男のつまみというと、手っ取り早くて、安くて、適当でありながらも旨くて酒に合うっていうことになるだろうか。こだわりのレシピなんてものは存在しない、ざっけな食べ物で、極端な表現を借りてしまえば、最大限に手抜きした手料理だ。
独身生活のお供のつまみは、同時にアウトドアでも、およそ比類ないほど活躍を見せてくれる。そんな男同士だから許される、ガードの低いレシピを今日は紹介。
火力すら使わない。僕は先日キャンプインした新島で、初日に大雨にぶち当たり、わずかに足が伸ばせる程度のテントでランタンを灯しつつ、野郎2人で、こんな料理をを盃片手につまんでいた。
緊急避難的なおっさん料理だ。しかも酒用の。
それを野郎のレシピと名付ける以外にどう呼ぶのだろう。
▼材料
--さばの缶詰(水煮)
--塩コショウ
--マヨネーズ
▼レシピ
1.さばの水煮の封をあける
2.缶詰内の水を切れるだけ切る(切ったほうが絶対に旨い)
3.塩コショウをお好みでふりかけ、マヨネーズを適量入れる
4.箸でかき回す
たったこれだけ。
おそらくは3分くらいで料理が完成するだろう。
しかし、侮るなかれ。まるでさばの水煮が、コンビーフのように生まれ変わること間違いなし。
食べ物にイチャモンつけることに関してはミシェラン並みの男が言うのだから保証する。マヨネーズの酸味と塩コショウの味つけ、そこにたっぷりとしたさばが混ざり合わさる。
日本酒・焼酎・ビール、とにかく酒が進むのだ。ぜひ、一度。