実は都内に幾つか店舗のある「カフェ ハイチ」。
新宿ALTA地下で永らく営業していた店舗はどうやら閉店したようだ。四谷三丁目にもあり、こちらは意外と穴場で、ちょっと都心とは思えない鬱蒼とした雰囲気が良い。
また、新宿サブナード地下街にも店舗があって、どの店とも同じように陽気なカリブ海の音楽が流れている。
ハイチについて、ちょっと触れると、ハイチ共和国は中央アメリカ西インド諸島にある国で世界に2番目に貧しい国とも言われている。
正式名称は〝レピュブリク・ダイティ〟、通称〝ハイチ〟だ。
ハイチは、先住民の言葉で、「山ばかりの土地」を意味する。
フランスの植民地時代を経験しているため、ハイチの料理はフランス料理の要素と、カリブ海の料理の要素が融合している不思議なオリエンタルテイスト、である。
写真はドライカレー。
挽肉をスパイスで煮込んで炒めたドライカレーは、この店で一番有名で、プレート状の白米の上にどっさりとカレーが乗っているというモノ。
福神漬けに少々驚かされるけれど、これが意外と合うから面白い。
味はアッサリとしたドライカレーでそれほどスパイスが強くない。味の染みている挽肉と真っ白なご飯を一緒に食べるとバランスが取れる。噛むと不思議な味がする。
辛いような辛くないような・・・。どちらかというとショッパイような。
で、気がつくと病み付きになって、忘れた頃に突然と食べたくなるカレーがここのカレーだ。
食後に出されるハイチコーヒーは、すべてハイチのコーヒー豆を使い、現地の農園からの直輸入するこだわり。
キックの効いた酸味が少なく、苦味のあるハイチ豆は、ドライカレーを食べた後にもってこい。
ラム酒を垂らすのがハイチ流で、コーヒーと同時にラム酒の瓶がテーブルに置かれる。お好みでラムの風味と豆の香ばしさを。
カフェハイチ
新宿区歌舞伎町1 サブナード地下街
10:00~23:00(L.O.21:00)
ハイチ風ドライカレー --\893
(サラダ、コーヒーつき)