2007年11月27日

野方「かわむら」

新宿駅から西武新宿線を各駅停車で15分程度、野方駅に到着する。その野方駅から徒歩2分、バスロータリー近くにあるのが「かわむら」だ。

北海道沼田産のそば粉8割つなぎ2割の蕎麦は連日賑わうほどの人気である。それもそのはずで、「かわむら」の店主は、「築地さらしな」のお弟子さんなどで構成されている「築地さらしなの里~里会」の若手ホープとして名を上げているのだ。

「築地さらしな」といえば、遡ること120年前、明治32年に麻布永坂更科(現・更科堀井)で15年間修行した初代が開業したお店で、いまも築地で店を構えている。

20071127a
写真は、親子せいろ(1100円)。

店の入口に「新そば始めました」とある通り、登場した蕎麦は芳醇な蕎麦本来の馨りを放っている。

親子せいろは、鶏肉とトロトロに溶けた千住ねぎを焼き玉子で閉じ、鰹出汁のツユで戴く蕎麦のことである。鶏肉から滲み出る肉汁が鼻腔をくすぐり食欲をそそる。そして甘くとろけ出す千住ねぎとのハーモニー。濃厚なツユが蕎麦に絡み、焼き玉子が口の中で弾ける。

絶品である。季節に合わせた蕎麦が定評あり、寒い時期の牡蠣そばもかなりのものらしい。

手打ちそば「かわむら」
東京都中野区野方5-3野方WIZ2F
11:30~15:00/17:30~22:00(LO21:45)
水曜および第三火曜、定休

深川そば --\1300
親子せいろ --\1100
もりそば --\700
ざるそば --\800
田舎そば --\800

五種のきのこそば(冬季限定) --\1260
牡蠣そば(冬季限定) --\1390
季節の天もりそば・天かけそば
(岩手牡蠣・舞茸・エリンギ・しめじなどの天種とおそば) --\1600

その他、天種やつまみ、地酒や日本酒など多数。

築地さらしなの里~里会

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投稿者 ko : 2007年11月27日 19:19 | トラックバック(0)
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