2006年11月02日

ロン・リディム

ロン・リディム(Little Tempo : カッティングエッジ 1999)

サイレント・ポエツ脱退後の土生剛と白水生路が中心となり、HAKASE(元フィッシュマンズ)や春野高広(サイレント・ポエツ)らが加わり、多彩なメンバーを固めつつあるLittle Tempo。

結成から13年経つ、ゆる~くてなごめるダブのバンドだ。

スティール・パンが奏でる爽やかな音は、まるでさざ波のように耳の奥底までザブ~ンザブ~ンと届き、身体中の全細胞を弛緩させ、気持ちよくしてくれる。

もし貴方がまだ彼らの音を聴いたことがなく、Little Tempoのナンバーを初めて耳にする機会に恵まれたら、きっと「日本にこんなバンドがあったんだ」としきりに感心するだろう。

1999年発売の「ロン・リディム」はリトテンのエッセンスが詰め込まれた最高のアルバム。入門編として聴くにはこの一枚だ。

彼らが放つボサノバ、ラテン、そしてユルユルのレゲエサウンドは、究極のアーリー・サマーチューンである。

夏の訪れを予感した、心地よい風の吹きぬける初夏の午後に。

blank_space
投稿者 ko : 2006年11月02日 19:19 | トラックバック(0)
コメント
blank_space
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






blank_space
Trackback
blank_space
Powered by
blank_space