2006年11月16日

文字変換あれこれ

時々、パソコンというものは腐った文字変換をしてくれる代物で、特に会社でどこぞの誰かが勝手にIMEに登録をしてしまうと、恐ろしい変換をしてくれる。

例えば、僕が会社で以前使っていた端末には、どうしてか「よろしく」という文字が「夜露死苦」と登録されていて、僕はうっかりと「夜露死苦お願いします」と、社外の人にメールを出してしまいそうになったことがある。

それ以外にも、果たしてこの文字って一体なんて読むの?というものがあったりするので、ちょっとまとめてみた。

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時々とか代々木とかに含まれている「々」。
僕はこの文字を単体で使いたいときは、「日々」と入力して、そのあとに「日」だけを消して使っていた。deltazulu君は「佐々木」と入力して消していたらしい。

ググってみると、この文字は「どう」若しくは「くりかえし」と文字変換すると、単体ででてくるようだ。

「くりかえし」には、他にも「ゝ」や「〃」「ゞ」「ヽ」「ヾ」と豊富に揃っているので、まあ、この文字を変換すれば、ひとまずはヒットするだろう。

一方、「どう」には「〃」「仝」がある。こういった読み方が存在するようで存在しない文字を語学上には、〝踊り字〟といって、<日本文字表記で使用される約物(特殊記号)の一つで、々・ヽ・ゝなどの記号を指す>とウィキペディアでは説明している。

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10時~とかにある「~」。
僕の知人が電話を掛けてきて『ねぇ、ちょっとさ、パソコンで、真ん中ににょろってなっているのってどうやって出せばいいの?』と訊ねてきたのが、この「~」。

「から」で文字変換するか、シフトを押しながらキーボードの「へ」を叩けばでてくる。

それにしても『真ん中ににょろ』っていう表現は、なんだかムーミン谷のようで奥ゆかしいね。

ちなみに彼曰く「チルダ」は『上ににょろ』だそうだ。

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大人/小人の「小人」。
じつはこれ、「こども」と入力しても変換されない。「しょうじん」か「こびと」で文字変換しないとダメだ。

小人症という病気もあるのだから、非常にデリカシーを必要とする言葉でもあるようだけれど、けっこう温泉施設や公共料金では使われている表現である。

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さまざまな「単位」。
そのまんまである。僕はあんまり使ったことがない。ずばり「たんい」と変換すれば、あらかた出てくる。

「㌦」「㍑」「㌃」「㍗」「㌍」「㍉」「㌻」「㌧」「㌫」・・・etcと長くなるので割愛。

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それでも見当たらないときは「きごう」で。
まあ、2ちゃんねらあたりではいまさらなわけだけれど、「きごう」と変換すれば、いわゆる「ターンA」である「∀」など盛りだくさんだ。これも大量なので割愛。

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等記号じゃない、なんとなしに使っちゃう「≒」。
わりと頻繁に僕は使いたがる傾向がある「≒」。

「きごう」で変換しても出てくるのだけれど、いささか優先度が低い。「きんじ」と変換すれば出てくるようだ。

もちろん「きんじ」というのは「近似」のこと。

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やっぱり、『真ん中ににょろ』はツボだなぁ。伝えようという意気込みと、その表現が抜群である。

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投稿者 ko : 2006年11月16日 19:19 | トラックバック(0)
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