2007年09月11日

それ戴き!

学生の頃は一緒にデタラメしていた友人がエコロジーに目覚めてから十数ヶ月が経とうとしている。

何かと耐性が出来やすい人だったので、そろそろ効き目も薄れる頃か?と思うもそうではないようで、いまも<マイ箸>がどうとか<駅前のゴミ>があーだとか毎日騒いでいる。六本木のアマンドで暴れてしょっぴかれたり、かのクラブ「CODE」で出禁になるとか海辺でカップラーメン食ったら中身ごと捨てて顰蹙を浴びるとか伝説だらけなのに人というのは歳月を重ねれば変わるものである。

僕の周りのエコロジストの多くがそうであるように、彼もまた毎日の自分の行動に酔いしれて北へ南へと布教活動に忙しい。

ワンクリックで救える命があるように、回りくどくブチブチと理由をつけて行動しないよりも偽善が素晴らしいのは、結局はそれが結果に結びつく行為だからだ。

地球は誰がどんな理由でやさしいのかやさしくないのかは知ったことではなく、<結果的にやさしい人>が地球にとって一番やさしい。

そうはいっても、なかなか胡散臭いというか酔いしれている人相手にエコロジーをするのはめんどくさい。

「僕がきっかけになってみんなを気づかせてあげられたらいいんだ」と彼は言った。いい事言ってんでしょー、俺っていう顔して。なんだか突然目の前でゴミ捨てたくなったけど、大人なのでここはグッと我慢してその台詞は今度の合コンで使ってやろうと誓った。

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投稿者 ko : 2007年09月11日 19:19 | トラックバック(0)
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