例えば野球のニュースなんかを観ていると、北海道の道民が日ハムの試合に一喜一憂したり、福岡の県民がダイエーの試合を観る為に足繁にドームに通い詰めたり、やっぱり阪神ファンの大阪っ子が縦縞の帽子を被って道頓堀でワイワイガヤガヤしている。
別にとりわけ野球が好きではないんだけど、そういう光景を観ると、なんか地元に密着したチームっていいなぁって思う。
恐れをなさずに言うなれば東京に密着したチームってないでしょ。
巨人?ヤクルト?。どちらもあんまりパッとしないし、(失礼、)盛り上がりに欠ける。
というよりはバックグラウンドとして東京のイメージが湧いてこないのかもしれない。
もし僕が─そんなことは月と太陽と惑星が並んでグランドなんとかクロスが生じたとしてもありえない話だけど─ある日突然としてジャイアンツの帽子を被って登場したとする。
でも果たして誰がこの人って東京シティボーイねって思うだろうか。思わないだろう。
その代わりに日ハムの帽子を被っていたら、おぅ、北海道ジャガバタ北の国から蛍っしょぉぉぉfrom富良野、となるわけだ。
極端すぎるかな。でもさ、そんなものじゃない?
いずれにせよ、それだけチームカラーに地元色が介在していることはいいことだ。
俺は東京の江戸っ子だからなんといっても〇〇ファンだぜぃと囁きたい。
日ハムのファン感謝デイのニュースを見てたらそんなことを思ひました。