昔から、鯛焼きはここが美味しい!というと登場するのが、世に言う鯛焼き御三家で、人形町にある「柳屋」と麻布十番の「浪花屋総本店」、そして四谷にある「たいやき わかば」が鯛焼き界の3大トリオと呼ばれている。
四谷駅から徒歩5分。駿台予備校の斜め前にある小さい店の前は、毎日行列が絶えることがない。
昭和28年に営業して以来、四谷の甘味を支えてきた老舗である。
店内でお茶のサービスと一緒に食べられる席が3卓ほどあるだけなので、だいたいのお客さんは持ち帰っているか、その場でパクっと食べている。
持ち帰りのお客さんは10尾ばかし買うぐらいここの鯛焼きは人気があるのだ。
店内用のお皿のデザインに描かれた演劇評論家安藤鶴夫先生「鯛焼きのしっぽにはいつもあんこがありますやうに」をモットーにしているので、本当に尾っぽの先っぽまで、たっぷりとあんこがつまっている。
パリパリの香ばしい皮から飛び出すようにアツアツのあんこが顔を出す。皮の焼けた香りと蜜のような小豆のハーモニー。
甘さが控えめで、ほんのりとしょっぱいあんこは、豆のつぶの感触があるのに、とってもクリーミー。
クセになる味である。
事実、あんこを購入しているお客さんだっているぐらいである。
鯛焼きの型は、挿絵画家で有名な木村荘八の色紙が原型。
四谷界隈を散歩した日のついでにでも。
たいやき わかば
新宿区若葉1-10定休: 日曜
09:00 - 19:00
日曜定休
たいやき一尾 --\126
あんこ300g --\388
4月頃~10月頃
みたらしだんご --\105
あずきだんご --\105
夏季に、氷各種。
たいやきうまそう!
新宿(正確には渋谷区)の文化服装学院のすぐそばにおばちゃんがやってるたいやき屋があったんだよね。ナチュラルチーズたいやきってのを学校帰りにしょっちゅう食べてたよ。
私が文化行ってたの10年以上前だし、もうなくなってるかも?だけどさ。
たいやきって無性に食べたくなる時があるのよね。もうたいやき以外は考えられないっていう日が。
ナチュラルチーズたいやき、美味しそう!
うーむ、いかん、また食べたくなってきた。