2008年07月22日

朝のお勤め

早起きは三文の徳なんて言葉があるように、朝っていうのは思いがけないサムシングがハップンしたりする。

僕は朝の5時に、路上にてノーブラ姿で鼻歌を歌う20代前半だろう可愛い女子を見たことがあるので、本当に昔の人は上手いことを言うんだなあと感心する。

さて、平日の仕事日においても、朝の時間は大変貴重で、僕にとってのそれは、今日の仕事における全般的運用やら、趣味の世界での求道的な探究心など、冴えた脳みそで考えることのできる重要な時間である。

会社の始まる時間は9時なのだけれども、最寄の駅に到着するのは大体8時15分~20分。混雑のラッシュを避ける為と、朝の時間を確保するためにこの時間の出勤となる。

実際のところラッシュは酷いので、理にかなったりだ。

仕事の始まる時間まで随分と時間があるのは、まっすぐ会社に向かわないので喫茶店に立ち寄っているからである。この時間こそが一日を決定してその週を捉えて、積み重なり、人生の指針となったりするのだ。

オフィスのビルの1階にサンマルクカフェがテナントで入っており、毎朝このカフェで「プレミアムアイスカフェラテM」を注文する。エクセシオールカフェも入っていて、何度かサンマルクと二者択一に頭を抱えたが、サンマルクが一歩リードである。

ゆったりとした独立型のソファと騒がしくないjazz音楽。そしてたっぷりとミルクが注がれたプレミアムアイスカフェラテ。ガラス越しに映る爽やかな朝の風景。

この環境こそが脳内のシナプスをグイグイと刺激してくれるのだ。残念だけれど他のカフェだと、なかなかこうはいかない。

特にソファは硬すぎず柔らかすぎず何とも心地よい按配で、物事を思考するのにこれ程向いているソファはないんじゃないかという設計である。

プレミアムアイスカフェラテは300円する。朝から300円を使うなんていい度胸である。

僕は根が貧乏性なので、朝から300円使うことを放蕩の極致と考えちゃって、ついつい「いいのだろうか、こんな贅沢をして・・・」と悩むのだけれども、仕事で抱えているプロジェクトの行く末に関するアイデアが浮かんだり、日々の暮らしにおけるナイス発想が生まれたり、週末の遊びのスケジュールが沸いたりするので、決して高くはない。

むしろ300円で貴重な発想が生まれるのだから、最近では安いとまで考えている。

浮かんできたイメージはそれぞれ自分の脳内のフォルダに<ToDo>と<TASK>、<TIPS>、<What should I do <How should I be>とざっくりと分けて、プライオリティの格付けをしていく。もちろん脳内の出来事なので、このあたりはきっちりと決められているわけではない。感覚的に処理するのだ。

主体的で柔軟な発想、つまり創造性のある思考が朝の数十分で作られる。

あとはその生まれたイメージを逃がさないよう、なぞらえて可視化し具現化していくだけである。

まさに早起きは三文の徳だ。

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投稿者 ko : 2008年07月22日 21:21 | トラックバック(0)
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