テレビや雑誌のラーメン特集で必ずと言っていいほど登場するのが、神奈川の秦野に本店を構えている「なんつっ亭」だ。熊本で一年間修行の後、1997年に開業し、真っ黒なマー油で名を轟かせている。
食べたいと思いつつも、都心から離れているだけになかなか足を運べないのだが、支店が都内にあり、品川駅高輪口から徒歩2分にある「品達-麺達七人衆」で食べられる。
写真はらーめん(700円)。
丼にたっぷりと浮かんでいるのは秘伝のマー油。7種類の揚げ方で揚げたニンニクにごま油をブレンドして作るという凝ったもので、絶妙のニンニク風味が漂う。スープは、ゲンコツの骨の中の髄が出やすいよう骨を全て割り、24時間ぐつぐつと圧力をかけて煮込んで不純物を取り除いたというスープ。臭みがまるでなく、クリーミーな味わいで、マー油を混ぜると格別にスープにコクが生まれる。かなり徹底している。
僕的にはある程度の臭みがあるところに<豚骨らしさ>が相重なるとも思っているので、少々パンチが足りないと感じだけれど、クセになる味というのは間違いなし。
「なんつっ亭 弐」
港区高輪3-26-20
11:00~23:00
無休
らーめん --\700
ねぎらーめん --\900
ちゃーしゅーめん --\900
辛味噌ラーメン --\800
ねぎちゃーしゅーめん --\980