2006年07月14日

惑星の旅

宇宙。

宇宙ってなんだろう。

時々そんなことを考えることがある。

宇宙で、最初の、感情を持ち笑うことが出来る生命体が僕らだとしたら、宇宙の拡がりはとっても孤独だ。地球人だけが宇宙に存在するという考え。

それとも、僕らとまだ見ぬ宇宙に散らばる生命体は、ただ離れたところにお互いが漂っていて、たまたま出会っていないだけ。

*
*

かつて、映画「2001年宇宙の旅」において、コンピューターHALは人間への企てを立てた。

キューブリックが誤りを犯したとするならば、それは彼が未来に幾ばくか期待を寄せすぎたという点。

映画上でデビッドがスター・チャイルドになった西暦を過ぎたし(今はもう2006年だ)、科学がまだ追いついていないとしても、我々は宇宙に近づいている。

きっとそこには何かがある。

そして、僕は宇宙を考える時に、どうしてか谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」を想い出す。

人類は小さな球の上で

眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしているか 僕は知らない
(或いはネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とはひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

(「二十億光年の孤独」より)

二十億光年へのちょっとした始まり。

http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/

知人が勤務している会社の製作したWeb。
できたらPCの音量をONで。

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投稿者 ko : 2006年07月14日 19:19 | トラックバック(0)
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