当時最年少の芥川賞を受賞した村上龍の「限りなく透明に近いブルー」という小説の舞台となった街といえば、東京の福生である。横田米軍基地があるこの街は、当時の旺盛ほどではないにしろ、アメリカのような、それでいて何処の国にも属さないような、まさに基地の街そのものの風景である。
しょっちゅう取り壊されていると耳にするけれど、米軍ハウスもそこかしこで健在だ。
環状16号沿いには、古着屋だったり米軍放出の軍モノを取り扱う店だったり、アメリカ中古家具屋だったりが並んでいる。そして「カフェ ドゥ シャルダン」は横田基地第二ゲートと第五ゲートの中間あたりに位置するケーキ屋さんである。
ひときわ目立つカントリー調の山小屋で営まれているので、ドライブしていても散歩がてらに歩いていても分かるだろう。
「カフェ ドゥ シャルダン」、フランス語で庭を意味するこの店では、国産小麦はもちろんのこと、自然卵、未精製砂糖と、とことん素材にこだわる徹底ぶりで、しつこさのまるで無い生クリームを舐めれば、うんうんと頷けてしまう。
サブレシューは、注文してからカスタードクリームを注入しているので、とってもサクサク。ふわふわでありながら濃厚な乳白のカスタードクリームとは、抜群の相性。併設しているテラスのカフェでオーガニックの珈琲をくゆらせていると、都会の喧騒なんてすっかり忘れてしまいそうである。ケーキも450円くらいでかなりお手頃価格である。
「カフェ ドゥ シャルダン」
福生市福生2403-1
10:00~19:30
毎月曜、第2第4火曜、定休
サブレシュー --\140
各ケーキ --\300~450円前後
─HP─
福生に来てたのか~。このカフェ、うちから車で10分くらい。たまに行くよ。また遊びに来る際は是非ご一報を!
えーー?マジで? 福生だったの、お家?
なんか最近米軍ハウスいいなあと探していたりしていたのよね。まあ空きなんて全然なくて見つからないんだけど。
わりと福生に出没しているから、今度メシ行きましょ。
PS さっき駅前でばったりとGatyoに会いましたw