟君に貰った宮部みゆきをちょっとだけ読む。会社近くのタイ料理屋で、先週の木曜日に肉弟君と舌鼓を打ったのだ。読まず嫌いがあるとしたら僕にとっては、この作者である。なぜかいまだに読んだことがない。けっこう面白い。収集癖が再発しそうである。本棚は買い足したというのに、満杯だから困るものだ。
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CD聴いているところにパーティ仲間のT君からメール。夕方ぐらいに呑まない?ってお誘い。
快諾する。
駅裏の焼きとん屋が知る人ぞ知る都内の名店なので、16時から串をつつく。
「そういや昨日の晩、M子たちから電話があってさー」と話したら、T君のところにも掛かってきたらしい。
ったく、酔っ払いどもめが。夜中にCATVでトムクルーズの映画を観ていたら、ケータイが鳴り、国分寺においでよと誘われたけれど断ったのだ。
どうせ二日酔いで苦しんでいるだろうとM子に電話。「アタマ痛すぎてさー。死にそうよ」ゲラゲラ。愛すべきパーティ&呑み仲間とはこのことである。
近々開催予定のY公園パーティに行くから宜しくねと、電話を切る。2軒目の焼酎バーは大したことがなかった。珍しい焼酎もないし、席料とお通し取られて、2人で3杯呑んで2700円。どうりで空いていたわけだ。お通しはありだけど、席料500円ってのはちょっと。焼酎出すんだったら、カジュアルじゃないとね。このご時勢、厳しいんじゃないかな。
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20時過ぎたので表参道に。コース料理を食べている若者カップルが幾つか。ご年配の方がいらっしゃらないので、JAZZではなくテクノ寄りの構成にする。
T君も来てくれたし、トランスを選曲。
カウンターにMさんがいたので、ご挨拶。六本木のバーでバーテンをしている女性だ。クリスマスパーティ以来の再会。相変わらずお元気そうである。六本木のお客さんもいまから来るらしい。軽く名刺交換。
ミニマムテクノからBPMを上げて、ハルシノ、インフェクテッド、アストラル、X-DREAMとこってりとした<演歌>な選曲。踊りそうになるT君。DJしていて一番嬉しい瞬間だ。K君&Iさん登場。k君にバトンタッチ。「ピカデリア」からきっちり繋げてくれる。うーむ、すごい。
終始トランス&テクノ一色だったので最高。来週はお休み予定のところ、どうやらK君がビデオ録画、Oさんの知り合いのIM君がデジタルで保存してくれるということなので、参戦決定。画面にひっつかなくても大丈夫な予感。来週もこってり回します。
あと、K君から衝撃的ニュース。イエローが閉店だとか。またひとつ老舗の箱が消えるのか。表参道のDJ終わったあとにイエローに行く計画があるので、実行しないと。オルメカのテキーラトニック3杯飲んで撃沈。外は随分と寒い。明日は雪が降るらしい。