2008年10月14日

箱根仙石原「腸詰屋」

<箱根を訪れたら是非立ち寄りたい店>で一位を取り、哀川翔などの芸能人のご贔屓もあって、たびたびマスメディアでも取り上げられるのが、ここ「腸詰屋」である。

箱根登山バスの仙石原の停留所近く、箱根登山鉄道だったら強羅駅から車で20分のところにも関わらず、週末となれば客足が絶えることはない。防腐剤や増量剤など添加物を使わずに百年以上継承されたドイツの技術を以って作り上げられるハムとソーセージは、ハム業界のオリンピック(かどうかは知らないけれど)とまで謳われる<ドイツDLGコンテスト>で堂々の金賞を受賞している。お土産として出来たてのソーセージなどが買えたり配送できたりするだけではなく、イートインコーナーで焼きたてのソーセージや生ハムをはさんだサンドウィッチが食べられる。

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写真は玉ねぎとオニオンを挟んだ生ハムサンドウィッチ(700円)。

玉ねぎと生ハムの相性がいいのは周知の事実。トマトと生ハムが黄金コンビなのは周知の事実。玉ねぎとトマトと生ハムがサンドウィッチのトリオなのはいうまでもない。つまり、腸詰屋のイートインで700円出して食べるこれが不味いわけはないのだ。熟成された生ハムの塩気が少し辛いシャキッとした玉ねぎに包まれる。仙石原あたりを散歩して少し小腹が空いたなと思いが浮かんできたら、ぜひともここで食べて欲しい。このサンドウィッチを。

手が込んだ調理なんてしていないけれど、四の五の言わずに旨いのだ。そう、本当に。

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こちらはソーセージサンド(400円)。

バンズに熱々のソーセージを挟んだだけのシンプルなサンドウィッチ。飾り気なんてなくて、豪傑で野性味なサンドウィッチをえいっと齧ると言葉を失い、途端にビールが呑みたくなってくるのだ。素っ気ないだけに素材がしっかりしていないと味がついてこないとはこういうことか。じっくり焼きあがったソーセージはジューシーでムチムチしている。ハーブが芳醇な香りを醸し出し、厳選された肉が踊る。バンズで拭うように食べると、なんていっても幸せなのだ。

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「腸詰屋」
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原228
10:00~18:00
水曜定休

お土産のハムやソーセージは全て手作りのため、
グラムで量って1つ1つ計算。イートインコーナーで
気軽に食べられる。


HP

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投稿者 ko : 2008年10月14日 21:21 | トラックバック(0)
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