2006年04月07日

蘇るガムランと誕生日を祝う

2月下旬だったか3月上旬だったかに、うっかり無くしてしまったガムランボールのボール─ガムランと同じ音色のする鈴─を、行き付けであるバーのマスターの恩恵に授かり、あらためて戴いた。

インドネシアのバリ島が第二の故郷であるこの店のマスターは、年に何回か2週間程度のバリ島での休暇を楽しみ、去年戴いたお土産はガムランボールだった。

すぐに皮ひもに結び付けて首から下げて音色に耳を傾け、また、お守りとして持てるので肌身離さず重宝していた。

ところが、ある日いつもどおり帰宅して首から外すと突然としてそのボールが無くなってしまったのだ。

僕はそのことについて少なからずショックを受けた。

なくしちゃっよ、マスターごめんねと、ある晩彼にそのことを話すと、「そっか、そっか。俺も無くしたことあるよ」と特に気にする様子もなくシェーカーを振るので、申し訳ないなと思いつつもスツールに腰掛けた。

それから1ヶ月程度経った晩、ひさびさに扉をくぐると、開店まもない時間だったからか、店内にはまだ誰もいなく、一番最初の客だった。

いつもどおりに挨拶をして上着を脱いで、何を呑もうかなと考えていると、マスターが「そうそう、ko君、ガムランボールの鈴、あげるよ」とポンと投げて渡してくれた。

どうやらマスターもガムランボールの籠のほうが壊れたことがあったらしくて、ボールを取っておいたそうだ。これで僕のガムランボールは息を吹き返すだろう。今度は無くさないようにしないと。

*
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さて、今日はspankin'氏の3x歳のお誕生日だ。

おめでとう。よき一年を。

ちなみに今日は鉄腕アトムの誕生日でもあるそうだ。
これは意外と知られていない事実なんだけれど、じつは、鉄腕アトムの歌の歌詞は谷川俊太郎が作詞している。

空を越えて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
こころやさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

十万馬力でいってみようじゃないか、ね。

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投稿者 ko : 2006年04月07日 19:19 | トラックバック(0)
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