2006年06月28日

ノー・サムライ

個人個人のプレイがずば抜けているブラジル式サッカーを4年間続けると戦術と組織力は育たない。

今回の敗因はそこにある。

結果が全てのスポーツだからこそ、黄金世代を掲げて出場した日本の1次リーグ敗退は辛いものである。

きっとジーコが教えるサッカーはブラジルで通用するのだろう。

ただ残念なことに日本には合わない。

戦術のないサッカーを続けたにも関わらず、ジーコの采配を擁護する人が居るのだから驚く。

正直、無知としかいいようがない。そういう人は何を見ているのだろう?

通用しないサッカーをして危機を迎えた時に、個人のプレイで購えないサムシングを補うのが監督だからだ。

ほとんど采配いらずのブラジルとは訳が違う。

トルシエ監督が残した遺産を見事に食いつぶした4年間。

ワールドカップは、国のカラーがないと負ける。痛いほど身に染みた。

中田と川口が吼えた。そこだけに闘志があった。

空港で出迎えているサポーター。「ありがとう」?バカいうな。何がありがとうなもんか。

不甲斐なさ過ぎる結果に俺はフーリガンになろうと半ば決めかけたぞ。

甘い土壌の甘いサッカーをしていて、甘い声ばかりじゃ、たぶん、きっとダメだ。

それでもね・・・。それでも僕はサッカーが好き。本当に好き。これからもずっと。

罵詈雑言を吐いて、決まればケロッと誉める。悔しいさ。だから、僕は日本を応援する。

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投稿者 ko : 2006年06月28日 19:19 | トラックバック(0)
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