PSYBABA邸のベランダ園芸部は、屋上シリーズのイタリアントマトがこないだの収穫以降から全滅に差し掛かっていて、一向に新芽と花が咲かないのである。かろうじて1個だけ申し訳なさそうにトマトがぶら下がっているという状態。
一方、胡瓜は壊滅に近かったのに7月終盤になったら息を吹き返した。モブログにあるようにニョッキニョッキ胡瓜が育つのである。
ベランダのハーブ(青しそとバジル)は心配要らず。さすが強い植物だ。こちらもワサワサ育っている。
そしてアブラムシと日夜闘っているのが唐辛子。アブラムシどもは小さな花が咲いた瞬間にエサ見つけ!と言わんばかりにわらわらと食いつぶそうとする手ごわい連中だ。天敵のてんとう虫が胡瓜のとこにたくさん居たので、せっせと大陸移動させたけれども気まぐれなのかパタパタと飛んでちゃった。
それでも幾つかの花は唐辛子の実となり豊作には程遠くとも色づいてきた。ドSな態度で挑むとMな唐辛子はどんどん辛くなるという話も聞いたので、水やりを少なくしたりとすっかりご主人様気分である。
収穫した唐辛子は、小さいながらもムッチリとしていてかなり赤い。
1本だけ試しに取ったのでペペロンチーノで堪能することにした。にんにくを潰したついでに、冷蔵庫で見つけたエシャレットもみじん切りにして、唐辛子も小さく刻む。唐辛子は刻めば刻むほど辛味が増すのだ。
たっぷりのお湯でパスタを茹でる。アルデンテに仕上がったところでオリーブオイルで炒めた具材と一気に絡める。味付けは単純に塩コショウ。
出来上がったペペロンチーノはシンプルだけれども腰の入った辛さが直撃だ。
扇風機を回して麦茶をグイっと飲む。なかなか順調に育ったようである。
F川さんに教えて貰った「白身魚の刺身を唐辛子醤油で戴く」という真夏の魅惑的献立は、次回の収穫までお預けしておこう。こちらもかなり楽しみである。