レポート名: Shinjyuku association vol.3
Member: ko、ケンカネコ
Place: 大阪屋
Date: 2005年9月30日19時半
実はすでにカウントしてなくて、全然3回目じゃない〝シンジク会〟。
お馴染みのメンツによる会合。
季節は変わり、初夏から初秋に移るというのに成長しないのが我々。
今回もバッチシへこたれた会話で幕を開けて幕を閉じる。
所在なしにお好み焼きをつついてバカ話に花を咲かせていると、毒のない垂れ流される有線からこんな曲が。
無言 いくじなしね
無言 淋しがりね
かつての80年代アイドルが「目と目で 通じ合う そうゆう 仲になりたいわ」とブラウン管越しに歌った曲がまさにいま大阪屋で流れている。
私は思わず耳を疑った。なんというシンクロニシティ(意味ある偶然)であろうか。
聞こえているか、友人よ。
おい、これこそファンキーでソウルな気持ちではないか。
言葉の要らない関係。
こんなことができるのはラブラブな連中か、すこし頭の痛いキャラか、映画「A.I」の最後に出てくるエイリアンぐらいだ。
彼の望まんとする関係性への兆しがこんなところに転がっている。私はすっと胸をなでおろした。
何もコメントをしない私ではあったが、そのぶんジッと私は彼を見詰めた。きっと私が言わんとした助言に気付いてくれたのであろう。私のような人物で「目と目で 通じ合う」関係を練習するがよい。
そして、わがシンジク会のメンバーが前述の「すこし頭の痛いキャラ」ではないことを心から願う。
ちなみにその某アイドルは、その歌の続きで「明日 少し 勇気をだして視線 投げてみようかしら」とカワイク歌ってた。
どうか、彼の〝勇気をだした視線〟が空振りだけはしませんように。
大阪屋のお好み焼きのソースが目に染みる・・・。