僕が今年上半期(06年01月~06月)に強力プッシュしているバンドは、AlayaVijanaである。
2004年に1stアルバムをリリースして、2ndを2005年、そして3rdを今年と、コンタンスにアルバムをリリースしている日本人編成の民俗系のバンドだ。
ヨシダダイキチが奏でる面妖なシタールと、山川冬樹がシャウトするホーミー。
タブラやアフリカンパーカッションをひっさげて繰り出される音楽はまさに原始の鼓動といった感じ。
そのAlayaVijyanaの3rdアルバムのリリースパーティが、先日、表参道のCAYで行われたので、行って来た。
CAYは、表参道のSpiralの地下にある、レストラン兼クラブのような店。
日曜日の夕方からのリリースパーティだから、それほど人が来ないだろうだなんて思っていたのも束の間、あっというまにフロアに人が溢れる。
随所随所に見覚えのある顔もチラホラ。
サラーム海上のインドDJが、ゴリゴリとフロアを揺らし、特別レシピとして出されているフードコーナーのカレーが、スパイシーな香りを塵のように舞い散らしている。
一緒に遊びに来た肉弟氏とk456氏と共にフロアの前方に陣取って準備完了。
箱のキャパを越えた客動員数だったのか、スタッフが「前のほうから座って詰めてください」と悲痛なまでにアナウンス。
座ること3時間弱。何度かバンドの替えがありつつも、こんなにじっとして体育座りしたのは初めてだったので、頭の中で反復&復唱されるのは「俺はエコノミー症候群になりゃしないか」という心配事ばかり。
もしなったらどうしようと、心の準備に気持ちを注いだせいか、「僕、エコノミー症候群になっちゃった」というメールを誰ぐらいまでに送れば事足りるのか妄想ばかりしてしまって、ヘトヘトになる。
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さて、AlayaVijanaのライブ。妖艶なホーミーにヨシダダイキチのうにょんうにょんしたシタール。
頭がくらくらしてくる。山川冬樹のホーミーが痺れる。
顔に紫色のスポットが当たると恐ろしいくらい物の怪のような雰囲気を醸し出す。
本当にプログレっぽくてこのバンドは気持ちいい。
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結局、サラームさんのカレーは食えずじまい。
フロアを軽く流していたら、携帯が鳴り、今日同じくして遊びに来ていたという友人が、「表にいるので、おいでよ」ということなので、肉弟君と表にでて、しばしの閑談。あっというまの22時。
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帰りがけに、お腹が空いていたので、「我々ハ中国人アルヨ」という、世界はひとつ♪中国もひとつ♪のような全中華的なオールチャイニーズの店で冷やし坦々麺を食べる。
「お前に食わせる冷やし坦々麺はねぇ」とか言われなくてよかった。
誘ってもらってありがとう
そしてとちゅうでかえっちゃってごめんなさい
>カレー
うんめ~これだったよ
>サラーむさんDJ
はじめてききました。淡々とつないでたけどじっくり聴いてもよしBGMにしてもよしで個人的には一番理解ができる音楽というか親しみやすかった。
テクノみたいにストイックすぎずかといって陽気すぎず前後の曲ときちんとリンクされて物語をつくってて牧歌的なオペラというか親近感のなかにもさりげない荘厳さがあり、笑いあり踊りありの90分(女の)ってかんじでした。もっと長い時間ききたかった。
>AlayaVijana
当日の精神状態のせいだろうけど聞いててとてつもなく不安になりました。「でるとき鍵しめたっけ」とか「こたつ切ったっけ」とかそんなかんじでした。なので帰りました(そういうのが理由じゃないんだけど)
またさそってください
音楽とか食べ物とかについてもっと語りたいね。
>>カレー
くぅ、やっぱ美味しかったんですね。残念。悔しかったので、翌日、ココイチで唐揚カレー食べて鬱憤を晴らしてきましたよ!
>>さらーむ
ボインボインと低音が唸る感じが気持ちよかったっす。土管に住んでいる鈴木義司も真っ青。
>>AlayaVijana
祈りとか呪いとか祭壇とか想像してしまうバンドですよね。千切られたヤギの頭をフロアにぶん投げても不思議じゃない。
僕も不安になりました。.「社会の窓があいていたらどうしよ」そんなことばかり考えてしまって・・。
あー!
いやがった>K456くん
当日はカレーばっかり食べててゴメンナサイ
アラヤなヴィジャナさんすげかった。
メタルに近いものを感じました。
お誘いありがとう。そして高田馬場。