ラーメンが注目を浴びてから幾度と無く熾烈な競争に巻き込まれたに違いないのに、往年のファンからも喜ばれ、新たなお客から喜ばれる新宿の老舗で重鎮のラーメン店といえば「桂花ラーメン」である。
永い間、新宿三平ストアの横で営業していた「新宿ふあんてん店」は閉店となり、新たな店舗として隣のビルに開店した。
そして従来からのメニューも充実し、熊本の店舗しかなかったチャンポンや、大盛りサービスなど目新しくなった。
そこで、従来の桂花ラーメンではなく<チャンポン>をチョイス。ちなみに以前に熊本にある本店で桂花ラーメンを食べてみたことがある。同じ味がするのかを確認してみたかったのだ。食べてみると、いつも新宿で食べている桂花の味がした。つまり、熊本と新宿で同じ味を作り出せているのだ。
こちらはチャンポン。
熊本の店舗以外では珍しいというメニュー。野菜たっぷりに白濁のスープは、まさに九州テイスト。やや小ぶりであるものの、やはりスープに特徴がある。桂花の裾野の広さが伺える味だ。豚骨スープがまろやかでコクがあるというのが桂花の真髄だろう。ビールと一緒に昼下がりに啜るなんてのが似合いそうな感じ。
そして唐揚げの代わりに頼んだコレ(名前は失念;)。
それにしても桂花というのは、時々、無性に食べたくなる。一度そう思うと居ても立っても居られない吸引力だ。なんだか太肉麺(ターローメン)を食べたくなってきた。こんな記事を書いているとなおさらである。そういう中毒性のある店である。
桂花ラーメン 新宿 ふあんてん新店
新宿区新宿3丁目21-4 第2サンパークビル
11:00~01:00
無休
桂花ラーメン --\650
太肉麺 --\900
7月30日23:10頃 新宿アルタ近くの地下の店に行きました。あまりの不味さに驚きでした。たまたま私の分だけ味の調合を間違ったのでしょうか? ちなみに食べたのは阿蘇高菜ラーメン、一緒に行った友人も同意見。彼の太肉麺の味も以前に比べ「かなり」味が落ちていました。桂花フアンとしては一日でも早く以前の桂花ラーメンの味に・・と切に願います。
> 藤長 さん
そういえば、僕の友人も味が変わって残念だと話していました。もう20年以上前ですが、新宿の伊勢丹前の交番の裏路地にある桂花に行ったときの衝撃が忘れられません。味を守りつづけるというのも難しいのかもしれませんね。