4年ほど海外に生活していた同級生が東京に拠点を戻したということだったので、せっかくだから海外の暮らしぶりについて伺ってみた。
オーストラリアでの生活が楽しかったらしく、月に一度は必ずホームパーティを自宅で開催していたようだ。誰彼全てがそのような生活なので、週末にはパーティのお誘いが絶えず舞い込んで来るらしい。
笑ってしまったのは、映画に出てくるワンシーンの通り、自宅にはこじんまりとしたプールが完備されていて、ハシャいで飛び込んでしまう奴が必ず現れ(ベタだなぁ)、庭ではバーベーキュー、自宅の1階ではDJセットがあり、踊るか吐くかして乱痴気が当たり前だとか。
「ヘーーイ、キャサリン、君のウインクで月が半分に欠けちゃって驚いたよ」などとジョークも飛ばしているのだろうか。
古典的ながらも楽しいにちがいない。
そして、それはチャポラにある鬱蒼とした─太陽が今世紀中には差し込まないだろう─ゲストハウスの一室に6人ほどのレイバーが集り、円になって座った瞬間にケ※ミ☆が登場して、否応なしに心が彷徨う宴よりはよほど健康的そうではある。