アメリカ映画のタブーのひとつに「犬が殺されない」というのがあるそうだ。
アメリカ映画で犬を殺すシーンがないとか。
そういえば、そうかもしれない。
犬を殺すなんていうのは、たしかに誉められるべきではなく野蛮で最低な行為だけれど、だったら他の動物ならいいのか?なんてことも思ってしまう。
それとも犬という動物はアメリカにとって何かの象徴なのだろうか。
変な部分に偏るアメリカの博愛主義だ。
そのタブーを破った唯一の例外が、「ターミネーター2」らしい。
たしかに未来からやってきた最新型ロボットが犬を殺したと思わせる1シーンがある。
もっとも殺害していると推測だけで、実際にそのシーンは映されていないけれど。
血のついた首輪の映像が流れるので、観客は『あぁ、犬が殺されたのね』と哀しくも想像をする。
さあ、実際にそのシーンは撮られたのか、それともそんなシーンは最初から存在しないのか、もし存在するとしたら、そのシーンは収録されることがあるのか。
ハリウッド映画のタブーを犯した「ターミネーター2」のエクストリーム・エディション」、発売。