フランスとイタリアがFIFA2006の決勝戦に駒を進めた。
フランス代表のジダンは、大会前に「残り7試合で私はキャリアを終える」と宣言していて、実際にその通りとなった。
準決勝ポルトガル戦でジダンが放ったPKが勝利へと導き、後半、若き天才、C・ロナルドが幾度となく叫んだ。
チャンスはたしかにあった。
それでも勝利の女神が微笑んだのはフランスだ。
試合終了後、フィーゴとジダンがユニフォームを交換した。アナウンサーが伝えたように、とても良いシーン。
涙が出そうになった。
さて、いよいよ今大会は決勝戦を迎える(3位決定戦も残っている)。
以前にも書いたわけだが、僕の手元にはモンテカルロで購入したフランスの〝勝蹴投票券〟が20ドル分ある。
掛率は7倍。
元金が戻るのでフランスが勝てば160ドルになる。
そして嘘みたいな話だけれども、友人の手元にはイタリアの〝勝蹴投票券〟が50ドル分ある。
掛率はこちらも同じく7倍。
50ドル×7倍+50ドルで、イタリアが優勝すれば400ドルになる。
つまりはどちらが勝っても我々はどんちゃん騒ぎなのだ。
それにしても僕の友人のギャンブルの嗅覚というのは素晴らしい。
万馬券を涼しい顔で当てたりと独特の吸引力を持っている。
僕だったら、ブラジルとアルゼンチンに賭けて散財していただろうと思う。
こういうのを才能と呼ぶのかもしれない。