2008年12月23日

─2008年俺マイTop10─

順不同でココロに残った映画やら音楽やらアイテムやらをつらつらと。

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表参道「DJ稼業」
通しで1年、レギュラーでDJをした表参道のバー。4月から完全にダイニングバーとして営業をするということで、DJブースも撤退。それでも、かけがえのない経験を得た。音楽なんていうのは回すより回されるモノと捉えていたので(高校時代のしょっぱいアマチュアバンド時代を除いて)、知識も何もない僕にDJのチャンスを与えてくれた知人に感謝である。僕は彼らより一回り以上も年下の若造。色々と学ぶことが多い。また超本職DJのM君、今の会社で遡ること7年ほど前、なんにも分からなかった新人の僕にオブザーブをしてくれた最初の先輩である。これまた奇遇に隣の駅に住んでいらっしゃる。そのM君からDJ中にたくさんの事を学んだ。一緒にDJ稼業にお付き合いしていただきありがとう。これもまた縁を通じてのことである。

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身上変化「断髪式」
腰の位置まであった長髪をバッサリと切った。モブログにあるように今はせいぜい耳にかかるぐらいの髪型である。僕はおんなじ床屋しか行かないので、履歴を見てみたら7年ぶりだそうだ。予約も取らないまま平日の午前中にやってきた僕は、正直異様だった、1ヵ月半に1回のペースで訪れることとなった理容師さんは後に述懐していた。髪を切って何が楽かというと肩が凝らないね。それとシャンプーがすげー楽。ただ、寝癖がなぁ。結んでハイ完了ってわけにはいかないのが辛い。

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仕事「転職」
仕事内容はそのままで、もっとプロジェクトに関わる感じで転職。給与体系も年俸制。ナスは年2回。端的に言うと引き抜かれたのかな(で、いいのか?)最初のうちは戸惑ったけれど、社内社外の、「え、アノ有名人?」と一緒に仕事が出来たり、省庁の「うわ、こんなに偉い人?」と物事を進めたりするのは楽しい。自身のスキルにもなるしね。しかしまあ、俺がサラリーマンになるとは・・。いったい何処の誰が想像できたであろうか。ちなみにネクタイは初日しか着けていません。だってビジネスカジュアルでいいみたいだから。

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新島「キャンプイン」
もう毎年の恒例になっている新島のキャンプイン。5月1日~5日まで訪れて、平均睡眠時間は3時間。毎日が漫画みたいな世界である。船で一泊するんだけれど、去年島で出会ったJちゃんに会う。もう偶然というか縁というか。そんなんで初日からボトル数本空けて大宴会。Jちゃんなんて酔っ払って深夜の海に飛び込もうとするし、朝になったらみんなヘベレケだし、おまけに台風が直撃で荷物がどうにかなっちゃうし。それでもみんな大爆笑。島では毎年のお馴染みメンバーが大集合。焚き火をしてみんなでツマミを食べて踊って呑んで、フラフラになりながら浜辺までダッシュして、朝7時にたたき起こされて朝市に出かけて。夕方にはサンセットを眺めて、また夜に集まって。最終日、船上で僕の相棒はだんだん離れる島を見て泣いた。そして大きな声で「ありがとう~っ」と。僕にはその涙の意味がとっても分かる。島で出会ったみんなも分かるだろう。来年もまた訪れる予定だ。

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スノーピーク「アメニティドーム」
2005年ごろからコールマン一点張りのテントグッズムードから離れ、スノーピークに強く惹かれるようになってきた。日本のブランドだからこそ出来る匠の技。テントの中で苦にならない便利なアイデア。アメニティドームは、僅か9キロ程度で5人は収納が可能のテントである。機能的な前室はスペースを確実に確保でき、フライシート、ボトムの耐水圧はランドブリーズシリーズ同等の1,800mmである。パーティに持っていっても楽チンだし、設営にも時間が掛からない。2人で余裕で建てられる。スノーピークは決して値段を下げないし、それほど廉価で売っているところもない。職人気質のメーカーで、そんな企業の方向性も好きなのである。これから人生の間であと何回テントを買い換えるか買い足すのだろうか。スノーピークを選ぶだろう。来年の島には持ってきますよ。

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伊豆「ナチュラルスマイル」
去年に引き続き2回目のナチュラルスマイル。伊豆のスカイラインにある某廃墟で開催されたパーティである。このパーティ会場にゾッコンとなって今年も中秋の季節に踊り明かした。標高がかなり高く、パーティ会場からは熱海の夜景が一望できて、背中には大きく聳え立つ富士山。ゆるい野原のような芝生のパーティ会場で、満天の星空が包んでくれる。これ以上のロケーションは、10数年パーティに通っているけれど、東京近郊では皆無だと思う。やっぱりオールドトランサーとしては富士山への思い入れが強いので、霊峰を眺めながら踊る、あるいは霊峰をバックにして音と戯れるというのは極めて大事なことなのだ。そして夜景。絶景である。朝方に近所に住むG君カップルに出くわしたのは爆笑だったね。あんまり憶えていないみたいだけれど。
※この某廃墟は、NGOが管理していたんだけれど、来年から国が管理することなり、パーティ会場として使用することは事実上不可能になったらしい。また一つ伝説の会場になってしまう模様。

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北九州「秋出張」
9月の最終週に今年も北九州のセンタに出張。今回は同僚のdelta君も同行である。delta君は飛行機にめったに乗らないということで、搭乗中少し揺れるだけでおしっこをチビりそうになっていた。僕は彼の手をそっと握り、大丈夫だよ、ちゃんと着陸するからねと介添えしていたというのは嘘で、相変わらずガースカ寝ていた。
今回のセンタへの業務は決して明るくない話題もあったんだけれど、みんなが迎えてくれたので涙が出そうになった。黒崎で飲み明かし、2軒目には思い切り記憶を欠落させ、翌日には大海原が眺められる温泉へ。また来年も行く機会がある筈だから、また遊びましょう。

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ギア「iPhone」
日本でも遂に発売となったiPhoneを3台目の携帯として入手。私用ケータイに業務用ケータイに加えてiPhoneである。まるで一昔のテレクラ業者みたいな怪しさ。3ついるのかと訊かれても困るのだが、仕事柄必要なのである。さて、iPhoneはモバイルインターネット元年と謳われているだけあって、まさにネットのための端末である。フルブラウザなので、3Gで気の向くままにググれるし、何処に至ってネットし放題。SMSはチャット形式でまるで飽きない。グーグルマップが搭載されていてGPSがついているから、初めての街を歩くのにも地図が不要。電車の中でyoutubeが見れてipodが使える。まだ無料のアプリしかDLしていないが、こんなのがあって楽しいですよ。「産経新聞アプリ」、マスメディアで旋風を起こしたこのアプリは、なんと驚くなかれ、今日の新聞が丸まるスキャンされていて閲覧可能なのだ。「あなたのiPhoneに、新聞を 配達 します」という衝撃的なキャッチフレーズは伊達じゃない。僕は通勤中、iPhoneで新聞を読んでいる。まるでドラえもんの世界だ。ビジネスシーンで活躍するアプリもファイナンス系アプリあるし、まさに何でもござれである。音ネタで言うと、iPhone向けのDJアプリ「iPJ-Lite」が秀逸。タッチパネルを使ってターンテーブルやDJ用音楽再生機同様のDJプレイを実現するソフトウェアで、これも無料。TAPもできてCUEもあり、エフェクタもついている。iPhone2台とミキサーがあればDJできちゃうのだ。

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トラベル「箱根」
今年は2回ほど旅行した箱根。観光ばかりの箱根を避けて10年以上行っていなかったけれど、久々に訪れてみると、やはり温泉は抜群である。芦ノ湖近くの宿に泊まれば釣ったばかりのワカサギを目の前で天ぷらにしてくれて、露天風呂で日々の疲れをほぐす。美術館めぐりも愉しいし、湯めぐりもオツである。冬は冬らしく真っ白な雪に包まれて、それはそれで自然を堪能できるけれど、箱根はやはり秋がいい。すすきが黄金の大海原のごとく巡らされているのは必見だ。そのうち箱根に別荘を持ちたいんだけれど、どうにかならないかな。金でも貯めようかしら。

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マキシマムザホルモン「爪爪爪」
「爪爪爪」と「F」と「kill all the 394」の3曲入っているミニアルバム。3曲目は某SNSを歌い上げているアレである。たまたま観ていたスペースシャワーの特集がマキシマムザホルモンで、「爪爪爪」のPVだった。もうこれで一発でノックアウト。もうね、自分の音楽史で一番ロックだった時代、90年代前半のエッセンスがぎっしりなのだ。パンテラのごとくのデス声、初期NOFXのようなメロディとアンニュイじゃない時代のレッチリのフリーを髣髴させるベース、どれをとっても血が騒ぐ。実はsublimeのブラッドが死んだ年にロスに行って自分のロックを閉じたんだけれど、90年代初頭はスカンジナビア系(いまでいうスウェーデン音源)のミクスチャーとかメロコアをかなり収集していた時代なのだ。なので、ついついそんな頃を思ってしまう音であるだ。とにかくこの「爪爪爪」は最強である。嗚呼、ロックは久々に聴くといいな。

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そんなこんなで、来年もWalk this wayで。

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投稿者 ko : 2008年12月23日 21:21 | トラックバック(0)
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