2004年11月30日

Aphorism [俵万智]

ゴアという町の祭りを知りたけれど
ここはそらみつ大和の国ぞ

俵万智『サラダ記念日』(詩人)

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2004年11月29日

うるめいわし

うるめいわしがあったので、夜食にと思い、食べることにした。
うるめいわしは漢字で書くと「潤目鰯」で、字の通り目が潤んだように見えるからこの名がついたらしく、鰯種では脂が少ないため、丸干しなどの干物が有名だ。

西日本で獲れるのは、より滋味に溢れ、噛むとその魚独特の苦みと塩味が一体となり、この上となく焼酎に合う。

どんなのが美味しいかあれやこれやと試行錯誤をしたが、どうもそんなに大振りではなく、ほんのりと腹に肉がついていてエラが綺麗なのが美味しいようだ。

自宅では酒を呑まない主義であるから、もっぱらウルメイワシを食べる時はお茶漬けの具にするようにしている。

さっそくと冷蔵庫から取り出しガスコンロに乗っけると、飼い猫がニャァニャァと足元で頭を摺り寄せておねだりをしてきた。うちの猫はイワシのたぐいが大好きで、食卓の上にうっかりと置きっぱなしにしておくと、気を許した隙にニャンッと手を伸ばして盗み、椅子の下で齧っていることがある。ほとんどサザエさんの世界だ。

それを見ている飼い犬(パピヨン)もどういうわけか尻尾を振って昂奮している。近づけば引っ掻かれるというのに毎度のこと性懲りもなく忍び足をして興味を持ってしまうようだ。

さて、大きめのどんぶりに冷や飯を半盛りにしてうるめいわしをのせ、熱いお茶を掛けて、湯気を吸い込み、一気にかっ込んだ。日本人として生まれてきたことに感謝するほどの味。

見た目はシンプルすぎて取りたてもないけれど、干し魚自身が持つコクのあある塩味とイワシの身に染みた海の香りが具材としてマッチング。ふぅ~。

*

タイの首都バンコクにあるルンビニ公園の近くの軍事施設後にナイトバザールが出来たとか(03年12月)。

スワンルム・ナイトバザールと呼ばれて、ざっと数えただけでも3000店舗以上あり、国内では最大級。
バンコクのバザールとしてはチャトゥチャックのウィークエンドマーケットがあまりにも有名だけど、これは毎週土日しか開催されないので是非にも行ってみたい。
バザールは食べ物の屋台も賑わっていて、安価なアイテムもあり喧燥に包まれているので祭り好きには堪らない。

食器や家財を買いつけている旅行者や洋服をチェックしているバイヤーも見掛ける。

ヨーロッパや日本での価格の何十分の一にも満たないので、お買い得なのだろう。

僕もチャトゥチャックのマーケットでTシャツを何枚か買ったりした。淡いグラデーションのある絞り染めのTシャツで凄く気に入って購入した。96年だったけな。日本に帰国しても愛着があって、見れば見るほどいい出来具合なので、もっと買い置きしておけば良かったと後悔したくらい。それから何度かバザールには行ったけど一度も見なかったし。

一日中楽しめる規模なので、食事は店舗と店舗の隙間で出展している屋台のご飯を食べることをお勧め。カオッパ(焼き飯)やバーミナウ(汁そば)なんてほんと美味しいから。

日本では考えられないけど、市場じゃ時としてナントカ条約に触れるような動物も売られちゃっているし。
あれはちょっと可哀相だな。旅行者には何にも出来ないので。

以前にはタイの御土産だと象の置物とか、へたすればシンハビールのTシャツなんぞが定番で、ステレオタイプに辟易した人もこんな感じのバザールに行くと、けっこうお洒落な雑貨や家具、アクセサリーがきっと見つかる筈。
さっきのチャトゥチャックでも店が多くて全部が見きれないぐらいなので、買う時のコツは、一度いいなって思ったら、その場で交渉して買うこと。少し見てからまた戻って買おうなんて考えてると必ず道に迷うのでご注意。

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2004年11月28日

地元意識

例えば野球のニュースなんかを観ていると、北海道の道民が日ハムの試合に一喜一憂したり、福岡の県民がダイエーの試合を観る為に足繁にドームに通い詰めたり、やっぱり阪神ファンの大阪っ子が縦縞の帽子を被って道頓堀でワイワイガヤガヤしている。

別にとりわけ野球が好きではないんだけど、そういう光景を観ると、なんか地元に密着したチームっていいなぁって思う。

恐れをなさずに言うなれば東京に密着したチームってないでしょ。
巨人?ヤクルト?。どちらもあんまりパッとしないし、(失礼、)盛り上がりに欠ける。
というよりはバックグラウンドとして東京のイメージが湧いてこないのかもしれない。

もし僕が─そんなことは月と太陽と惑星が並んでグランドなんとかクロスが生じたとしてもありえない話だけど─ある日突然としてジャイアンツの帽子を被って登場したとする。

でも果たして誰がこの人って東京シティボーイねって思うだろうか。思わないだろう。
その代わりに日ハムの帽子を被っていたら、おぅ、北海道ジャガバタ北の国から蛍っしょぉぉぉfrom富良野、となるわけだ。

極端すぎるかな。でもさ、そんなものじゃない?
いずれにせよ、それだけチームカラーに地元色が介在していることはいいことだ。

俺は東京の江戸っ子だからなんといっても〇〇ファンだぜぃと囁きたい。
日ハムのファン感謝デイのニュースを見てたらそんなことを思ひました。

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2004年11月25日

マッキントッシュ

学校の実習で使用する絵教材の印刷の為に、久しぶりにマッキントッシュの電源をいれた。
1年ぶりぐらいだろうか。
初期ボンダイブルーのimacであるから、OSが9.1ぐらいでいっぱいいっぱいになる。

USBのHubを本体のUSBポートより増設しているんだけど、どうもこのHubの接触が悪いらしく、
しょっちゅうUSB が認識していませんというアラートがポップアップ。

Hubからキーボードもマウスも接続しているから手間が掛かるわ掛かるわ。

昔のファミコンのアダプターコネクションかよ。ぐぅ。

でもやっぱり、windowsのとぼけた起動音よりマックの〝ジャーンッ♪〟の起動音のほうが最高。

ジャーンッ♪。

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2004年11月24日

日本語の乱れ

ある特定の文化が衰退する要因のひとつにその文化を取り巻く言語体系が大幅に崩れるという説がある。もちろん極論に及ぶ可能性も十分考えられるわけだが、昨今の日本語の、とりわけ乱れた風潮を鑑みると頷けずにはいられない。

ニュースサイトを見ていたら大学生の国語力は外国人留学生に劣るも近し、だそうだ。これはキケンだ。在フランスの外国人留学生が生っ粋のフランス人よりもフランス語が巧かったら・・?もし在イギリスの外国人留学生が、、、。いかに歪な状況であるか輪郭が見えてくる。

僕は、ある特定の空間を基軸とした文化生活の基盤には、そこで使用される言語が作用すると信じている。具体的に詰めると、日本では日本語が話され、またその日本語が話されることが日本たりうるひとつの要素であるということだ。

これは由々しき問題ではないだろうか。

*

某月某日に購入したお灸が部屋の片隅からひょっこり出てきた。確かキャンプに出掛けた時にバティックを敷いて緑が健やかに生い茂るなか、ツボというツボに乗っけてみようと思い、買ったのだ。気がつけば季節はすっかり冬に近づこうとしている。うーん、来シーズンまでお預けかな。

ところでお灸って結構色々な種類が出ているのね。藻草だけに留まらず、ニンニクとかショウガとか効きそうな球根系植物から温度設定もぬるめのタイプから熱いタイプまでそれぞれある。

昔、サザエさんなどの漫画でおばあちゃんが背中に乗せているのを見かけたけど、だいぶいまは洗練されてきているようだ。

*

昨日会社の帰りがけにケニさんと神保町にある〝さかいや〟に行った。アウトドアショップでカリマーのアウターがたくさん揃えてある。
ゴアテックス商品から新素材を使用した冬物まで非常に豊富。去年のタイプのアウターが半額以下の1万7千円で売られていたのが実に悩ましい。
防寒もばっちしだし、カリマーカラーとして特色のあるくすんだ味わい深いのチャコールグレイが目を引く。
どうしよっかな。ノースフェイスから出ているN3Bタイプの上着(モスグリーン)と迷うんだよねぇ。ノースは去年より少しだけ値下げして3万3千円~で発売中。

ケニさんはカリマーの新商品を買いかけていたけど、どうやら銀行カードでデビット払いが出来なく、コンビニまで足を伸ばしていた。でも祝日でコンビニでも引き落とせなかったとか。今日またお店に行くのかな。

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2004年11月23日

Aphorism [R・ウィンターズ]

私は、孫からの質問を大事な思い出にしている。
「おじいちゃんは、戦争でヒーローだったの?」

私は答えた。「いいや。でもね、皆が英雄だったよ」

E中隊 リチャード・ウィンターズ(Band Of Brothers)

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CHEMICAL CREW

CHEMICAL CREWからリリースされた「Void」のアルバムを友人から戴く。

「Void」は先のVisionquestでも大好評だったイスラエル発トランスユニット。
アルバムも所謂お決まりのイスラエリサウンドということもなく重厚な仕上がり。
アルバム名でもある一曲目の〝Punishment〟、よくパーティーで流れているね。ライブも評判。
特にVisionでは盛り上がったらしい。

*

Photologでも紹介している知人(チビスケ♀:身長143cm)がオーストラリアで開催される〝Earthcore Carnival 2004〟に行くそうだ。いいなぁ。

GMSやハルシノゲンのライブも確かに踊り応えがありそうだけど、何と言っても大御所Eatstaticのライブ。いまだ日本に来ていない(筈)の彼ら、さもグルグルな感じなことでしょう。

そうそう、Eatstaticは2000年のバリで行われたミレニアムパーティーに登場予定だったんだよね。
僕はそんなんで、それに合わせてバンコクから、意気揚々とクリスマス前に友人2人と馴染みの娼婦に別れを告げ(というのは嘘だけど)バリに飛び立った。

そしたら現地で情報を入手すると何とドタキャンでやんの。
まぁ、そのかわりミレニアムパーティーはエントランス払わずに会場まで行っちゃたけど。

*

ちなみに前述のチビスケは、夜中に元カレと手を繋いで歩いていたら、彼が誘拐犯と間違えられて警察に職務質問にあったそうだ。誘拐犯に間違えられるカレシってどんなんよ?

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2004年11月19日

水木しげる

小学5年か6年の時に漫画家の水木しげるの家に電話を掛けたことがある。
もちろんいたすら電話ではない。かといって遠い親戚を辿っていくと水木家にあたるわけでもない。

20年前の当時、藤子不二雄ランドと称して毎週セル画付きで藤子漫画が復刻したり、
発売されていて、僕は今は亡き幼なじみとそのシリーズを貪るように夢中になって耽読していた。

シリーズのひとつに著者の半自伝的な漫画があり、凄く大好きなシリーズだった。

題名もそのまんまで「まんが道」。

ことさら説明するまでもないけれど、藤子不二雄は[藤子F不二雄]と[藤子A不二雄]の二人組のコンビから成り立っている漫画家である。
記憶の倉庫から情報を引き出すと、たしか僕が小学生低学年まではペンネームは〝藤子不二雄〟オンリーだった。
いつのころからか『ドラえもん』の巻末にある著者紹介で、FとAがそれぞれとして紹介されるようになり、見て、ビックリしたものだ。一人だと信じていた人が実は二人だなんて。
同時にこんなにしてわざわざ二人の名前を別に記載するにはなんか理由があるのかなと小学生ながらに心配になった。

さて、その二人が登場するこの「まんが道」、主人公は才野茂(F)と満賀道雄(A)といういささかベタな名前で、内容も自伝的であるぐらいだから、彼らの対面シーンに始まり、葛藤、そして手塚治虫との出会い、名アパートのトキワ荘で仲間達と過ごす共同生活と徐々に一人前の漫画家として成長する姿が描かれている。

ところでトキワ荘のひとコマに登場する〝キャベツの味噌汁〟は、盆ダンス管理人ことTK野氏も幼少時代に憧れたという、グルメ漫画美味しんぼを越える漫画界最強の仕上がりになっているので食いしん坊は絶対読むべし。

で、『まんが道』の少年編では、いずれは大漫画家に成長するこの二人が初めて作品を書き、それをキリや画用紙を使って製本して、近所の同世代の子供たちに見せて大絶賛を浴びるシーンというのがある。
そのシーンで僕らは大いに影響を受けた。自分達のデッサン力なぞまったく度外視して、俺らはもう漫画家になるしかないなと西日の射す放課後、訳もなく決意とかしたりした。

当時から、何をするにもまずはカタチから入るというのが我が信条というか先走りであって、この時も例外なくマンガに出てくる道具を片っ端から揃えていった。

今でも何を買ったか覚えている。ケント紙、丸ペン、Gペン、ペン先、インク、スクリーンシート、肝油ドロップ...etc。最後の肝油ドロップは画材と関係ないんだけど、本編では重要な役割があるので購入した。
あとプラスチックの定規は家にあるのを拝借し、作中に書いてある通りに裏側に一円を貼り付けて準備した。なぜ1円を貼るかというと、一円硬貨の分だけケント紙と定規の間に隙間が出来て、インクがこぼれないようになるからだ。ペン先は使いやすいように後ろの部分を削った。

それだけのアイテム群を丸々準備したところで漫画を読むのは好きでも別に絵を描くのは好きじゃないし、道具を揃えると、あり大抵は満足しちゃう性格なので途端に暗礁に乗り上げた。毎度のことである。それにノウハウや絵の組み立て方がさっぱりなのである。

じゃあっていうことで今度準備したのは小学館から出ている「マンガの書き方入門」とかいうタイトルのハウツー本。
小学生向けの本から学ぼうとしたわけだ。

今考えると意味が全く分からないんだけど、この本の巻末には有名な漫画家のプロダクションの住所・電話番号がバッチリと記載されていた。

これを見て僕らはすぐに閃き、うん何かに使える!と、みるみるうちに素晴らしいアイデアが湧いてきた・・・というかは、きっとこれは〝君らから漫画家に電話してみろ〟という小学館からのメッセージだよと、まるでハタ迷惑な思考を導き出してしまい、しかも片っ端から知っている漫画家の住所を104で検索した。

これくらいになると漫画の書き方を教えてくれるかもしれないという高尚な相談ではなく、
サイン貰えるかなとか、もしかしたら生原稿貰えちゃうかもねという私利私欲に傾きかけていた。

もちろん言うまでもなく104で調べ上げたところで実際にそこに漫画家本人がいるわけでもないし、ガキンチョが掛けてきたところで取り持ってくれるわけがない。けど僕らはまだそんな事情は知らなかったので家の電話から調べた番号をダイヤルした。

「もしもし、手塚先生はいますか・・・?」
「もしもし赤塚先生に用があるんですけど・・・。」
「ここにはいないんですよ」出た人はみんな優しく言ってくれた。
でも漫画家本人とお話できないのでつまるところ収穫ゼロだった。

電話するのも飽きちゃってしばらくコードを弄くりぶらぶら遊んでいる僕に反して友人はまだその住所録を真剣に検証していた。
「おい、ちょっとこれを見てみろよ」
「えっ?」
僕は口をだらしなく開けてそっちを見た。
友人がまさに血相を変えて本を押し付ける。

「おっおぉ~」
なんだか近所のサカリのついた猫のように声ともならない音を思わずだしてしまった。
そして目を疑った。

水木しげる 東京都×××××・・・
こ、これは、どう見ても普通の住所だ。

いいぞ、いいぞ。ついに金脈あてちゃったかな。僕らはにやにやしながら104で調べ、すぐさま掛けた。
プルルル、プルルル。けっこう保留音が長い。あーあ。やっぱ出ないのかな。載っているわけがないよね、ホントの住所なんて。そんな諦めモードになろうとした瞬間。受話器をあげる音がした。
カチャリ。

「はい、もしもし水木ですけど」

やっ、やったー!出たぁ!!
でも女性の声だ。友人が唾を飲む。
「あっあの~。水木しげる先生をお願いしたいのですが・・・」
僕は間髪無しで言った。当たるも八卦当たらぬも八卦だ。

奥様らしき女性が続けて言う「はい、少々お待ちください」
耳を疑った。期待していたとはいえ実のところ想像していたシナリオとは違った返事がきたからだ。

え?いまお待ちくださいって言った?
僕らはガッツポーズをして、なぜか姿勢を正した。

「お電話変わりました、水木です」
ホンモノだ・・・。

「あ、も、もしもし。あの~、その~」
何をいえばいいのか頭が真っ白になった。
言葉が浮かんでこない。
しかも緊張のあまり突拍子もないことを言ってしまった。

ゲゲゲの鬼太郎、好きです!!」シーン。無反応。

ヤバイくらい辛い静寂のあと、先生は大きく笑った。
「ハッハッハー。ありがとうありがとう。お電話いただけるなんて。いやー、小学生のお子さんかな」
「は、はい、そうです」電話なのに僕は何故か耳まで真っ赤になった。

「先生は嬉しいよ。わざわざ掛けて貰えて。ほんと、ありがとう。でもね出版社とかお仕事の人からたくさん掛かってくるからあんまり長くお話とかできないんだ。ごめんね。今度ボンボンで鬼太郎が掲載されるから読んでくれるかな」

「はっはい!!」
力いっぱい答えた。
「ハハハ。ありがとう元気がいっぱいだ」
「それじゃあね」

電話は切れた。今まで味わったことのないヘトヘト感がそこにあった。でもすごく満足した。僕はいま、水木しげるとお話をしたんだ。

そして友人と誓った。よし、ボンボン買って鬼太郎読むぞと。

そういうわけで、僕は小学5年か6年の時に漫画家の水木しげるの家に電話を掛けたことがある。
まだ昭和と呼ばれる時代の頃のお話だ。

いまでも僕はゲゲゲの鬼太郎が大好きだ。


「大(oh!) 水木しげる」展
期間:平成16年11月6日(土)~平成17年1月10日(月・祝)
会場:江戸東京博物館 1階 企画展示室
開館時間: 9時30分~17時30分(木曜・金曜は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで

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2004年11月18日

11月2日以降

シラク仏大統領が会見で米国から真っ向に対立し意見を述べた。

以下、YahooNEWSより抜粋

フランスのシラク大統領は17日放映の英BBCテレビとの会見で、昨春のイラク戦争に伴いテロが増加し「世界はより危険になった」と述べた。「より安全になった」と戦争を正当化するブッシュ米大統領の評価と真っ向から対立、イラク問題をめぐる仏米間の見解の相違を浮き彫りにした。

会見にあるように戦争というのは最悪の解決策であり、戦争がやむを得ない時には国際社会の決定でなければならない筈だ。どんな状況でも例外があるべきではない。

11月2日以降、世界はより一層と危険な方向に向かっている。

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2004年11月17日

セブンイレブン

最近お気に入りのコンビニ商品にセブンイレブンで販売の果汁100%のマンゴージュースと杏仁豆腐というのがある。

どちらもセブンイレブンのオリジナルで、マンゴージュースはインド産アルフォンソマンゴーと台湾産ペリカンマンゴーをブレンドしている。

アルフォンソマンゴーはフィリピンなどで出回っているペリカンマンゴーとかよりも、もっと芳醇な香りがあって果肉も濃厚で柔らかい。

インドでは2月位から北部でも南部でも見掛けるようになり、時期になればよく屋台でこのアルフォンソ種が売られている。日本と違って現地では値段もお手頃なので雨上がりの路上などで店が出ているのを発見すると大量に買い、ゲストハウスでポケットナイフを使って皮をむき食べた。こういう時のおやつはいつになく贅沢だった。

アジアの旅の日々の記憶を弄ると、マンゴーといえばタイのカオニャオマァムゥアンがあることを思い出した。

タイ語でカオニャオはもち米、マァムゥアンはマンゴーである。にわか仕込みに現地の言葉を覚えるのが光より高速な男はこんな言葉をせっせと暗記しては道ばたで使っていた。

これは長細く切ったマンゴーに冷たい(もしくは温かめの)もち米が載せてあって、ナッツが振りかけてあり、その上にココナッツミルクが掛かっている。

バンコクでも3月位からチラホラとあり、プーケットやホワヒンでは2月の初旬から早くも市場で売られている。

もち米とフルーツの組み合わせに日本人は少しだけドキリとするけれども、ひとつ勇気をだして屋台のおばちゃんに「カオニャオマァムゥアン、ヌン(カオニャオマァムゥアン一個ね)」と言えば、その後の至福は間違い無し。
きっと病みつきになるだろう。こんなにももち米と混ぜて食べると美味しいなんて!と。

日本でも毎年開催される代々木公園のタイフードフェスティバルで運が良ければ売られているので、これは是非。

少し話がずれたけど、先のセブンイレブンのマンゴージュース、100%であるだけに味が濃厚でコンビニ商品の中では群を抜いて高級な仕上がりになっている。

値段は決して安くはないが(200g 250円)、品質から考えると妥当だ。

とにかくフルーティーにマンゴーの味が楽しめる。で、このマンゴージュースを前述の杏仁豆腐に振り掛けるのだ。もう中毒になるほど美味しい。杏仁豆腐もプルプル感が文句無しで臭みが全く無く優しい味になっている。それに振り掛けると・・・、これは正直、ちょっとしたエスニックレストランで食べるぐらいだったらこっちを選ぶというもの。

マンゴージュースはとろっとしているのでプレーンヨーグルトに掛けてもきっと相性がいいはず。

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2004年11月16日

─誰も知らないホントの話─

ノック、ノック。

黒いスーツに身を纏った屈強な男三人が鋭い視線を向けつつ、扉を叩いていた。

ノック、ノック。

「KR田さん、居るのは分かってるんですよ。KR田さん」

KR田と呼ばれる男は、寝ていた。
昨日も残業で業務に追われ、帰ってきたのは1時だ。
ギリギリの最終電車に飛び乗って飯も食わずに寝た。

夢の中で聞こえいるだろう扉の音が本当は自分の部屋の玄関からだと気が付き、
KR田は慌てて起きてた。

時計を見る。6時だ。
6時・・・?
いったいなんだろう、こんな時間に。KR田はいたって真面目な男だった。
少なくとも朝の6時に誰かに叩き起こされるような人物でもない。

いぶかしながらも電気をそーっと点け、扉の覗き穴から覗くと男が三人立っていた。
その中の一番背の高い奴が扉を叩いている。
何なんだ、あの男達は。
KR田はとたんに心配になった。

何かとてつもない嫌な出来事が自分の周りで起きているような気がした。

しかしそれと同時にKR田は元々の性格が真面目なせいか、
不明瞭な出来事にはきちんと立ち向かう面もあった。

それが災いしてする必要の無い業務も引き受けたりするのだ。
同僚が帰り際にKR田の肩をぽんと突ついて言う「もっとラクにやろうぜ」。

だからKR田は扉を開けた。なかなか出来ることでもない。
そうだろう、朝の6時に扉を叩かれる。覗き窓を覗く。黒い背広の男が三人だ。

ガチャリ。

「はい、わたしがKR田ですが」

慇懃にもその男はKR田が扉を閉めないようきっちりと足で止めていた。

もう二人の男は何を考えているのか分からないが、視線に油断がない。
KR田の背中に緊張が走る。

男はまるで新聞記事を読むように続けた「KR田さんですね。私たちは皇****という者です。KR田さん」。
「はい」
「突然ですが、この方をご存知で?もちろん存じられてないことも無いでしょうが大切なことですので、よく見てください。もしKR田さんがお忘れになったということであれば、私達にはKR田さんのご記憶を思い出すお手伝いもできます。この後ろにいる彼らはそういう仕事が実に得意な連中でして。なので、そんなに思い出すのには時間がかかる事も無い。ただ、我々も慎重にコトを運びたいものですから。」

男はそう言うと内ポケットから一枚の写真を取り出した。
女性が半身になってその御顔が正面から撮られている。

その写真の女性にはもちろん見覚えがあった。紀ナントカ様だ。
そしてその男がなぜこの時間に訪れたのかも。

KR田は答えた。毎日見慣れている玄関からの情景がひどくよそよそしく感じる。
見えない筈の格子に囲まれている自分がいた。

「はい。存じ上げております」

男が初めて笑顔を見せた。
「KR田さん、あなた、ヤっちゃいましたね」

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2004年11月15日

浅草酉の市

日曜日は二の酉だったので初めて浅草・鷲神社に行った。

毎年、酉の市は新宿の花園神社に行くと決めていて、今年も一の酉は新宿へ向かい、
見世物小屋の変わらぬ姿や飴細工の屋台などを囃しつつ楽しんだ。

友人夫婦は熊手を購入し、僕は僕で、まだ冬になる前の酉の市にしては暖かい中、
ラムネやら焼きソバやらを買って所狭しと見聞していた。

おおよそ一の酉というのは最近だと気温が暖かいのが定番。
「酉の市だというのにあったかいよね~」というがどうも我々の口癖のようである。

ということは二の酉ともなればきちんと寒くなり1月に相応しい季節が訪れるというのも定番で、
この日は、やはり寒かった。

そういえば天気予報のキャスターも前日の土曜日には、東京では木枯らし一号が吹き荒れ・・・、とニュースを読み上げていたっけ。

さて、その浅草の酉の市、花園神社しか知らない者には見る物写る物全てが新鮮で、同じ熊手を商売としているのにこんなにも違うのかと思う場面ばかりだった。

正直、熊手になんて値段こそは違えど装飾や形には大した違いなんてないでしょうとタカをくくっていた。

だって七福神が乗って、鯛が乗って、しめ縄が締めてあるとかそんなんでしょ。

それがどうだろう。永遠と屋台が並ぶ祭り通りを抜けて、鷲神社の鳥居から入って見た熊手のその圧巻とした絢爛豪華っぷりは。

まず熊手を装飾している小物群の数が徹底的に浅草のほうが多い。
小槌やら七福神もそうだけど招き猫がびっしりと乗っていたり、
梅と桜で色鮮やかに縁取られていたり。

傍目八目の顔がそのまんま熊手になっているのなんて花園には無いぞ。
三基も神輿がついている熊手なんてお幾らするのかしら。

あとなんといっても目立っていて必ず足を止めて見ちゃうのが孔雀の羽を広げるように千両小判がいっぱいの熊手。その緻密的なデザインといい、もうゾクゾクしちゃう。

浅草の酉の市には、いわゆるアレ系の人(頬っぺたに手を当て傷をつくるジェスチャー)が客でも売り手でも少ないようで、特に売り手の皆様は伝統工芸を尊重している屋台が大半をしめている。

少しだけお話をした売り子さん(といっても40代、50代の粋なおじさん)曰く、「花園は確かに〝いちげんさん〟が多いけれども、うちは商売をするお客さんばかりだからねぇ。どの店見ても商売繁盛の熊手があるでしょ。花園とはそこが違うんだよ。だから芸人さんも歌舞伎の人も浅草で買うのが主流なんだよ。あとは全国各地の人が来るのも浅草の特徴かなぁ」。

なるほど、言われてみれば商売繁盛の熊手がどこにもあるし、某企業、某有名人の名札がたくさんあった。

全国各地というのも頷ける。なぜなら鷲神社に入る寸前に佐川急便が「浅草・酉の市」と記載された専用のダンボール箱で熊手を梱包しているのを見たからだ。

もちろんここで売っている熊手は値段もそれなりの金額なので値が張ることは確かだけど、
きっと商売をしていたら買いたくなる。

不景気なんてどこ吹く風。
三本締めの掛け声がいつまでも響いていた。
「商売繁盛、商売繁盛!イヨォー・・・」。

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2004年11月12日

コーヒーバネット

この日記にもチラホラ登場しているケニさんからお借りした「Band Of Brothers」を先日もやいのわいのと観ていたら、冬の雪降り積もる戦場のタコツボで兵士が携帯用のストーブで珈琲を煎れるシーンがあった。

湯気がたち込めるカップを持つ兵士のシーンは、それはとても魅力的で、香ばしい豆の香りが思わずブラウン管を越えて届いてきそうなくらいだった。

その映像をきっかけとして、秋の山やキャンプ場の生活を夢想しているとなんだか突然と珈琲が飲みたくなった。

キャンプ場で夏の朝に飲む甘いミルクも良いけれど、ちょっと肌寒い季節に山に出掛け、焚き火をしながら朝もやの中で珈琲を煎れるのは、これまた格別だ。ゆっくり見渡せば秋の紅葉や、一足早い冬の自然がもうそこまで訪れている。

僕は数年前からエスプレッソ用のコンバーターと携帯コンロを使用し野外では珈琲を煎れていて、コンバーターの性質上から粗目で挽いた豆を使っている。

携帯のコンバーターは世界でもっとも優れたアイデア商品の一つであると思うけれど、いかんせんコンパクトとは言ってもその形態からスペースも取るし、重量もある。

前々からなんかこれに変わるものが無いかなとSRCとかに出掛けて結構あーでもない、こーでもないとチェックしていたら、先日いいのを発見。

ユニフレームからリリースされている「コーヒーバネット」。

針金をコイル状にした商品で畳むとペッタンコになって、広げるとペーパーフィルターが載せられるようになっている。もちろん軽量だし、畳めるのでコンパクトになり、かさばらない。

あとは、準備している挽いた豆を入れて、ゆっくりとお湯を注げばよいわけだ。

このコイルの形が非常に優れていて、まさに理に適っているシロモノらしく、実際にこのキャンプ用のバネットで珈琲を提供する喫茶店もあるとか。
今年の冬はこれで。

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2004年11月11日

k456氏

昨日、新宿の紀伊国屋書店で本を物色後、新宿通りをブラブラしながら歩いて帰宅していると、目の前から〝たしかに知っている人〟がこっちに向かって歩いている。
記憶をまさぐると、顔と名前のタグが一致した。K456氏だ。懐かしい。

僕がこの会社に入って初めて仕事らしい仕事をするといった時、
最初にオブザーブをしていただけたのが彼。

仕事上のヒヨッ子たちに先輩社員が端末操作やDBの仕様を教えることをオブザーブ(以下、オブ)といい、業務の一環として新人研修(どちらかといえばO.J.T)を諸先輩らが行う。

新人の緊張を解くのも、間違いを正すのも、情報を落とし込むのもオブが行うので、新人の今後も担うわけだから結構大事な仕事だ。

僕は入社してまもなく、右も左も分からず、どうしたらいいだろうかと迷っていた。

で、最初のオブで、僕がだいぶトンチンカンなことをするにも関わらず─あれは本当にトンチンカンだった。

じゃなければ単なるアホかと思えるくらい酷かった─、「忙しい職場かもしれないけど、頑張ってね」と彼は最後に、僕が椅子から立とうとした時、声を掛けてくれたのだ。

僕は正直なところ凄く嬉しくて、「そうだな、もう少し頑張ってみようかな。
それにまだ始ったばかりじゃないか、決め付けるのは早いだろう。
どうなるかもわからないかもしれないけど、とにかく続けよう」と決心した。

もちろん彼はほんの些細なセリフで言ったのかもしれない。
でもガチガチの新人には嬉しい言葉だった。

いつの日か、さくらの唄でも歌いながら飯でも行けたらいい。

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Aphorism [バービーボーイズ]

目を閉じておいでよ 顔は奴と違うから
ほらいつもを凌ぐ 熱い汗と息遣い
目を閉じておいでよ 癖が奴と違うなら
でも馴れた指より それがどこかわかるから

バービーボーイズ(ミュージシャン)

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2004年11月10日

─最近の俺マイショッピング─

アーカイブテンプレート修正 >ココロより多謝 ありぱん、デボラ

─最近の俺マイショッピング─
・米原万里「旅行者の朝食」
・リリーフランキー「女子の生きざま」
・大槻ケンジ「グミ・チョコレート・パイン」グミ編、チョコレート編

「旅行者の朝食」

ロシア通訳として常にトップで活躍している著者が、旅先や幼少の頃に訪れた様々な外国の小話を豊富な知識とウィットな文章で綴る。自身もよくおっしゃっているように食に対して並みならぬ興味をお持ちで、それだけに読んでいると思わずお腹がギュルギュル鳴りそうなエピソードばかり。愉しい想像と共に遊べる一冊。
東海林さだおの丸かじりシリーズ(*)を外国で読むほど辛いものがないと言ったあたりは膝をピシャリと叩きたくなるぐらい頷ける。

*東海林さだおの丸かじりシリーズ
読めば読むほど腹ぺコになると言われて名高い。食べ物の描写が巧く、絶対に本を閉じた後何か口にしちゃう効力がある。
だいたいとして日本食のエピソードは旅先の外国なんぞでうっかり読むとリアルすぎて気が狂う。
僕は実際にバリのウブドゥにある古本屋でこのシリーズの「キャベツの丸かじり」をうっかり読み、死ぬほど荻窪のラーメンが食べたくなって、にっちもさっちもいかず悶えたという痛い想い出がある。

「女子の生きざま」

いまだイラストレーターという位置づけなのかどうか不明だけれど、リズムの良い選び抜かれた文章で人気上昇のエッセイスト。
雑誌En-taxiで小説も掲載しており、その「東京タワー」はまたいつもと違う著者のピュアな面が見れて、泣ける作品。
福岡出身の彼の半自伝的なこの小説は遠賀とか小倉とかも舞台になっている。

表題の「女子の生きざま」は女の子と女性のはざまの"女子"という時代をどのように過ごすかがテーマ。過ごし間違えるとトホホな人生を送ることになりますよと著者は書くけれど、靴をごしごし洗えだのといささかトンチンカンなトピックが展開。でも読んでいくうちにそのトンチンカンながらにもちゃんと理由があったりして、納得しちゃうあたりが人気の所以というか天性というか。女の子は読むとムカつくかも。

「グミ・チョコレート・パイン」グミ編、チョコレート編

筋肉少女隊のボーカリストの半自伝的作品。チョコレート編から10年経った後にようやくパイン編が出版されてようやく完結した。待ち焦がれた読者も多いのでは。
ひょんなことから高校じゃまるで冴えない、けれども本当は豊富なロックの知識を持っている登場人物達がやがてバンドを組み、狭い高校から抜け出そうという青春小説。

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2004年11月09日

衛生兵

12月のバストーニュは、とても寒くじっとしているとまるでダンスしているみたいに震えが止まらなくなる。

けれどいくら寒くて雪が吹きつける夜でも焚き火をするのは命取り。
目前にせまるドイツ軍に我々はここでまぬけ面して待ち構えているんだぜと、場所を教えるようなものだから。

今夜も雪が降ってきた。果たして我々はここを突破できるのだろうか。

近くではドクと呼ばれる衛生兵がさっきからモルヒネを探している。

「ねぇ、モルヒネは余ってないかい?」と。

そう、我々にはトータル的に物資が足りないのだ。

ドクがまた誰かに云っている「靴下は変えないとだめだ。足が凍傷になる。必ず変えるんだ」。

バストーニュ。長くて寒い夜。我々はここを突破しなくてはならない。

*

今でも寒い晩は妻に言うんだ。゛バストーニュじゃなくてよかった"ってね。

Band Of Brothers『第六話─衛生兵』

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2004年11月08日

四谷「こうや」

【SAW】

サンダンス映画祭2004で喝采を浴びた映画。日米同時公開。
オーストラリア出身の若干27歳のジェームズ・ワンとリー・ワネルの2人が造り出す、
閉鎖的空間が唯一の場面というサイコムービー。

突然と目が覚めると、そこは鎖で繋がれた便所だった。目の前には銃で頭を打ちぬいた死体が・・・。

「王様の耳はロバの耳~」と耐えられずに穴つぼに叫んだイソップ童話に出てくる登場人物の気持ちが分かる・・・。あぁ、言いたい。

*

四ッ谷駅からしんみち通りを過ぎて、さらに3分ぐらい歩いたあたりにある支那そば屋「こうや」。

裏通りにもかかわらず平日の19時ぐらいは必ずと言ってよいほど行列が出来ている。
支那そば屋といっても麺類が中心というよりは一品料理が多い。

お通しで出る鶏ダンゴスープから既に侮れない感じであり、ちょこっと乗っている豆板醤とパクチーが妙味を演出。一気にスープまで飲み干してしまうお通しだ。

ここに来たら、必ず食べた方がいいのが、鳥の手羽。
一本から注文が可能で、じっくりとタレに漬け込んだ手羽が白髪葱とこれまた豆板醤と併せて出てくる。まるで絹のように柔らかくて、噛んだ抵抗もなくスッと肉がちぎれる。

青菜の炒め物や腸詰めもお勧め。
青菜の炒め物は野菜独特のみずみずしさとアクセントで入っている干し桜海老の塩っけがビールにぴったし。
締めは名物のワンタン麺で。白濁のスープに浮かぶジューシィなワンタンはクセになる。
一品料理には時価と記されていて、一瞬、眉毛がピクッとするけれどもご安心あれ。これだけ食べたのに、こんなに安いの?ってぐらいだから。


こうや
東京都新宿区三栄町8
11:30~22:30 L.O.22:00
日、祝休

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2004年11月05日

04年11月推薦トラック

ポルトガルの注目レーベルCRYSTAL MATRIX RECORDSから、
DJ:X.Pがコンピしたアルバム「High -Tech Pleasures」がリリース。

今までアンリリースだった曲がアルバム化。
2曲目の〝Mastula〟[PARANORMAL ATTACK, PAUL TAYLOR, X.P.VOODOO]、4曲目の〝Malaka Dance (cover version)〟[ATOMIC PULSE] 5曲目の〝Planet〟[DALI]あたりがダンサブルで当たりそうな予感。

特にイスラエルの女性新星トラッカーであるDALIは要注目。今月中には来日予定。イスラエルでは早くも引っ張りだこでとにかくフルオンなDJ。

*

Talamascaが新たに立ち上げたレーベルMIND CONTROL RECORDSより1stコンピアルバム「Mind Controllers Part1」がリリース。

1曲目〝To be continued〟[TALAMESKIMO]、9曲目の〝High octane〟[PROTOCULTURE]。
1曲目はEskimoとTalamascaの新ユニット。Eskimoってまだ20歳くらいだよね、確か。若いなぁ。
9曲目はこないだ千葉の富津岬のパーティでも来日した南アのPROTOCULTUREの曲。ゴリゴリの骨太サウンドで会場を沸かしただけにこれもかなり期待。

*

DISCOVALLEY RECORDSの3rdアルバムは「Psycho Cell」。

[AZAX SYNDROM]、[PSYCHOTIC MICRO]のご存知お抱えアーティストを筆頭にゴリゴリのゴアサウンドが目白押し。
5曲目〝Abusing the system〟[KEMIC-AL]、7曲目〝Black Cat〟 [BRAIN WAVES]も夜のフロアで掛かったらシビれそうなダークな具合。

*

22日にはKoxboxやEtnicaのライブがZEPPで開催。Koxbox(aka:Saiko Pod)のライブはもう「終わりの無い朝」というか「いっぱいいっぱいの夜中の3時」というか「ブラックライトで光り過ぎているスペトラのデザインが、これまた不穏な理由から見れません」というか、とにかくクレイジーな立ってられないトラックばかり。
アルバムよりライブの方が俄然と本領発揮するので、これは是非にとも。

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2004年11月04日

Band of Brothers

【Whats New!!】

・Aboutページ追加。

米国の大統領選によって再選したブッシュ氏。
「ブッシュによって、全世界が危機に陥る」との意見がある。実に賛成だ。
都市部ではケリー氏が優勢だったけれど、地方では現職の共和党が優勢だった。
それにしても・・・。うーむ。

*

今日は学校。ケニ氏から借りたBOB(←ボブぢゃない)〝Band of Brothers 〟を昨晩から鑑賞中。
「プライベートライアン」のパラレルワールド。

1時間×全10話。ノルマンディ上陸作戦に関わった男達を描いた作品。
そのへんはプライベート~と一緒。友情を越えた友情。
長年一緒に訓練を重ねていった仲間達が次々と死んでいく。
e中隊と呼ばれる部隊の行く先は?今夜も寝不足だ。

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2004年11月03日

photolog

【Whats New!!】

・PhotoのBlogを設置しました。
・IE5.0~で見ていただけると嬉しいです。
それ以下だと、左に寄さっている現象が発生。

Movable Typeを置き、セットアップ。css大幅改良>ALL多謝、ありぱん。

日々の写真を(もしくはTravel Logに格納されていない写真を)載せていこうかと思っています。
けどね、3日前くらいにデジカメが壊れちゃったのよ。

デジカメの小さいモニターあるでしょ、あれがフレームアウトしているみたいに真っ暗なの。
撮れることは撮れるんだけど、いちいちPCに落さないと何が撮れているか確認できないという迷宮組曲。

つーわけではやくもアップに関しては暗雲が・・。

それでもめげずにちらほらと写真を載せていきます。テーマは「人」。
「人」をたくさん載せてみたい。
あっ、私(俺)載ってる!、そんなプチ嬉しいようなまったりほのぼのページで。

Movable Type、便利よ。アップする時がラク。
導入までは面倒かもしれないけれど(自分は、意味も分からず例の如く見よう見まねで置いたら成功したラッキーマニュアルベイビー。)

*

昨日の火曜日は前回の授業で「絶対にこの日だけは遅刻とかしないようにお願いします。みなさんに大事なお話があります」ということだったので、早退して間に合うように学校に向かった。

会社から足早に駅に行き、電車を乗り換えると30分ばかしで到着することが判明。もちろん、うまく乗り換えられればなわけだけど。

さて、学校の教室。授業開始となるが殆ど誰も居ねぇ。おい、どういうことだ。他の連中は日本語が通じないってか。あれほど再確認した筈なのに半分以上居ないってのは。

しばらくすると先生登場。そして一言。「んーっ、皆さん仕事をお持ちで集まりも悪いようですのでしばらくお待ちしましょうか」だって。

うわっ。俺の早退劇はどうしてくれよう。

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2004年11月01日

Save the world

We don't want Bush baby.

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Posted by ko : 11:16 | コメント (0)
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