日本語学校の教育実習生徒だったロイックさんとハンさんから電話が入る。
どうもいささか酔っ払っているらしく、後ろでカラオケが鳴り響き、ろれつの回らない口調で「ギャホホー、お元気かぁー?」とはしゃいでいる。
ギャホホじゃありませんよ、そんな日本語教えてないでしょと一瞬思ったりもしたが、そんな堅苦しいことを言っても仕方ないので、「超元気」と、まるで日本語を教える立場にいたとは思えないセリフを発して回答。
僕は教育実習では平均的な受け持ち数で、決して出場回数が多くはなかったのに、わりと生徒とは飯にいったり、呑みに行ったりと、課外授業のほうが熱心で、遊んだりしていた。
そんななかでも、謎のおとなしいヨーロッパ人風のロイックさん(実はそれが羊を被った○○だと分かるのはそう遠くはなかった)と、お酒大好きハンさん(オレンジレンジのカラオケが上手い)とは、特に頻繁に話したりした。
まったくのところ、この2人、授業じゃナメック星に潜伏しているサイヤ人みたいに気配を殺しているわけだが。
さて、聞けばロイックさんは念願の「彼女を連れてスイスに帰国」が叶ったらしく、来月にはもう帰国するらしい。ちょっと寂しいものである。
その関係で僕にも連絡をしてくれた。
で、ハンさんはまだ日本に滞在。
彼とは、先日以来、六本木に遊びに行こうぜと約束したわりには、まだ果たされていなかったりもするので、ロイック大暴れin六本木を計画してやろう。
イヒヒ。