来週の週末に、南アルプス市の実家に帰省することになった。23日が祝日で、24日が平日の金曜、そして土日に続くという〝飛び石連休〟で、24日は全日休むわけにいかないので、いささかタイトなスケジュールが予想される。
祖父の13回忌にあたる親戚同士の集まりだから、粗相がないように心掛けたい。
夏以来の帰省となる今回の交通手段は、高速バスを使ってみようと考えた。
僕の田舎は甲府駅から離れている上に、路線バスが少ないから、1本でもバスを逃すと甲府駅で往生することが多いのだ。
そして、最近の高速バスの発展は目を見張るものがあって、僕の田舎宅から僅か10分程度のところに停留所がある。また、料金が良心的で、往復料金が4000円程度とCP率もよい。だから高速バスがラクなのである。
さて、この季節の山梨は、南瓜の美味しい頃で、ほうとうと呼ばれる郷土料理が旨い。
煮干で出汁をとり、味噌を溶かして南瓜や人参の野菜を放り込み、極広麺のうどんを煮込んだ料理。
熱々のほうとうに唐辛子をぱらりと振りかけて一口啜れば、八ヶ岳の山頂から吹く北風にだって負けない。
愉しみである。