高円寺の北口にある「DIZZ」という本格炭火焼串焼き専門店で、日曜限定20食で出していた鶏皮煮込みつけ麺は、人気ぶりが凄くてあっという間に売り切れ、幻の一杯とまで噂されていた。そのつけ麺がなんと毎日食べられる店があるという。
西武新宿線野方駅から徒歩1分ところにある「鶏皮煮込みつけそば専門店常吉」だ。カウンターが10席ほど並ぶ店は2009年6月にオープンした。
写真は「今日のつまみ」の鶏皮ポン酢(200円)
自家製麺は茹で上がるまで8分掛かるので、つまみとビールで喉を潤す。日替わりのつまみは鶏皮ポン酢。こりこりっとした鶏皮に柚子胡椒をつけて口に運ぶ。サッパリとしつつも滋養溢れる味が広がる。
こちらは鶏皮煮込みつけ麺中250グラム(700円)
時間を掛けて茹でる麺はむっちりとした太麺で食べ応え抜群。そしてこのつけ汁。まさにもつ煮込みの煮汁。そこにたっぷりの魚粉が盛り上げられている。ニンジンや大根、コンニャクが具材として顔を出す。鶏皮のコッテリとした旨味と味噌が一体となり、甘みのあるコク深いつけ汁に仕上げている。太麺との相性がすこぶる良い。麺に絡みつくつけ汁は煮込み系なんだけれども、不思議と違和感がないのだ。お酒のあとに無性に食べたくなる一杯である。
常吉
東京都中野区野方5-30-9
17:30~23:30
鶏皮煮込みつけそば
小200g --\700
中250g --\700
大300g --\700
鶏皮辛煮込みつけそば
小200g --\700
中250g --\700
大300g --\700
ライス --\100
チャーシュー2枚 --\100
味玉うずら3個 --\100
あと飯(あげ玉つき) --\100