2007年09月05日

神保町「まんてん」

神保町駅A5出口を降りて徒歩3分。カレー屋「まんてん」は今日もまた学生やサラリーマンの熱気で賑わっている。
学生街・神田に位置するので学生が多い、というのだけが理由じゃない。なんと「まんてん」のカレーは400円、大盛りは50円増し、カツカレーが550円とかなり破格の値段なのだ。

並盛りの時点で他の店だったら大盛りなんじゃ・・・?というかなりのボリューム。大盛りを食べるには、いささかの勇気が必要である。

近所の学生が試験で赤点を取らないように願をこめて命名された店名(=満点)からして若者の心強い味方だ。

20070905a
カツカレー(550円)。

揚げ物は常に揚げたてが乗っかって登場する。「カツカレー!」と告げること1分。最初に登場するのは、スプーンが差してあるお冷とほんのり甘めのアイスコーヒー。

アイスコーヒーに思わず手が出てしまいそうだが、あえてここは我慢したい。通常のカレーライスにカツが乗っているのではなく、さらにカレーがかかっているので「カレーが足りない」という事態に陥ることはほとんど発生しない。

挽肉がたっぷり入ったトロトロのカレーは懐かしい味だ。辛味は決して妥協していないけれど、辛いっていうほどでもないので、辛さが足らなかったらテーブルにある赤唐辛子の粉を加えてオリジナルにしてもいい。もちろん黄金色のカツはサックリ。具に絡めてガッツリ食べるのが似合う。

大学生だった頃、学校に通わずに神田の古本街で古本を探したり中古アルバムを漁ったりしたりしていた。歩き回ってヘトヘトになり、喫茶店に通うぐらいだったらもう一冊本を買うというぐらいだったのに、やっぱり腹が減ったら動けもしないので、お腹がグウと鳴り始めたら「まんてん」でカツカレーを食べた。

ちっちゃなアイスコーヒーをクイっと一気に飲んで長居をせずに店を出る。そういう店だ。

ひさびさの「まんてん」のカレーは、やっぱり「まんてん」にしか出せない味で懐かしく、熱々なカツも申し分ない。10数年前と変わらず美味しかった。なんというか本当に学生街の味である。

まんてん
千代田区神田神保町1-54
地下鉄神保町駅A5出口から徒歩5分 
11:00~20:00
定休、日曜祝日

カレー --\400
大盛りカレー --\450
シュウマイカレー --\500
ソーセージカレー --\500
コロッケカレー --\500
カツカレー --\550

blank_space
投稿者 ko : 2007年09月05日 19:19 | トラックバック(0)
コメント
blank_space
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






blank_space
Trackback
blank_space
Powered by
blank_space