新橋駅の銀座口から徒歩5分ほどにある「黄金乃舌」。
クリントン前大統領が訪れたり、財界の著名人がよく通う店。
ストイックなあまりに全国から狂想的に旨い魚の食材を集めて、最高の料理人が手がけた料理の数々は値段が高くあるにもかかわらず、常に人気を保っている。
店に入ると、まず通されるのが築地市場のような厨房。
氷に乗せられた岩牡蠣やカンパチ、その日の新鮮な魚を確認することができる。
1階がカウンター。2階は仕切りのある個室。店の名前に合わせるようにゴージャスな金ぴかの内装。
空間デザインは橋本夕紀夫(HP)。
で、写真は今晩の大蔵省ケンカネコ氏。
今宵は、とあることから大金を手にした彼の奢り。
うふふ、ごっちですっ。
さてまずはお通しと能登産の岩牡蠣(時価。この日は1個1500円)。
自家製のおろしポン酢を垂らし、レモンをキュット絞り食べる。旨い。海の滋養がたっぷりと含まれた岩牡蠣・・・。もうとろけちゃいそうだ。
これはウニ(2000円)。今日は殻つきウニはもう終了。
刷毛でタレをつけて…とのことだったけど、そんなの漬けてられませんっ。そのまま食べる。白目になってしまう。口の中でとろける旨さ。昇天。ため息がこぼれる。生うに最強。
こちらは噂の原口さんが作るという明太子(1200円)。
国産の特上のタラコを独自の極上の天然昆布出汁で漬け込んでいる。
それを惜しみなく炙ったのがこれ。
麦とは思えない焼酎、マヤンの呟きに合う。
ピリッとした辛味が味わい深い。白いご飯に乗っけて食べたくなるのをぐっと我慢。
こんな大きくて肉厚の蛤、見たことなーいと黄色い嬌声をあげてしまった。季節のお椀。
黄金コース(1万円)の始まり。
続いてお刺身。平目などを食べる。
鹿児島産の醤油でどうぞとの料理人の言葉ではあったが、甘い醤油なのでこちらでと辛口で食べる。プリプリしていて目が細くなる。
これはカンパチの焼き物。
脂がしっかりと乗っている身をほぐして特製おろし醤油に漬けて食べる。言
葉にならない。もう美味しさのあまり無言。これはまじでヤバイ旨さ。
焼き物の続きはフォアグラの茶碗蒸。
フォアグラの上に乗っているのがトリフュ。
茶碗蒸のなかには穴子の煮たのが入っている。
フォアグラのこってりとした旨みが茶碗蒸と相性がいい。
穴子がホクホクとしている。これも最強の絶品。
リーフサラダ。
土栽培ではなく水栽培で育てた野菜の数々。
土に養分を取られないから野菜の美味しさを存分に引き出せる、らしい。
苦味のあるリーフが箸やすめでナイス。
アワビステーキ。
なんていえばいいのかな、天国です。こりこりぷりぷりのアワビにソースがかかった一品。
セレブってこんなの食べているのかね。贅沢すぎるよ。噛めば噛むほどもうジューシーで海の香りが素晴らしくて・・・。付け合わせのサツマイモも甘みが清々しい。皮ごとペロリ。
そして握り寿司。
もうこのあたりになるとお腹もいっぱいなんだけど、絶品なのでどんどん食べられる。
専用の醤油でパクリ。トロ最高。
甘味はさっぱりとスイカと桃のコンポート。
桃の甘さが控えめだけどねっとりとして抜群。
他にも和牛の串焼きと焼き岩牡蠣なども・・・。
岩牡蠣の焼き物とかって、もう噛んだ瞬間溶けちゃうよ。どうしてくれよう。バンザーイしそうだ。
もう感嘆ばかりの食事だね。これ。
会計は4万6千円。ごちそうさまです、マジで。
吟味 黄金乃舌
港区新橋1-5-6 銀座第三誠和ビル1・2F
月~土17:00~27:00
日・祝17:00~24:00
黄金コース --\10000
(先付、季節のお椀、本日の焼き物、フォアグラの茶碗蒸、リーフサラダ、アワビステーキ、握り、甘味)
活け伊勢海老の炭火ウニソース焼き --\7000
烏賊飯(いかめし)--\4800
能登産岩牡蠣 --\時価(\1500ほど)
明太子炙 --\1200
エビス生ビール --\900
甲州シュールリー --\900
マヤンの呟き --\700
超ウマーそう!
私が最近食べた高級品は100g6000円のステーキ
でも牛肉はあまり...魚介(・∀・)イイ!!
ということで、職場のみんなにご馳走して!
気使わなくていいよw
>100g6000円
すごいね、これも。金塊とかの価格みたいだw
この店はコースのほうが安く付くのよね。ウニ丼とか8千円とかなので。ブーセレはこういうとこで毎日食べているのかなぁ。。。