11時ごろ、グラっと突然ビルが軋むとその直後に揺れた。
地震だ。結構揺れている時間が長い。
会社がある地域は埋め立て地なので“地層のどうしたこうしたっていう現象”で地面が流状化して危ないらしい。
そろそろ東京もヤバいのか。地震に対する心構えもしておかないと。
でも、どうしたらいいんだろうね。乾パンとか準備するといっても被災地の映像を見るとそれを取り出すのすらひどく億劫なぐらいめちゃめちゃな惨状だし。
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昼休み。
いつものようにサンクスに昼飯を買いに出掛けたらコンビニ前に止まっていた原チャリに跨ろうとしていたカレーなボーイを発見。TK野氏だ。
すぐに分かったのでダッシュで走り原チャリのシートに座った。
もちろん毛唐式に「ワッチャアップ」とファンキーな挨拶も添えて。
「うぉ。KO君ぢゃん」ときちんと(手旗信号っぽく)返答してくれるあたりがさすがです。そういえば近所で働いているのに会うのは初めてだよね。
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─最近の俺マイ・・─
・「スナッチ」DVD
・吉田修一「パークライフ」
「スナッチ」
かのブラッドピットがその脚本を見て惚れ込みすぐに出演依頼したというこの映画。彼自身は流浪民(パイキー)を演じて、裏ボクシングの試合で暴れる。役どころとして英語の発音がめちゃくちゃなキャラで、そのマジに下手くそな英語がやはり名演技。アップテンポに小気味よくダイアモンド強盗、NYのマフィアボス、ロシア人の武器商人、裏ボクシングプロモーターがドタバタと複雑に絡みながらある一匹の犬をキーポイントに大騒動を起こす。監督は「ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ」のガイ・リッチー。
「パークライフ」
表題の「パークライフ」と「Flowers」の2編の中編小説。相変わらず淡々とした日常生活に顕れる出来事をストーリーにするのが巧い。日比谷公園で休憩をするサラリーマンがふとしたことから地下鉄で乗り合わせた女性に話し掛ける。実はその女性も日比谷公園で・・・。
吉田修一のスターバックスカフェに関する考察は面白いよ。女性はちょっとむかっとするかもしれないけど。「パークライフ」に書かれるその神経的に過敏な台詞がたまらない。