知人が公開しているダイエット日記にインスパイアされて、よし自分も・・・と、一発奮起した摂食のはずだったけれど、〝グルメの秋〟にダイエットするのは、禁欲中なのに巨乳に囲まれ、しかもおとなしくしていろと命令されているのと同じくらい酷というものであることが最近になって判明した。
決心だけはハリウッドレベルを誇りつつも、公約違反は政治家以下というだらけっぷりなお決まりコースで、バクバクと昨日も今日も飯を食って酒を呑んでいる。
さすがに、これじゃイカンと思い、日曜日、代々木公園で開催していたアースデイで、自然農法がどうのこうのっていう玄米(500円/㌔)を購入した。
アレコレ調べてみると、世の中はどうやらいろんな場面で便利になったようで、特別な炊き方をしなくても、電子ジャーに〝玄米〟のボタンさえあれば、あとは機械がどうにかしてくれるらしい。
文明社会である。
コジカ君から借りパク中の電子ジャーにもたしかそんなボタンがあったけ。研ぎかたも、サラっと水洗いをするだけでOKのようだ。
玄米に白ゴマなんぞを振りかけて、一汁一菜に心がけ、オカズを豆腐オンリーにして、最終的には、霞を食って生活している仙人みたいになりたいと思う今日この頃だ。
と、ここまで書いた後に、今週は新宿で天ぷら三昧という、まるで肥満体験コースともいえそうな食事会があるのを思い出した。
しかし、まあ、1日ぐらいはよいではないか。お代官様がウイスパーモードで囁く。そこの染物屋の娘よ、近こう寄れ。越後屋、お主もワルよのう・・・。
秋の夜長は楽しいことばかり。