2008年11月25日

写真展─共鳴する静かな眼差し

ブラジルへの移民100周年(だそうだ)を記念して、写真を機に両国の交流を深めようというこの企画。

森山大道がブラジルはサンパウロの姿を写し出し、ミゲル・リオ=ブランコが東京を写す。日常に潜むちょっとした暴力性が露呈する。森山大道の写真の圧倒さをまるで覆い被すかのようにミゲル・リオ=ブランコが東京をえぐり出す。早速週末に訪れてみたが、個人的にはミゲル・リオ=ブランコの写真がもっと見たかったぐらいである。そして写真展を出た時に思うのが、カメラは残酷だということ。弱者の視点から撮るとかそういう意味ではない。ファインダーから覗く絵に意味性を持ってはいけない。意味は嫌でもあとから追ってくる。絶対に。

■会期:2008年10月22日(水)~2009年1月12日(月・祝)
■休館日:月曜日(ただし、11月3日・24日、1月12日は開館、11月4日・25日、12月28日~1月1日は休館)
■開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
■場所:東京都現代美術館 企画展示室B2F
■観覧料:一般900円(720円)/ 学生700円(560円)/ 中高校・65歳以上600円(480円)

詳細

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投稿者 ko : 2008年11月25日 21:21 | トラックバック(0)
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