2007年05月24日

沼袋「たんど~る」

若かりし20代前半からインドを訪れていた自分としては、やはり本場のカレーを食べたこともあって(つーか、カレーしかない)、日本でインドカレー屋に行ったとしても、なかなか心を許せる店がそんなにあるわけではない。ましてや、梅干が入っているカレーだの黒ゴマを使用したカレーで和の食材を使ってみただなんていう、何処かに転がっていそうな話が舞い込むや否や、そんなのには目も向けやしなかった。

ところが、今回紹介する店に限っては襟を正してこれからも食べてもよさそうである。西武新宿線沼袋駅から徒歩15秒に位置する「たんど~る」というカレー屋さんだ。ホームから店の看板が見えるので迷うこともない。

店主は、アジャンタやガンガーパレスや天竺屋で10年に渡りカレーを探求し続けた方で、和食系の食材を使っているからといって、それは決してトリッキーな話題性ばかりではなく、味はずばり、本格派である。テレビや雑誌の取材が絶えないというのも頷ける。

20070524a
写真はチキンピクルスとパパード(630円)。

ヨーグルトと何種類ものスパイスで漬け込まれたチキンは驚くほど柔らかくて、酸味が少し効いたカレー味のチキンピクルスはスターターとしてうってつけ。パパード(インドの薄焼きおせんべい)の塩加減も絶妙。

20070524b
チーズ風味の黒ゴマキーマカレー(1150円)。

マサラに黒ゴマペーストがコラボレーションしたという、日本とインドの食材が見事に調和したカレー。チーズのこってり感が程よく旨みを演出している。和のテイストが盛り込まれているのに、あくまでもインドカレーとして主張している辛さとカレー独自の香りと風味がお見事。病みつきになる一品。

20070524c
豚ひき肉のキーマカレー(980円)。

辛さを追及したい人向けの味。「たんど~る」で一番辛いのがこのメニューらしい。油の量が抑えてあるらしく、比較的に軽く食べられるのに、味は予断を許さない本格的なキーマの味。香ばしいスパイスが食欲をそそる。チーズナンで食べるとヤバいぐらいに手が止まらない。

たんど~る
中野区沼袋1-8-22 ヤマニビル2F
12:00~14:30 / 18:00~22:00
月曜 定休(火曜はディナーのみ)

タンドリーチキン
1ピース --\530
2ピース --\1000
チキンマライティッカ
2ピース --\420
4ピース --\800
チキンマライティッカの黒ゴマ焼き 
2ピース --\580
4ピース --\1100
チキンマライティッカのチーズ焼き
2ピース --\580
4ピース --\1100

鶏肉の梅カレー --\1100
具沢山の野菜カレー --\950
豚ひき肉のキーマカレー --\980
黒ゴマキーマカレー --\1150
炭火焼き鶏肉の黒ゴマカレー --\980
炭火焼き鶏肉のクリームチーズカレー --\1000

ナン --\320
ガーリックナン --\370
スパイスライス --\220

チャイ --\480

HP

blank_space
投稿者 ko : 2007年05月24日 19:19 | トラックバック(0)
コメント
blank_space
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






blank_space
Trackback
blank_space
Powered by
blank_space