西武線「飯能駅」から県道70号線を名栗方面に30分ほどばかり走ると、あたりはすっかりと森林に囲まれて、郊外とはいえ通勤圏内の筈だからとすっかり驚かされることになる。
河のせせらぎが耳を潤わせてきたら、そこにあるのが「さわらびの湯」である。
地場産業で盛んな西川材がたっぷりと使用された山小屋風の温泉は、内風呂に露天風呂にサウナと揃っており、なんと言っても木々に囲まれた風景が心地いい。森林浴なんて言葉がすっかりと色褪せてしまって言葉の重みが感じられない時代になってきたけれど、木々を目の前にして湯に浸かると、やっぱり肩の筋肉がほぐれてうっとりするのだ。
泉質はPH9.11のアルカリ性単純泉で、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛など。
タオルは販売のみになるので持参したほうが無難だ。
「さわらびの湯」
埼玉県飯能市下名栗685
10:00~18:00
第一水曜、定休
小中学生 --\400
大人 --\800
タオル(販売のみ) --\200
By Car
※圏央道狭山・日高ICから国道299号線で「飯能市内へ」。
飯能市内より先は県道70号線(飯能下名栗線)にて名栗方面へ
市内より約30分。
By Train
※西武池袋線「飯能駅下車」飯能駅より名栗車庫、
名郷、湯ノ沢行きバス(国際興業バス)乗車(約45分)
「さわらびの湯」バス停下車。
─HP─