2007年05月22日

甘いお酒も悪くない

僕の周りのヨッパライどもは、真の酒飲み(酒豪)の最終到着駅は<辛口>だという。

日本酒やワインは然り、渋めの<辛口>というのが、身体に馴染み、その味を追求するんだとか。一方、赤玉ワイン(懐かしいね)のたぐいやウメッシュだとかは、通からしてみたら、まるでなっていないらしい。

そんな連中に「ワインはなんつっても葡萄ジュースみたいに甘くないとダメっすよ」と言おうものなら、通が試合前の天龍のような目つきになり、甘党はボッコボッコにされたあげく、す巻きになってしまったなんていうひどい話も聞く。

それぐらい、酒豪達は<辛口>を尊ぶ。

さて、そんな他愛もない話を自分自身に照らし合わせてみると、酒席の機会は右肩上がりで増える割には、辛口志向に走るわけでもなく、別に甘いのとか辛いのとかをそれほど気にしたことがない。むしろワインなんてのは甘いほうが好みで、辛口ワインなんてのは苦いぐらいにしか思えないし、シャンペンなんかはサイダーみたいな味のほうが大好きである。

そして、いま一押しの甘いお酒がコレ。

先週末の土曜、六本木の箱で知り合いがパーティをすると伺っていたので、いつもどおりバーでDJした後に顔を出した。

バーテンさんに六本木行く前に気つけに一杯何か作って貰うようお願いしたところ、「こんなの呑んでみます?」と出してくれたのが、スターバックスのリキュールだった。

例のスタバのロゴが入っているオフホワイトのボトル。なかなかお洒落な瓶である。

バーテンさんの話によると、2004年にシアトルで発売されるや否や、一気に口コミでその美味しさについての噂が広まったらしい。なにしろスタバのコーヒーのみを使用して作られたリキュールということもあり、カルーアに比べると、コーヒーの香りが雲泥の差で醸し出されていて、コクがかなりあるのだ。

僕はオンザロックで飲んだんだけど、まるで極上の深みある珈琲牛乳を飲んでいるかのようだった。

日本では一部のデパートで購入できたり、「スターバックスコーヒーリキュール」でググるとヒットする。

米国でもスタバ店舗では販売されていなく、酒専門店で取り扱っているんだとか(まあ、酒を店舗で取り扱うライセンスの問題も絡んでいるのかと思うが)。

甘党諸君には、ぜひ。

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投稿者 ko : 2007年05月22日 19:19 | トラックバック(0)
コメント

お酒屋さんで、『スターバックス・コーヒーリキュール』と『スターバックス・クリームリキュール』を見かけたので、さっそく買ってきました。
スターバックスのコーヒーリキュールは、今まで発売されているほかのものに比べ、よりコーヒーそのものの香りを感じる気がします。しっかりローストされたコーヒーの、豊かかなコクと、ほろ苦さをもとより、炒りたてのコーヒー豆の、ポップコーンのような香ばしさ、甘皮から出てくる、硫黄っぽい香りなど、単なるほろ苦いコーヒーリキュールと違って、とってもリアル。結構気に入りました。
クリームリキュールは、キャラメル・マキャラート風味。生クリームをたっぷり入れたカフェ・オレに、キャラメルの風味、とっても滑らかで、クリーミーです。クッキーのようなほのかな塩味もあって、これはいくら飲んでも飲み飽きません。葉巻、とくに、クリーミーなモンテクリストとの相性は最高でしたよ。

Posted by: 泡盛マイスター at 2007年06月03日 16:10

泡盛マイスターさん、初めまして~。コメントありがとうございます。

スタバリキュールご購入されたんですね。僕もずっとハマっています。あのコクがいいですよねぇ。
まさに炒りたてのコーヒーの味わいです。

僕は煙草が吸えないので、葉巻の世界が分からないのですが、組み合わせ的に最高と聞いたらなんだか興味が湧いてきちゃいました。

Posted by: ko at 2007年06月04日 17:34
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