2009年06月21日

新橋「ポンヌフ」

おじ様達のディズニーランド、サラリーマンの原宿(但し酒の)といえば新橋で、今宵もまた次の暖簾を目指して梯子酒をする姿は、すっかり名物化している。新橋の昼の姿はそれほどテレビでは特集されないけれども、勤労諸氏でお昼時もしっかりと賑わっている。旨いつまみを出す酒場がランチをやっていたりして、それでいてボリュームたっぷりだったりするのだ。

個人的には会社のカフェテラスを利用しているので、ランチだからといって駅前に出向くことはそうない。それでも2ヶ月に1回くらいは食べることがあるので、新橋らしいこの店をご紹介。新橋第一ビルという、昭和の懐かしい風景を残している酒場ビルの1階にある、これまた昭和ライクな喫茶店だ。

その名を「ポンヌフ」と言う。

昭和41年のビル竣工した当時から営業しているというので、もうかれこれ40年近くの老舗ということになる。ここの名物ランチはずばり、ナポリタンとハンバーグだ。ナポリタン界の王様と名高いナポリタン。今日ばかりはメタボなんて言葉はこの際忘れよう、そんなボリュームである。

サービスランチは、3点セットの「ポンヌフバーグ、コーヒー、自家製プリン」が1020円、ハンバーグサンドのセットが1020円、ハンバーグスパゲティのセットが1100円である。

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こちらがポンヌフバーグセット(1020円)

まるで学生街で登場しそうな量である。このあと自家製プリンが果たしてお腹に収まるのだろうか。そんな一抹の不安がよぎってくる。

喫茶店界のナポリタンの王様の味、それはとても懐かしい味である。太いスパゲティ麺に絡むケチャップ。マッシュルームとハムがどかんと混ざっている。

それをハンバーグを崩しながら食べるのだ。玉ねぎがたっぷりのハンバーグは肉汁をしたたらせて、スパゲティと一体化していく。下品かもしれないけど、これが王道なのである。そしてロールパン。なぜロールパンなのかさておいて、深く悩まずにスパゲティをパンに挟もう。身体を動かす仕事じゃないのにいいのかしら。。。

まあ、そんな悩みも今日だけは忘れよう。だって、この衝撃的なポンヌフバーグを完食したら自家製プリンが待っているのだから。

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そして、こちらが自家製プリン。

カラメルが苦めなのが、またいいのである。ハンバーグとスパゲティとのギャップが新鮮で、ふんわりと柔らかく牛乳の香りがするのが自家製って感じで、すんなりと胃袋に納まってくれる。これぞ新橋ランチの真髄。

ちなみに13時に食べると20時半までお腹がまるで空かず。残業していても苦にならなかったり。強烈である。

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ポンヌフ
港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F
9:30~20:00
日曜定休

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投稿者 ko : 2009年06月21日 21:21 | トラックバック(0)
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