2007年04月27日

SNSだとかナンパだとか

それぞれ同じSNSをやっているのに、登録しちゃうと、そのソーシャルネットーワク内のコミュニケーションで満足して、会っているような錯覚を起こし次第に疎遠になったりとか遊ばなくなったりしたら詰まらないので、決してお互いを登録しようとしない関係っていうのがある。

だから事あるごとにそのダチと連れ立って呑んだくれたりとか踊ったりとか体内BPMを125→150とかにしてしまうのかもしれない。

インターネットテクノロジーの風潮をまるで無視!

あんがいステキである。

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話変わり、先日、一族行事でひさびさに会った妹と従姉妹に「10年以上昔、東京の渋谷に行った時に、**ちゃん(←妹の名前)とセンター街歩いていたら、女の子をナンパしていたのを見かけたから、あとをつけたんだよ」と、とんでもない思い出を語られた。

マックのポテトをぽりぽり食いながら、僕と友人2人が激しくナンパしているのを追っかけていたようである。なんつー従姉妹なんだか。

センター街がいつからあるのかしんないけれど、<兄が女子をナンパしている姿を観察する妹とその従姉妹>という光景は、そうあるもんじゃないと思う。

「なんかエロっぽい子ばっかナンパしていたよね」と妹が続けて言った。

兄の威厳、まるで無し!

こういうのはあんまりステキじゃない気がする。

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2007年04月26日

2007年 代々木メモ

2007年の代々木公園メモ。
今年もイベントがたくさん。たぶん公式以外のパーティもあるだろうね。

とりあえず公表されているのだけピックアップ。

■タイフェスティバル2007
5月12日(土)13日(日)

詳細

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■ジャマイカフェスティバル2007
5月19日(土)20日(日)

詳細

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■スリランカフェスティバル2007
5月26日(土)27日(日)

詳細

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■ナマステインディア2007
9月29日(土)30日(日)

詳細

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2007年04月25日

ギャンブル中毒

これまでにずっと賭け事に無縁だった友人が突然とスロット(北斗の拳)に目覚めてしまって、最初のうちは4千円で4万円儲かったりして、それこそ僕も恩恵を授かり居酒屋をゴチってもらい、友人自身もPS3を購入したり潤っていたのに、最近(といっても、この2週間ほど)は、カスリもしなくなり、ついに貯金にまで手を出してしまったと連絡があった。

このブログで以前にエントリした通り、僕はパチスロやらパチンコに縁がなくて、高校1年の3学期に全財産のお年玉とバイト代を初めてプレイした新装開店で一瞬に使い切って泣いているので、それからは「二度とやるまいか」と固く決心して今日まで誓いを護っている。

試しに打ってみようとも考えたことがないが、同じような考え方で、しかもそんなに大きな買い物もしないし、派手な遊びも目立たない、金銭感覚がきちんとしているように見えた友人が「もうね、全然でない時は、千円が単なる一枚の紙に見えちゃうんだよね」と呟いた時にパチンコ中毒というか賭け事の底深いブラックな部分を垣間見たようでゾッとした。

十億円を現金で所持していて、しかもそれが全部千円札だったら100万枚になるので、もしかしたら千円札1枚摘んでも単なる紙にしか見えなくなってしまう可能性があるかもしれないが、少なくとも「ジュースが100円で売ってたよ。超ラッキー」という金銭感覚のもとで、<千円紙切れモード>は凄く危険だろうと思う。

そんなタガが外れるような、何かの一線をあっさり越えてしまうような遊びは実際に恐ろしいし、儲けようと思うのであればリスクが高いし、暇つぶしと捉えたとしても中身があるとは思えないので、個人的には、<君子危うきに近寄らず>、これに尽きると思う。

そう考えると、俗に言う<ビギナーズラック>が高校1年のその日に訪れずによかった。当時としては高い授業料であったが、当たってたらハマるだろうと分かる自分なだけに、結果としては正解だったかもしれない。

どうせギャンブルをするのなら、動物保護団体が眉をひそめるような毛皮を裸に纏って、金のネックレスと指輪をじゃらじゃらつけて、耳に100ドル札を差込み、周りにはゴージャスなパツキンギャルが取り巻き、ダイアモンドを埋め込んだジッポで僕がくわえる葉巻に火をつけようとしているラスベガスのポーカー会場というシチュエーションで賭け事をしたい。

ところでパチ中毒のみんなは大概にしてこんな言葉に耳を貸してくれないが、誰が放った言葉か知らないこのセリフを僕はいつも大事にしている。

「パチンコがギャンブルだと思っているのは客だけで、店はビジネスだと思っている」

最終的にどちらに軍配が上がるのかは、言うまでもないだろうと思う。

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2007年04月24日

今年のベランダ園芸部

去年育てていたバジルと青じその種が育つかなと思いきや、寝ても覚めても土壌に変化が見当たらないので、業を煮やして近所にある馴染みのホームセンターを訪れた。

5月が間もなく近づいているからか、ハーブ以外にもベランダ園芸用の苗がたくさん売られていて、さながらプチ農園のような光景で、日曜日の休日に相応しく売り場は活気に溢れていた。

さて、絶対にマニュアルを読めば解決するのに、頑固オヤジのごとくそういった種類の説明書を読まない自分は、屋上のプランターの土壌を作るときも、肥料の説明書を読まずして適当に混ぜてしまい、油かすの袋半分を投入してしまった。(本当は一掴み程度でOK)

そんなこんなで、恐らくは誰でも育てられるであろう<赤カブ>が過多肥料で一向に育ってくれない。

さすがにこれに懲りて、このプランターを境に諸土壌の袋の裏表紙をよく読むようになったので、種からスタートしてもいいんだけれど、わりと各種野菜の苗が~120円程度で売られているので、都市生活者のチキン能力を発揮し、今回はそれにあやかり苗(接ぎ木)を購入してみた。

屋上のプランターで、<きゅうり>と<イタリアントマト>、ベランダコーナーに<バジル>と<青じそ>と<唐辛子>を、日当たりを考慮して並べる。

バジルはたわわと葉がついているので、休日にパスタに添えてみた。

梅雨を上手に越せたら安定するかなと睨んでいるけれど、さあ、いかがなものか。

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2007年04月23日

毒メニュー

酒だって呑んじゃうし、会社でお腹が空いたらカップラーメンを食べるので、決して胸を張って「健康に気遣いしている」とおよそ言えないにしろ、不文律のように、そんな不道徳な食生活においてもめったに食べない食べ物がある。

ハンバーガーに始まるファストフード、こってりした東京豚骨ラーメン、焼肉、下井草にある某長浜ラーメン。<毒メニュー>と呼んでいるそれらは、カロリーが高かったりして、日常的に好き好んで食べない。しかし、どんな星の巡り会わせか、なぜか時々無性に食べたくなる時がある。

肉体が毒々しい物質を懇願しているような身体感覚で、そんなに大仰しい表現を使わなくとも、要は「なんだかしんないけど、超これ食いたい」っていう想いが一向に消えない状態に陥る。

特に、美味しい笑顔なマクド☆ルドは、そのうちの最たるメニューで、食べない期間はというと、周期的にはオリンピック以上にインターバルがある。しかし、5年に一度ぐらいの発生率で突然と妙に食べたくなり、その日はなんだかマックが食いたいなと考えちゃうと、リンダじゃないけれど、もうどうにも止まらない。普段なら絶対食べないのに。

サンプル写真の面影もないチーズバーガー、油っぽいフライドポテト、そしてコーラ。こんな毒を体内に取り入れたくなるのだ。そして、10割の割合で、これらの<毒メニュー>は食後には気持ち悪くなって、もう2度と食わないと決心する。

その世界的なバーガーに比べてモ☆バーガーは、わりとダメージが低いのか、食後のヒットポイント低下もそんなに著しくない。が、やはり周期は3年半に一度食べるか食べないか程度にとどまる。

胸がムカムカして、充実感なんてのは全く味わえず、食べた後は後悔しか残らない。それでも何年かに一度だけ食べたくなる魔性の食べ物軍団。絶対にこれは中学3年の3学期に高校生と詐称してバイトしたロッ☆リ※が与えた呪いかなにかなんじゃないかと思う。

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2007年04月20日

拳銃事件

ここ数日、海外や国内と拳銃による犯罪が目立つ。僕自身、かつては合コンでお相手の女子に対して自分の44口径をぶっ放していたのさ、という親父ギャグはさておき、19歳の4月の帰宅途中に家の近所で実際に拳銃事件に遭遇したことがある。

夜の20時過ぎだったか、駅前から自転車に乗り、ウォークマンでGun'sのブートレグのライブカセットテープをガンガンに聴いていると、家の角を曲がる直前で、小道の方向にダッシュする変な人を見かけた。

「なんだろう?気持ち悪いな。ほんと春先になるとおかしな奴が現われるぜ」と不穏に思っていると、目の前で、近くの住人が大騒ぎしている。

なんだなんだ?と、イヤホンを外せば一様に「う、撃たれたぞー!」とかなんとか騒いでいる。状況が掴めない上にぎゃーぎゃーと錯乱しているから、何が起きたのかさっぱり分からない。そこで、自転車を止めて様子を伺ってみた。

すると、車庫に入れようとしている車の運転席に小さな穴がポッカリとあいていて、何だか硝煙臭い煙が立ち込めているじゃないか。で、運転席の男が「うぅ・・・」とか細い声で正面を見据えて完全に固まった。

うわ、これって殺人事件じゃん、すぐに気がついた。そして白いワイシャツからは不思議と赤い血が一滴も流れていないのが印象的だった。

とんでもないものを見てしまったなと感じるまもなく、今度は目撃者の住人が「く、車が~~」と慌てふためきはじめた。そう、運転席の男が死亡したので、車が前にズルズルと進んでしまっているのだ。見かねた誰かがサイドブレーキを引いてどうにか難を逃れたわけだが、その車が前に行かないようにボンネットを押さえた僕の指紋は、ばっちり残った。

もちろん、こんな事件なのだから警察やら救急車やらがあっという間にやってきた。目撃者それぞれが事情聴取されている。そのうちの一人が僕で、刑事に「・・・ということで、僕の指紋が検出されると思うんですけど」と吐露すると、苦味を味わうような目つきで「ちょっと署に来てくれるかな?」とパトカーで連行された。思い切り容疑者扱い。

取調室に連行されて、すべての事情(駅から自転車に乗ってかくかくしかじか)を説明したら、とりあえず指紋だけ取らせてくれるかなと言われた。ここで逆らったら、間違いなく犯人にされてしまうんだろうみたいな鬼気迫る迫力があったので、二つ返事で「OKです」と答えた。

さらに長い廊下の奥にあるちょっとやそっとじゃ脱出できない別室みたいな場所に連れて行かれ、真っ黒いインクを手に塗られて指紋を取られたそのあとしばらく放置されて、和久さんのような刑事が登場し、連行した刑事に耳打ちをすると僕のほうをみた。

「まるで、力士が記念に手形を押したみたいに君の指紋が残っていたよ」

ポンポンと僕の肩を叩いて、ご苦労さん!と一言告げられ解放された。

その某警察署は歩いて10分かからない場所にあるけれど、行きはパトカーだったのだから、きっと帰りもパトカーで送ってくれるんだろうと期待していたのは、一般庶民の甘さだったようだ。刑事は見送りひとつもしてくれない。

「超対応悪いっつうの」と内心怒りで煮えたぎらせても、しょせんはビビリなので、急ぎ足で警察の角を曲がり、そこでようやく小さく中指立てて、すごすごと帰った。

ちなみに、その殺人事件は、ものすごく闇の世界が絡む事件だったようで、いまだに記事になったりしている。どんな内容なのかは、ちょっとここじゃ書けない。

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2007年04月19日

アースデイ2007

今年もまた、代々木公園で「EarthDay」が開催される。

今週土日の4月21日22日だ。アースデイの季節になると、いよいよ木々も青々としてきて、長い冬が終わったんだなぁと季節を感じたりもする。

代々木公園で、無農薬野菜や玄米が売られたり、ヘンプグッズが並び、フリーマーケットや音楽パーティなどが催され、子供も大人も楽しめるイベントだ。実際に、知り合いのヒッピー達の幾人かはすっかり親らしい顔つきになって、子連れでやってきたりしていて、親子一緒にわいわいと騒いでいらっしゃる。

土日の天気は芳しくない予報なので、やや残念であるものの、小春日和に自然に囲まれつつ、昼間からビールを飲んだりして遊ぶのは最高だ。今年の「EarthDay」には、96年頃のインドで出会った連中がショップを出すので、夜予定しているスケジュールの前に再会がてらに顔を出すつもり。お日様が照って欲しいよね。


詳細

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2007年04月18日

同じ町内

徒歩20秒の距離のところに、パーティ仲間が引っ越してきた。

去年、山梨で開催されたパーティ以来にひさびさに再会したら、「今年4月に引っ越してきたんだよ」とのこと。

僕がそこに住んでいるのは知らなかったので(特に伝えていなかった)、すんごい驚いてた。まあ、そりゃそうである。逆の立場だったら、僕も驚くに違いない。

昭和時代的な牧歌な香りが漂う商店街に住んでいるので、さながらカオサンロードを彷彿させる感じがワクワクする。

ゲストハウスを往来するバックパッカーみたいだ。

近所にはシャンティなネパール料理屋や、都内屈指の焼きとん屋さんがあったりと侮れないので、終電を気にせずに遊んじゃいたい。

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2007年04月17日

Aphorism [竹西寛子]

言葉づかいというものは、人間の生活の部分的な意匠のようなものではない。
言葉づかいとは、よきにつけあしきにつけ、人間が人間を、さらに世界をどう感じ、どう考えているか、つまり人間がどう生きているかのかけかげのない証しなのである。


竹西寛子(小説家)

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2007年04月16日

DJナイト

すでにSNSのmixiで何度かエントリを書いたように、青山近辺にある某店で回した。

回すよりは回される姿が周知の事実とはいえ、お声を掛けて戴いたのは非常に嬉しい。そして、せっかくの機会なので、レッツプレイ。

某テクノユニットでアルバムもリリースしていたという近所に住む会社の元先輩のプレイをいつしか聞いてみたいと秘かに願っていたので、ぜひともご一緒にとお誘いし、聞かさせて貰った(すげー、カッコよかった)。

さて、店の様子はというと、某店はお店が立ち上がったばかりなので、利き所~仔細にいたる部分がこれから盛り上がってくるという様子で、外国人がお客さんとして登場したりすると、一瞬、「予想外っ!」みたいな空気がポヨンと流れたりで、なかなか面白い。

場所柄、家賃が高いという点と、やや閑散としているエリアという立地条件もあるが、たくさんの可能性を秘めている店である。ぜひ一度。

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2007年04月13日

修理の見積もり

先日、新宿のSRCに修理を出したマウンテンスミスのバックパックの見積もりが到着した。古いバックパックで素材が現存しないという理由から、両肩の修理と送料込みで7,000円という金額になった。

カリマーの最新の40リットルが2万程度で買えると考えると、いささか躊躇する。まあ、仕方ない。

10年間以上、旅を共に歩んだので、これからも付き合おうと思う。1ヶ月程度は見込んで欲しいとのことだったので、GWに間に合うかどうか微妙だ。

それにしても、最近の修理代というのは、デジタル製品を含めてバランスが悪い例が目立つ。修理をするぐらいだったら新品を購入したほうが結果として<お得>なんじゃないかというパターンだ。

いつのまにかデジタル製品については購入時に5年程度の保証ローンに加入するのが慣習になった。

案外、そういう修理に出すんだったら、もういいやという商品を積極的に回収して、ビジネスに結び付けている人がいるのかも。いや、きっといるのだろう。僕の家の下を毎週土曜に通る回収業者は「パソコン、カメラ、いらなくなった・・・」とマイクロフォンで叫んでいるのだから。

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2007年04月12日

コーヒーもう一杯

・山川直人「コーヒーもう一杯」

スクリーントーンを使用しないで、<かけあみ>のタッチにこだわりを持つ作家、山川直人が描く登場人物や風景は、どこか郷愁を誘う世界である。

一話完結のオムニバス形式の漫画は<一杯の珈琲>を題材にして淡々と進む。心温まる物語もあれば、少しホロ苦い物語もある。

誰もが、一杯の珈琲に色々な思い出や気持ちを抱えているように、作品の登場人物もまた何かを抱え、そして泣いたり笑ったりしている。読み終わった後に、ネルドリップで一杯淹れたくなるような、お気に入りの珈琲屋で心ゆくまで珈琲を味わいたい気持ちにしてくれる、そんな作品だ。

決して賑やかな物語が用意されているわけではない。むしろ、静かに、都会のどこかでひっそりと繰り広げられているドラマみたいにゆっくりと展開していく。

ささやかに、けれども確かに心から満足できる漫画である。

一押しだ。ぜひ、いろんな人に読んでほしい。待望の3巻もそろそろ発売!

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2007年04月11日

タイ料理

10年ほど昔、タイのチャン島(Koh-Chang)で、打ちあげられた魚を適当に焼いたり、拾った椰子の実のジュースを飲む生活をしていたら、微熱を発症して、よれよれになったことがある。トイレに行ったら光よりも速い速度でお腹が痛くなってしまう症状だ。もしくは「む、きたな」と思ったコンマ0.2秒後にゲートがオープンしてしまう症状でもある。

亜熱帯でお腹を下したことがある人なら、きっと共感ができるだろうと思うが、東南アジアで患ってしまうと、夏バテのような状態でヘトヘトになり、かなりキツい。

結局、この島の生活は、熱が下がらないのが不安になって、早めに切り上げバンコクに移り、すぐさまに総合病院に駆け込んだ。日本語が少しだけ話せるタイ人の医者は優しいけれども鋭い目つきで「あんまり不衛生なものを食べちゃだめカップ」と拙い言葉でボロボロの旅人を諭し、抗生物質を大量に与えてくれた。細菌性の下痢であると説明され、僕はうなだれてゲストハウスに戻った。

ただここで早合点してはいけないのだが、恐らく(これは個人的見解にとどまらない)、そういった酷い食生活を送らない限り、タイ国内では食べ物の不衛生で腹を下すことはないだろうと思われる。その代わりに、例の激辛なテイストがその役目を全うしてくれる。

初めてタイを訪れた19歳の1994年は、タイで14日間、ライブを開催した。もちろんトイレットでの話だ。

当時は食事の不衛生が原因と踏んでいたのだけれども、帰国後に色々と考察した結果、どうやら辛味成分がお腹の調子を狂わしているようだと辿りついた。俗に言う<しぶりっ腹>は、出しても出してもまるで釈然としないお腹の状態をさして、厄介なシロモノで、これに泣かされる旅人が多い。日本でタイ料理を食べ、しかもソムタムだの激辛シリーズを食べると、事実、タイと同じ症状になる。

昨日、ガード下という立地条件だからだろうか、電車が通るたびにガタゴトと扉と店が揺れて、店内は通称<泣きメロ>の音楽が響き渡り、魚醤や香菜が芳醇で艶々しいアジアな匂いを放つ食事が所狭しと並べられている店で食事をした。

この店が面白いのは、全品630円均一だということ。ソムタムもパッタイもその他エトセトラが全品同じ値段なのである。支払いは前金制で、タイの屋台のようである。

味はもちろん本格的。バンコクの雰囲気に涙が出そうになった。そして言うまでもないことだけれど、今朝はしっかりと途中下車をした。

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2007年04月10日

ヨウツベ on モバイル

2GのMicroSDをブチ込んだので、ヨウツベの動画をローカルに落として、モバイル用の動画形式(3gp)に変換し、SH903iで動画を愉しんでいる。

声を大にして説明するのは憚られるとはいえ、もっぱらPVなんかが手ごろで、特に90年代前半のロック系バンドのそれは、かつて大画面で見ていただけに、「ケータイで見ちゃっているじゃん、俺」と昂奮を隠し切れない。あんなのとかこんなのが、ケータイで!!である。しかし、すんごい時代だ。

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2007年04月09日

Ancient Herbs & Mordern Medicines : April 2007

PSYBABA.NET reccomends 5 potions in this month are

1.Hallucinogen - Shamanix (TWISTED)
2.Hallucinogen - Gamma Goblins Part2 (TWISTED)
3.Mindelight - La Granja (PHONOKOL)
4.System7 - High Plains Drifter (BLISSDOM)
5.Extrawelt - Soopertrack (YELLOW SUNSHINE EXPLOSION)

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2007年04月06日

渚音楽祭2007春

4月7日、8日の2日間は、お馴染みの渚音楽祭がお台場コートで開催。

渚音楽祭
2007.04.07(SAT)13:00-20:00
2007.04.08(SUN)09:00-20:00
@東京お台場オープンコート

今回は両日エントランスが可能なチケットが手元にあるので、2回楽しめちゃう。

さて、4月7日のめぼしいラインナップはこんな感じ。

太陽/All Genre Stage
13:30 Clammbon
15:50 Sly Mongoose
17:50 Takkyu Ishino
18:50 System7

星/四次元Zone
17:00 Masa(Live)

Clammbonの和やかな音色と原田郁子の唄声でお昼を楽しみつつ、Sly Mongooseに突入。このバンドの音はカテゴライズできない音で、踊るにはもってこい。

そして違うステージでスタートするMasaのライブ。MasaのDJは昔から聞いていたので、DJだったらパスしたけど、ライブなのでちょっと見てみるつもり。さらに大御所の石野卓球、System7と続く。以前にライブで味わった卓球のライブは涙ものだった。その感動をもう一度。

他にもこんなラインナップ。
CRO-MAGNON/ALTZ/LIVE LOVES/icchie/REBEL FAMILIA/1945 a.k.a. KURANAKA/ARNE/
Salpo/Funky Gong/NORI/MIEKO/DISKOMAN/REE.K/KATSUMI/MAXIMUM/INFINITY16/
ASIAN STAR/GLADIATOR/SUPA ARI-T/JA-SPER/Hiroshi Kawanabe/KENJI HASEGAWA/YOKU/MAKAI/HALFBY/HANDSOMEBOY TECHNIQUE/FREDO

そして4月8日は、さらに過激。

太陽/All Genre Stage
12:00 Xavier Morel
13:00 Hallucinogen
16:30 Extrawelt
17:30 Derrick May

空/Trance Zone
15:30 Mindelight

トランス色が濃い(デリックメイは違うけど)一日になりそうだ。
神経質なレンガ職人のようにサイケデリック音を段々と紡ぎだすザビエルのDJ、天才サイモンのユニット、ハルシノゲンのライブ(「ファッキンファイヤー!!」)で卒倒する間もなく、メキシコの新星Mindelight、そしてExtrawelt/Midimilizの名義でEPも出しているExtrawelt。このあたりの音はミニマム感が漂うので、夕方にはいいのかもしれない。

8日のその他のラインナップは以下の通り。
GOCOO/SINE6+UNI+佐藤タイジ/KINOCOSMO/SUN PAULO/SHAG/SPECIAL OTHERS
KOH-TAO & SANDII/YAOAO dub from Dachambo feat.内田直之/SOFT/
KEI FUJISHIRO/KEISUKE/Liquid Ross/MIKI/RYO/TA-KA/TULIO/Dj TarrU/Spliffnik/Takaya Sato/DJ KENSEI/IZURU UTSUMI/DJ NOBU/HIKARU/MURO/MASTERKEY/DJ KAORI/HAZIME/YUKIJIRUSHI/ DJ TABO/SHINKAWA/UIROH/DJ ARA/KAWAMURA/DSKE/MIRROR SYSTEM/ARTMAN/MAKYO feat. JUDWA/KAY NAKAYAMA/LIQUID DJEMS/SINKICHI

オフィシャルサイトはこちら

渚音楽祭2007春

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2007年04月05日

情報ダイエット

東京メトロのフリーペーパーで去年、高城氏が語っていたように、パソコンの普及の恩恵で数年前とは比べられないレベルで情報が飛び交っている。高城氏は<情報ダイエット>を強く意識していた。

「今年のテーマはまだはっきりとはしていなくて。何しようかなって考えてる最中です。少し考えてるのは、何をやめて何を新しくするのかってこと。

僕はそれを〝情報ダイエット〟って呼んでいるんです。

ここ5年くらいでインターネットが普及したことで、情報が50倍くらいの量で氾濫してるでしょ?
みんな実際に体験したわけじゃないのに、知っているだけで体験した気になったりしてる。

これはヤバいなと。

だから、氾濫している情報に惑わされずに〝情報ダイエット〟をして、いろんな本質を求めていこうと思っています。

それでね、テレビとウェブを見るのをやめたんですよ。携帯はまだやめられないけど。

例えば、美味しいラーメン屋はきちんと自分で行って確認して、それを人に伝えなきゃまずいと思ったんです。」


僕はSNSで似たような危機感を感じている。SNSの恩恵で小学校の幼馴染と連絡が取れたりするのはひとつの利点だ。でもSNSでコミュニケーションをしているだけで、それが代替行為となり、<なんとなく会っている>気がするのは、空虚なんじゃないかと最近思うようになった。

SNS上でのやり取りなんてのは実際に会った場合の100万分の1ぐらいの感動しかないと思わないと、大切な何かを見過ごしてしまう。安心してはいけないと感じた。

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2007年04月04日

新宿「桂花ラーメン」

ラーメンが注目を浴びてから幾度と無く熾烈な競争に巻き込まれたに違いないのに、往年のファンからも喜ばれ、新たなお客から喜ばれる新宿の老舗で重鎮のラーメン店といえば「桂花ラーメン」である。

永い間、新宿三平ストアの横で営業していた「新宿ふあんてん店」は閉店となり、新たな店舗として隣のビルに開店した。

そして従来からのメニューも充実し、熊本の店舗しかなかったチャンポンや、大盛りサービスなど目新しくなった。

そこで、従来の桂花ラーメンではなく<チャンポン>をチョイス。ちなみに以前に熊本にある本店で桂花ラーメンを食べてみたことがある。同じ味がするのかを確認してみたかったのだ。食べてみると、いつも新宿で食べている桂花の味がした。つまり、熊本と新宿で同じ味を作り出せているのだ。

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こちらはチャンポン。

熊本の店舗以外では珍しいというメニュー。野菜たっぷりに白濁のスープは、まさに九州テイスト。やや小ぶりであるものの、やはりスープに特徴がある。桂花の裾野の広さが伺える味だ。豚骨スープがまろやかでコクがあるというのが桂花の真髄だろう。ビールと一緒に昼下がりに啜るなんてのが似合いそうな感じ。

そして唐揚げの代わりに頼んだコレ(名前は失念;)。
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それにしても桂花というのは、時々、無性に食べたくなる。一度そう思うと居ても立っても居られない吸引力だ。なんだか太肉麺(ターローメン)を食べたくなってきた。こんな記事を書いているとなおさらである。そういう中毒性のある店である。


桂花ラーメン 新宿 ふあんてん新店
新宿区新宿3丁目21-4 第2サンパークビル
11:00~01:00
無休

桂花ラーメン --\650
太肉麺 --\900

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2007年04月03日

ワインと北九州

南アルプスの田舎に帰省した場合にワインを購入する以外を除いて、ほとんどワインを嗜む場面が少なくなった。

一人じゃお酒を呑むことがないので、正確に言うと<ワインを呑む店に行く機会が減った>が正しい。

それでも数年前はワインにどっぷりとハマった時期があった。九州地方に半年ばかり転勤していた頃のことである。

*
*

福岡県北九州地方の主要都市を担う小倉駅の近くに<サンスカイホテル>というビジネスホテルがあって、会社の同僚の幾人かはこのホテルに滞在していた。ホテルの施設自体は、ありふれたホテルでそれほど特色がなかったのだが、このホテルの最上階にあるラウンジレストランは一見の価値があるレストランだった。

レストラン自体がゆったりと回転するのである。

席はすべて窓際で北九州地方の夜景を一周しながら眺められる。

回転するスピードも決して目が回ってしまうような酷いシロモノではなく、じつに優雅に回転していく。たしか料理はフランス料理が旨かったと記憶しているが、料理というよりは、このラウンジで飲むワインが最高だったと憶えている。

しっかりと腰のある白ワインは完璧に冷えていて4月の桜の時期に呑むというシチュエーションは感動に属するレベルであった。

いまだったら考えられないが、友人が運転する車でレストランに向かい、白ワインを2本ほど空けた。

ワインの酔いは心地がよくて、なにかふわふわした感じで、どこでどうやって会計を済ましたか分からないまま千鳥足で夜の北九州をかっ飛ばした。

ラジオからは森山直太郎の「さくら」が流れて、歌詞にある「さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で」なんてのに耳を傾けると少しだけ感傷になったりもした。

小倉城の桜は満開だろうか。懐かしい思い出である。

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2007年04月02日

夏に向けて

毎年その数字を更新している「巨人戦開幕試合の視聴率」が、今年も例外なく過去最低の記録になったらしい。野球中継をテレビで観戦するというのが娯楽のメインストリームになり得ないご時勢では、なかなか難しいことだろう。

小学生の頃は家から自転車で5分ぐらいのところに神宮球場があったので、夏になると野球観戦しに足を運んだ。もちろん、テレビで観る試合より迫力があって、昂奮した。

当時のヤクルトは順位が下から数えたほうが早い球団だったので、大体いつ行っても空いていて、このあたり一帯は神宮の森と呼ばれるだけあって、外野スタンドの音にまじって蝉がミンミンと鳴いたりし、非常に風物的な光景であった。

夏の神宮球場は、じつに気持ちのよい素晴らしい場所である。

野球中継というのは夏を顕す季語だとここ数年思っているので、夏大好きっ子としては、「今年は野球観戦を!」と計画している。

もちろん、神宮球場だ。

夏を味わいたいのが最上位のコンセプトなので、季節を味わえないドームなんてのは秒殺で却下。

試合を観戦するのは外野スタンドに決定。応援するのは巨人以外のどこのチームでも。焼きそばをつついて生ビールをぐびぐび飲んで焼き鳥も食べちゃって野球を観るのは、想像しただけでも愉しい。

まだ夏が先だが5月11日の<ヤクルト阪神戦>なんてのはどうだろうかと目星をつけている。

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