先月の話で、すっかり忘れていた少しアンタイムリーな話題をひとつ。
4/29、西麻布の clubM で Kindzadza のライブが行われた。
初来日のこのユニットのライブは、それほどフライヤーをばら撒いていないちょっとしたネットワーク内のパーティでもあったので、案の定、ウザいギャル男やギャル達も居らず、見苦しくなかったので非常に楽しめた。
今回はディスカウントも取れ(多謝!)、それもけっこうな数でもあるということだったので、某珈琲のCMに出て、懐かしの芸能人と共演しているNチョーも一緒に入場をかますというスタートからワクワクする感じもあった。
ところで、clubM はたしか最初にオープンした時は、246通り沿いのベルコモンズ近くになかったっけ?(違う?)。まだアポロとかパイロンが青山にあった頃─10年前ぐらい─のボーイミーツガールな店じゃなかったかしら。
まあ、いいや。
閑話休題。
で、店の中をさっそく練り歩き。
地下1階が、アンビエントのブースで、もうそろそろ旧知の仲に近くなってしまったエミコと久々に遭遇。
なんでも今日はアンビエントを回すらしい。あまりにも久々だったので、びっくりした。マッサージもしているらしくて忙しそうでもあったので、ウシオと3人で近況を語り合い、ハグして別れる。それにしても一時より痩せて可愛くなったんじゃないのか。
喉も渇いているし、期待の週末でもある訳だし、呑まない理由はまるで無いということで、テキーラをバーカウンターで貰って、2人乗りのブランコで(クラブにあるのかね、普通)キーコキーコ乗ってはしゃいでいたら、キョウちゃん、キョウちゃんの旦那さん、マッキー、トモコちゃん、マキちゃんなんかが現われる。
一通り挨拶をする。マッキーがまた写真を撮っている。「今宵はデジカメじゃなくて〝写るんですよ〟なんだよ~」だって。熱心だな。見習いたいものである。
店は地下2階がフロアになっているので、さらに階段をおりると、マサキさん(5?才)が、例の独特の踊りで暴れていた。タフだなぁ。これもまた見習いたいものである。
音のほうはというと、Kindzadza のライブだけに他の出演者も重たいおどろおどろしいロシアンなトランスばかりで、音に集中しているとどんどん巻き込まれる。どちらかというとメロディラインが強調されているわけでもないので、気がつくと33曲ぐらい踊りぬいていたなんてのもざら。
で、メインの Kindzadza のあたりには、すっかりテキーラやらラムやらでベロンベロンになりくだっていて、どれがそのライブなのか分からなかった。
印象だけで感想を述べると、ダークな感じすぎて、アップアップな有り様だった。ゴアギルが頻繁に流すユニットだけれど、ゴアギルの手に掛かるともっとユニバースな全宇宙的な仕上がりなのに、ライブだとその奥行きがあまり感じられず、ごり押しが目立った気がした。ちょっと抽象的か。
まぁ、初来日でもあったので、アルバムにない曲もたくさんだったので、マルとしときましょう。
最後にひとつ、地下に抜ける階段の途中で腰を下ろしているガイジンと眼があったら、なんと、7年以上前にインド、ネパール、タイを一緒に旅行したスザンナだった。さすがにこればかりは驚いた。そのまま日本にも辿り着いてしばらくは我が家で居候していたこのコは、なんといまは西麻布でホステスをしているらしい。
何年ぶりに再会したんだかも分からない。たどたどしい日本語まで喋れるようになっていたし。びっくりすぎ。。
>Kindzadza@M
新種のウィルスかと思いました。
む。ういえばそうですね。ありそうな感じだ。
このユニットを聴く限り、踏まれたかないウィルスって感じでもあるんですけどw